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学生が海外旅行中にキャッシングできないケースとは?

現代では、ATMからのキャッシングやクレジットカードを利用したキャッシングが存在します。ですが、あくまでも日本国内に限ってそのような利用方法も存在するだけです。

なので、海外旅行などをされている場合には、キャッシングそのものに制限がかかることもあります。また、海外ではトラブルなども存在していますので、人によっては不運も含めてキャッシング利用不可というケースもあるでしょう。

このような事態についても、あらかじめ知っておくようにするだけで対処が可能となるものもありますし、保険をかけておきリスクを軽減することもできるので、最低限の知識は学んでおいたほうが良かったりします。

学生の海外旅行中キャッシング

重要な点として覚えておかないといけないことは、学生の場合だと海外旅行でキャッシングが認められていないケースもあるということです。

具体的には、実際に契約した(発行した)キャッシング専用カードで確認をします。もし、キャッシング業者が現在未対応となっているのであれば、学生は海外旅行中にキャッシングを利用することができません。

また、有名なキャッシング専用カードで例を出すと、三井住友カードなどの学生本人の年収証明書類提出があります。一般的に学生が海外でもキャッシングできるようにするには、このような対応が必要となってくるのです。

年収証明書類ですが、源泉徴収票かもしくは給与明細として該当するもので直近2ヶ月分が記録されているものとなっています。カードローンなどと同じで、収入が明記されているもので直近2ヶ月分のものがあっても海外利用が出来るようになるのです。

このように学生が海外旅行をする場合には面倒な決まりがあります。ただ、注意すべき点として任意で申請するようになっている場合であっても、必ず審査を通過できるとは限っていない点です。

例えば、下記のような理由で審査上でトラブルが発生するケースもあります。

  • 審査で何度も落ちてしまい海外キャッシング利用とならない
  • 条件を満たしていないために利用許可が下りない
  • 審査が2週間ほどかかった為、海外旅行で利用することができない

補足となりますが、前述では収入の証明があれば、海外キャッシングの審査をしてもらえるように案内しました・・・ですが、元からキャッシング枠を設けられないカードについては、申請を行っても海外旅行で使えるようにはなりません。

特殊な条件で利用できるキャッシング専用カードであったり、またはキャッシングに近いがそうではないカードが該当します。

特殊な条件で利用できるカードというのは、決められたお店であったり毎月で決められた金額までで使えるカードです。キャッシングに近いがそうではないカードについては、OMCキャンパルカードが該当します。

誰でも利用が可能?

一般的にカード発行というのは、条件を満たせる場合に発行されるとなっているので、誰でも発行が可能となっているわけではないです。

例えば、もし無収入となっている場合にはどうなるのか?という質問が、インターネットでは多いのですが、学生の場合に無収入となっている場合は期限付きのキャッシング専用カードとなる場合が多いです。

期限付きカードでは下記のようなものが存在します。

  • 金額に制限がある。10万円や20万円のものが多い
  • 期限に制限がある。短期留学中といった名目を主として期限が設定される
  • 本人との相談による。本人の依頼により後で延長をかけるなどが該当する

上記のリストをまとめると、海外旅行によるキャッシング利用というのは、専門的に対応している銀行やキャッシング業者を利用する必要があるという点です。また、相談もしてくれるので安易に利用できるできないというのはもったいないでしょう。

時間がかかるかも知れませんが、現在利用している銀行やキャッシング業者に対して、新しく海外旅行分のキャッシング枠をお願い出来ないか、電話や窓口で相談をしてみたほうがいいです。

基本的に継続した収入があるのであれば、アルバイトであっても対応してくれますし、親などが一時的に立て替えてくれる場合であっても、同じように対応してくれる業者は存在します。学生で収入が乏しいからといって、安易に諦めるのはもったいないのです。

非学生専用を利用し枠を設ける

キャッシング専用カードで海外で利用できるカードというのは存在します。ただ、こちらについては学生カードがほとんど該当しないとなっています。

ですが、下記のようなケースを利用すると、非学生専用を所持した状態で海外キャッシングが出来るようになります。

大学生であった場合には利用しやすいキャッシング専用カードが存在します。具体的には銀行で発行されている海外キャッシング専用のカードなのですが、20歳以上であれば学生であっても利用可能となっています。

例えば、横浜バンクカードがそうです。

横浜バンクカードは20歳以上という証明を行える場合には、審査通過するようなカードとなっていますので、銀行から発行されるカードは学生向けではないというわけではありません。

