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大学生の時からリボキャッシング、住宅ローンに影響は…?

大学生時代からお金をたくさん持っていた人っていますよね。たくさんお金を持っているというのはそれだけ余裕のある場合が多いですが、たまに見せ金と言って実際はお金を借りてきただけなのにたくさん持っているように見せる人もいたりします。

そういう人は借金をかなりしていて、リボ払いを続けてきているという人もいるでしょう。大学生の時から借金、そしてリボ払いとなると将来の住宅ローンや自動車ローンを組むときにも影響するかもしれないと考えている人も多いと思います。

実際その辺りの将来的なローンというのはどのくらい影響があるものなのでしょうか。

リボ払いは安全?危険?

借金をしている人は少なくありませんが、その中でよく出てくるワードとしてリボ払いというのがあります。リボ払いはネットで調べてもらえればたくさんの事例が出てきますが、あまりいいように言われていないのが現状です。

リボ払いとは一体何か?というと、いわゆる消費者金融やカードローンでの支払い方法はリボ払いです。つまり毎月決まった金額をちゃんと支払って、利息と元金を減らしていくというような方法がリボ払いというものなのです。

「じゃあいつもの通りじゃないか」というとそのとおりなのですが、どうしてリボ払いという名前があるかというとクレジットカードの支払の時にこのリボ払いが選べるのです。リボ払いを選べば、毎月決まった金額だけを返済すればOKになります。

使いすぎてしまう人などは一括返済がかなり厳しくなりますので、後でリボ払いに変更して支払える金額だけを支払うというような方法に切り替えられます。もちろん金利もつくので返済は長くかかりますが一回あたりの返済は楽になります。

これがリボ払いと言われるもので、消費者金融や銀行系カードローンを使っている人からしたら、当たり前に使っているものであるといえるでしょう。なのでどうしてこれが悪く言われるのかわからないと思います。

リボ払いが悪く言われる理由

ではどうしてネットでリボ払いが悪く言われているのでしょうか。だいたい多くの意見を集約すると、下記のようなことが言われています。

  • 際限なくカードを使ってしまうから
  • 返済が長くなってしまうから
  • 金利が余計にかかってしまうから

この辺りの理由が多いようです。

確かに金利が余計にかかってしまうというのはあります。リボ払いの場合はおおよそ18%か15%というようなものが多いです。このくらいの金利を支払ってリボ払いにしたら、支払金額も多くなってしまうし、分割払いなので返済が長くなるのはその通りです。

そして際限なくカードを使ってしまうという人も中にはいるでしょう。支払いを先延ばしにするということはそれだけ枠があるだけ、ずっと買物をすることが出来るということになります。例えば10万円使っても2万円の支払いというように。

こうなるとたくさん使ってしまいかねないというのはそのとおりでしょう。しかし、リボ払いも気をつけて使えばちゃんと利用価値はありますし、返済しても返済しても元金が減らないというようなことはないのでそこまで怖いものではありません。

むしろ消費者金融や銀行系カードローンでは当たり前に使われていることです。そして銀行系カードローンや消費者金融でも、やはり与えられた枠をすべて使って借入をして、返済をしていくというのは厳しい物があります。

だからこそ計画的に利用しなければならないと言われているわけです。それはクレジットカードのリボ払いも同じです。計画的に使わなければ、リボ払いであっても他の方法でも同じです。結局計画的かどうかが重要なだけです。

つまりリボ払いはネットで言われているほど、さほど悪いものではないのです。

大学生の借金はいいのか

ではもう一つの議論である大学生の借金です。大学生のうちに借金をするなんてけしからん、そのような声もあるかもしれません。大学生は勉強をすることが仕事ですから、それ以外のことをするのはダメだというような考え方もあるでしょう。

しかし大学生は遊びも含めていろいろな経験をする場でもあります。その時にお金があるのと無いのとでは全然経験できることは違うでしょう。であれば、借入をするということも計画的な範囲であれば問題はないといえるのではないでしょうか。

ただし全ての人がそう思っているわけではありませんし、消費者金融や銀行系カードローンも全てが大学生に貸出をするような良い業者ばかりではありません。中には大学生への貸出をしないところもありますし、選ばないと借りられないでしょう。

もし大学生で借入をするというのであれば、カードローンを選ぶときに気をつけないといけないことは二つです。

  • カードローンの審査に通るかどうか
  • 借入限度額が小さくなりがちなこと

この二つは気をつけておかないといけません。大学生が借入をする時というのは、普通の社会人の人が借り入れをするよりも審査が厳しくなりがちなのです。それは大学生が返済能力が低いからで、稼いでいないと考えられているからです。

一般的に毎日働いて稼いでいる人よりも、大学生がカードローンを使いにくいというのは当然のことでしょう。アルバイトくらいしか出来ないわけですし、借金もしにくくなって当然です。ただ、借金をする事自体が出来ない場合もあります。

それが業者によるのです。大手の業者などは親の了解があればできるけれども、親の了解がないならできないといったところもあるくらいです。また仮に親の了解があったとしても貸してもらえないというところも厳しいところではあると言われます。

つまりまずは学生でも借りられるところを探さないといけません。もし大手にないとしたら後は中小の学生ローンを使うしか無いでしょう。ここなら親の了解もいらず、借入をすることが出来るところが多いですから、オススメできます。

もちろん変な業者も多いですから、変な業者に当たらないようにしなければなりません。そして審査が通って無事に借入ができるとなっても枠は小さいものになりがちです。だいたい10万円から多くても50万円くらいまでしか借入は難しいでしょう。

