オリコでお金を借りようとお考えのあなた、他とは違うオリコの特徴をご存知でしょうか?オリコは信販系のカードローン。信販系だからこそ、気をつけたいことがあります。
信販系って、消費者金融系や銀行系とはどう違うのでしょう?また審査は他と比べて通りやすいのでしょうか?
オリコで申込むなら誰もが抑えておきたい審査のコツを、一気にご説明します!
申込む前に知りたい!オリコの審査って厳しい?甘い?
オリコの審査は、他と比べて甘いのでしょうか?それとも厳しいのでしょうか?そこでオリコカードローン”クレスト”の利用条件を見ながら、その審査基準を探っていきましょう。
オリコの金利は消費者金融と同じ?
そこでオリコカードローン”クレスト”の金利と、その他の業者の金利を比較してみましょう。
カードローン | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
オリコ”クレスト” | 10万円~500万円 | 4.5%~18.0% |
アコム | 1万円~800万円 | 3.0%~18.0% |
バンクイック | 10万円~500万円 | 4.6%~14.6% |
金利を見る限り、オリコカードローンは銀行カードローンのバンクイックよりも大手消費者金融のアコムと近いですね。従って審査基準も、おおよそ大手消費者金融並みと考えることができそうです。
オリコはどんな人が申込めるの?
次に、クレストの利用条件を見てみましょう。
- パート・アルバイトでも申込める
- 本人に収入がないと申込めない(専業主婦は不可)
「専業主婦は不可」は消費者金融に共通する利用条件で、銀行カードローンの場合は本人収入がなくても申込めます。
このことからも、オリコカードローンの審査基準は、消費者金融とほぼ同じくらいだと予測することができます。
オリコカードローン”クレスト”の特徴って?
カードローンには以下の3種類がありますが、クレストは信販系カードローンです。次に、信販系カードローンとしてのオリコの特徴を見ていきましょう。
- 消費者金融系カードローン
- 銀行系カードローン
- 信販系カードローン
オリコは総量規制がかかる!
信販系の企業は、消費者金融と同様に貸金業法の下で営業しています。つまり信販系の企業でお金を借りると、消費者金融と同様に総量規制がかかってきます。
これが信販系と消費者金融系との共通点であり、銀行系との相違点です。
従って他での借入のある方は、オリコで審査を受ける前に必ず借入残高の総額を確認しておくことが必要です。
総量規制の対象である借入総額があなたの年収の1/3以下でないと、オリコの審査には絶対に通りません。
クレジットカードのキャッシング利用額
+)今回オリコで借りる予定の金額
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計額 < あなたの年収の1/3
オリコ”クレスト”はクレジットカードとどう違うの?
ところでオリコにはクレジットカード(オリコカード)もありますが、こちらはオリコカードローン”クレスト”とは別物です。同じ会社なのでややこしいのですが、「カードローン」と「クレジットカード」では、機能やサービス面で大きな差があります。
オリコにはカードローンとクレジットカードがある
「オリコクレジットカード」と「オリコカードローンクレスト」の比較一覧を作成しましたので、両者を混同しないようご確認ください。
オリコクレジットカード | オリコカードローン”クレスト” |
---|---|
ショッピング機能がある | 借入しかできない |
付帯サービスがある | 借入しかできない |
海外でも使える | 国内利用のみ |
ポイントシステムがある | ポイントはつかない |
年会費がかかる場合もある | 年会費一切不要 |
またオリコカード(クレジットカード)の種類は多彩で、黒いカードフェイスが人気の通常タイプや女性向けのデザイン、電子マネー機能付きなど、様々なカードを選ぶことができます。
クレジットカードのキャッシングとは?
しかしクレジットカードにもキャッシング機能がありますから、お金を借りることができます。そこでオリコカード(クレジットカード)では、どのような条件で借りれるのかを見てみましょう。
下表は通常のオリコカードのキャッシングの条件です。金利は”クレスト”と変わりませんが、最高限度額は低いので、こちらの方が審査には通りやすいと考えられます。
限度額 | 金利 |
---|---|
10万円~100万円 | 15.0%~18.0% |
しかしお金を借りることだけが目的なら、やはり”クレスト”が良いでしょう。500万円まで借入可能ですし、増額によって金利を4.5%まで抑えることも可能です。
でも審査の通りやすさや付帯機能のことも考えれば、クレジットカードもお薦めです。ポイントが貯まることなど、利用の楽しさも広がります。
えっこれも!?あなたもオリコで審査を受けたことがある?
オリコカードローンがどんなものなのか、ここまででおおよそのことが解って頂けたと思います。しかしまだひとつ、重要なことが残っています。
「今回オリコは初めて」と言う方も、実際には過去に何度かオリコで審査を受けているかもしれません。また意外なところで、既にオリコのお世話になっている可能性もあるのです。
最後に、信販系のオリコだからこそ気をつけたい審査のポイントをご説明したいと思います。
銀行カードローンの保証会社がオリコ?
実は信販系の企業は、自社の商品だけでなく、銀行など様々なローンの保証を行っています。
オリコも全国で保証業務を展開しており、みずほ銀行カードローンを始め、このように多数の金融機関に関わっています。
・83の銀行
・338の信用金庫・信用組合
・129の金融機関
カードローンだけでなく、フリーローンや教育ローン、リフォームローンやカーローンなど、普段よく利用される貸付の保証を行っているので、あなたも一度くらいはオリコの審査を受けている可能性があるのです。
もしもあなたがその審査に落ちたのだとしたら、今回も同じ理由で審査に落ちる可能性もあります。
また審査に通った場合も、利用中に延滞などがなかったかどうかを思い出してみてください。ひょっとしたら、それが今回の審査に直接影響する可能性があります。
家賃を滞納するとオリコの審査に落ちる!?
またオリコは、賃貸住宅の保証業務も行っているのをご存知でしょうか?もしもあなたの入居審査をしたのがオリコだったとしたら、家賃の支払い状況がカードローン審査に影響するかもしれません。
本来は金融関連の審査と入居審査は全く別物なので、通常は互いの情報が行き来することはないのですが、非常に悪質な利用者となるとまた話は別です。
例えば家賃の踏み倒しをした人なら、家賃保証の分野ではブラック扱いになっている可能性があります。
こういった問題のある入居者が、お金を貸す上でも要注意人物扱いになるのは当然のことでしょう。家賃保証と金融保証の両方に携わるオリコが、カードローン審査で不動産部門のブラック情報を参照しないとは言い切れないのです。
オリコなど信販系の企業は、家賃以外にも様々な月謝や会員料金の収集に関わっています。フィットネスクラブの料金未納がカードローン審査にも影響する・・・これから先は、こんなことも起こってくるかもしれませんね。
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