また、年収証明書類というものが海外キャッシングでは必要になると言われているのですが、銀行カードでは30万円まで(20万円まで)不要と定めているケースも存在します。収入にどうしても自信がないという場合には、学生専用にこだわるのを敢えてやめるというのも一つの手段なのです。

銀行と成約目標(ノルマ)

あまり知られていませんが、銀行のカード審査というのは月末に絞ってみると甘い場合が多いとなっており、逆に利用者が増加しやすい時期では厳しい場合が多いとなっています。

学生が海外旅行用にカード審査を受ける場合、このようなタイミングを知っておくだけでもずいぶんと有利になってきます。

具体的にどのようなタイミングだと、審査が甘いタイミングなのかというと下記のようなタイミングが甘いです。

  • 月末でキャンペーンなどを行っている銀行
  • 電話などで勧誘をよく行ってくる時期
  • 銀行などでインターネットからの利用に付加価値を付けているケース
  • 年齢制限ありでキャンペーンが開催されている時期
  • 利用を銀行のみに限定するとボーナスが付く場合

逆に、下記のようなタイミングで申し込んでしまうと、銀行では制限もあり審査が厳しくなったりしますので注意してください。

  • 高額の新しいプランでローンを呼びかけている
  • 月はじめで何もキャンペーンをしていない時期
  • 銀行と他業者が提携してサービスを行う予定の日(もしくは週)
  • 銀行と他業者が合併した月
  • 銀行が負債を抱えているなどの報道があった月

銀行イコール学生に対してキャッシング審査が甘いというわけではありません。

また、どうして審査が甘い場合もあるのかというと、銀行には毎月に成約件数に目標をたてて行動を起こしているからです。ノルマというのは銀行全体ではなく、銀行員に対して発生しているので、チャンスは等しく多いという場合が多いです。

というのも、銀行員は近しい人やよく当行を利用してくれる人に対して、新しいプランや借金についての相談を行いに行きます。

よく当行を利用してくれる人というのは、例えば長期に渡って定額のローンをされているとか、もしくは貯蓄などを安定して行っている相手となります。昔から利用されている場合には大事にされる場合が多いのも、このようなノルマがあるからです。

すでに金銭的なゆとり(貯蓄)があるのであれば、ノルマ達成しやすいということで過去では直接家庭に訪問される銀行員も多くいました。逆に、利用が歪であったりするために、借金などが目立つという場合はノルマ達成のためでも、あまり勧誘を行ってこないケースが目立ちます。

実際にあったトラブル一覧

学生が初めての海外旅行を行った際には、予想や対策をしていてもトラブルに巻き込まれるということはあります。特に吸い込みトラブルや紛失・盗難には注意していないと発生しやすいので、あらかじめ対応方法を知っておかないと対応が難しくなったりします。

下記はトラブル一覧となっていますので、海外旅行中の対応を知っておきたい場合にお役立てください。

カード吸い込み口でトラブル発生 海外のATMは日本のように万全の体制で運営されているわけではありません。なので、1回に1万円引き出すような形で何度もりようされる場合には、あらかじめ5万円を1回で引出し管理されたほうが良かったりします
連続した操作で手数料が多額になる 海外のATMでは日本では考えられないような手数料となっているものもあります。また、一度の操作にかかる金額となっていますので、安易に何度も入出金を繰り返していると、利用回数分で後になって多額の利用手数料がかかったりします
支払日について正確に理解していなかった 海外キャッシングは、国内キャッシングとは扱いが別となっています。海外キャッシング専用のページには案内がありますが、そちらには口座引落日が明記されいるので、支払日については先に確認しておく必要があります。
紛失してしまった 必ず海外旅行前にメモをとっておきましょう。キャッシング業者の電話番号、海外からの緊急電話先、もしくはホームページURLをメモしておきます。このようなダイヤルからは、紛失してしまった場合の緊急対応(入金対応)を行ってもらえるようになっているサービスも存在します
盗難に遭った 紛失と盗難の対応はまったく同じです。キャッシング業者に電話を行い利用停止対応をしてもらいます。その際に緊急対応(入金対応)となりますが、業者によっては電話をするだけで後は自動で入金してくれるケースもあります
病気や怪我で一時的に入院した 海外では風土病のようなものもありますし、ノイローゼなどで一時的な入院が必要となるケースもあります。その際には、海外キャッシングから入院にかかる費用を立て替えてくれるサービスがあったりしますので、電話をしないで放置するのは時間とお金のロスになる場合もあります