これも返済可能性が低いということから来ています。返済できるということを示すためにも、たくさんアルバイトをしておかないとダメでしょう。もしくは親が肩代わりしてくれるということを約束しておかないと借りにくいです。

とにかく大学生というのは借金をしにくいので注意しておいてください。

住宅ローンへの影響について

ではもしもリボ払いでたくさんクレジットカードを使っていたり、いろいろな借金をしていたという大学生が、社会人になって住宅ローンを組もうとした時に影響というのはあるのか?というと、実はいい影響と悪い影響の両方があるとされています。

悪い影響のほうが大きそうな気もしますが、ちゃんとしておけばいい影響が出るということもありますので、それはしっかりとわかった上で借入を使うといいでしょう。リボ払いも特に気をつけて使っていれば悪い影響を避ける事が出来ます。

住宅ローンに悪い影響

まず住宅ローンに悪い影響についてですが、こちらはわかりやすいでしょう。ローンが組めないという影響があります。仮にリボ払いをしている借金がまだ残っている、クレジットカードの支払を毎月しているとなると、悪い影響が出ます。

場合によっては住宅ローンが組めないということもありえます。住宅ローンが組めないことは出来る限り避けたいと思うでしょうが、それであれば先ずは借金をゼロにしておくべきでしょう。クレジットカードのリボ払いも含めてです。

クレジットカードのリボ払い、そして消費者金融や銀行系カードローンなどをしっかりと払っておかないと、なかなか住宅ローンを組むのは厳しくなります。仮に公務員で給料が高いとか、大企業で給料が多くて安定しているとなれば借入は出来るかもしれません。

しかし一般的に言ってそういった恵まれた人ではない場合には、借金があることで借りられなくなることもあるのです。たとえ収入が多い人でも、借金が影響してローンで借りられる金額が少なくなるということもあるので注意しましょう。

一つ蛇足ですが、これはじつは奨学金でも同じだと言われています。奨学金という名前の学生ローンが日本ではたくさんもらっている人がいますが、この奨学金の支払いが残っている時には住宅ローンを組むときに悪影響をおよぼすと言われています。

結果的にどういう借金であっても、まずは返済をしておくことが重要です。返済しきれないというのであれば、出来る限り返済をして残高を下げておくべきです。それでだいぶ借金ができるか出来ないかが変わって来るのです。

住宅ローンに良い影響

逆に住宅ローンに良い影響をどうやったら与えられるか?というと、それは住宅ローンを借りるまでにコツコツとしっかり大学生時代に使ったお金を返済していくことです。返済をしっかりしてすべて終わらせてしまえばいい影響を与えます。

単純に言えば、今まで何も借金をしてきたことがない人がいたとします。一方が大学生でお金を借りていたけれども、それを全部返済したとしましょう。リボ払いなども使っていたのですが、それらも全て返済したとしたら、そちらのほうが有利なのです。

どうしてかといえば何もしていない人は返済実績がないからです。一方の大学生で借りて返済した場合には返済実績を着けることになります。つまり返済をしっかりする人だと思われるというわけです。何もしていない人はその信用がないのです。

この信用があるかないかで大きく変わってくるというわけです。信用がある人は借金をしやすくなりますし、信用がない人はゼロからのスタートなので、最初はそんなに借金をしやすくありません。なので頭金の支払いなどに差がでます。

頭金の支払金額を大きくしなければいけない、もしくは金利を高くするなどが考えられるでしょう。なので、もし大学生でリボ払いなどを使っていたとしても、それをしっかりと返済しておくことです。それが住宅ローンの良い影響を与えるのです。

ローンを組む前にすべて返済を

つまり一言で言ってしまえば、ローンを組む前に全て返済をしてしまうということです。すべてを返済してしまえば悪い影響どころかいい影響を与えてくれることにもなるからです。なので住宅ローン前には必ず返済をしましょう。

住宅ローンを組むときには必ず返済をすると言いましたが、これは大学生の時にリボ払いをしていたとしてもそうですし、借金を社会人になってから行った時も同じです。ちゃんと返済をしておけば問題なく借入をすることが出来るでしょう。

大学生の時に何かを指定たらそれが悪い影響を与えるということはたしかにあります。犯罪を犯していたら、それは罰則のところに記載しなければいけないですし、離婚をしていたら戸籍に罰がつくことになりますから、それはマイナスイメージでしょう。

しかし借金だけは違います。借金だけは借金をするだけでは何も評価はつきません。重要な事はちゃんと返済をしたかどうかです。返済をするかどうかで借金の評価というのは変わるのです。返済をすれば良い評価に、返済しなければ悪い評価になります。

だから大学時代に借りたお金はしっかりと返済をしなければいけません。そして返済できる金額を借りておくことが重要です。全く返済の見込みもないのに、枠いっぱいクレジットカードも消費者金融も使ってしまっては元も子もないのです。

だから社会人になってからの影響も考えて、しっかりと大学生時代に返済できるようなものがいいでしょう。大学生時代にアルバイトをして全額返済出来るだけの金額であれば、リボ払いを使用が一括払いを使用が、全く影響はないのです。

昔は景気のいい時代もありましたし、大学に行けばすぐに就職できていた時代もあったでしょう。しかし今はそういう時代ではなくなってしまいました。フリーターになってしまう可能性も高いので借金は大学生時代に返済しておくべきです。

大学生から社会人になってもローンを引き継いでいいのは奨学金くらいのものでしょう。消費者金融やクレジットカード、銀行系カードローンは出来る限りアルバイトをして返済をしておくこと、それが将来の住宅ローンにいい影響を与えてくれるのです。

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