保険を付帯させておくと便利

今では、カードとされるサービスのほとんどに付帯サービスというものが用意されているようになっているので、可能であれば旅行前に付帯サービスを追加しておいたほうが良い場合もあります。

具体的には、海外でトラブルに遭遇する可能性がある場合に便利なサービスです。

土地によっては紛失・盗難・怪我・病気で悩まされるような土地もあります。そのような土地で一定期間留まる可能性がある場合には、あらかじめこのサービスを付帯させておくようにしましょう。

サービスについては有料となっているのですが、申し込んでおくだけで下記のような補償を受けられるようになっています。

  • カード紛失時に無料で新しいカードを発行してくれる
  • 損害発生時に損害分を業者が立て替えてくれる
  • キャッシング利用が行えない場合、緊急で入金対応してくれる
  • 海外で利用できるサービスの利用方法を無料で何度も教えてくれる
  • 生命保険と併せて申込むことが出来るようになっている

非常に便利なサービスとなっていますが、料金についても1000円前後で申込めるようになっているので金銭的にも悪くないサービスです。

また、海外旅行に行く前では申請後の対応が遅くなってしまいますので、出発日の2週間ほど前に申し込んでおくとよいです。補足として、このようなサービスはどこまで対応しているのかは業者次第となっています。

つまり、業者によっては保険付帯はできるが、盗難・紛失には対応していないケースや、金額的に10万円分の商品まで補償するとなっていたりするのです。全業者で同じ保険が採用されているわけではありません。

クレジットカードを作成する

海外旅行にあわせて学生用のキャッシングカードを作っておくのも大事ですが、今では全年齢型のクレジットカードをあらかじめ作っておくという手段も存在します。

クレジットカードというのは、年齢的に若い人のほうが作りやすいという特徴がありますので、定期的な返済に対応できる収入があるのであれば、審査において厳しい対応が取られることもありません。

また、クレジットカードは作成をしておくだけで、自動で保険が付帯されているカードで発行されるケースまであります。近年では、キャッシングカードよりも全体的に料金は安くなっていますので、人によっては相性が良かったりします。

もし、クレジットカードを作成しようかで迷っている場合ですが、可能であれば銀行で発行されているクレジットカードを作成するようにすると良いです。

というのも、銀行で発行されているカードでは、最初からポイントサービスが付いてくるものがあるからです。1枚作成ごとに5000円程度のキャッシュバックキャンペーンが適用されるようになっているのですが、学生の海外旅行ではありがたいサービスとなっています。

ただ、毎月で指定の日時までで申込みがないと、適用とならないキャンペーンが多いので注意してください。

クレジットカードのデメリット

前述では、クレジットカードのメリットとして保険とキャンペーンについて案内しました。

ですが、クレジットカードにはデメリットもあるので万能なカードではないという理解も必要です。例えば、クレジットカードはいきなり利用停止になる可能性が高いです。厳しい制限が盛り込まれているカードについては、安易に発行してしまわないように注意しましょう。

例えば、信販会社とセットになっているクレジットカードがそうです。ショッピングで利用できるカードについては、支払などで遅延損害金が発生していると、サービスの一部を停止する可能性もあります・・・と案内しています。

また、このような対応をしているとクレジットヒストリーというものが下がってしまいます。

クレジットヒストリーとは、今ではクレヒスという略称がよく用いられている信用情報を指し示すキーワードです。クレジットカードが高いというのは信用が高いという意味で使われますが、まったくカードによる支払をされていないと高くならない欠点があります。

つまり、将来的に海外旅行などで使いやすいカードにしたい場合、クレジットカードを発行してからよく利用をしないといけないのです。キャッシングカードは、あまり大きな差別がされないようになっているので、学生であれば20万円前後で枠が設定されやすくなっています。

オススメの業者一覧

クレジットカードなどで、学生でもキャッシング枠を設けられる可能性がある業者の一覧です。

アピールポイントの説明もありますので、気になっているカードがありましたら、良ければご一読して頂けると幸いです。

業者名 三井住友VISAカード
サービス詳細 カード発行にかかる日数が最短で3日以内となっている。金利(実質年率)は18.0%となっており、今では日本で特に利用者が多いクレジットカードとして有名。海外手数料は1万円以下で105円、1万円超で210円となっている。

他のサービスでは、年会費無料となっているので申込みのハードルは低い部類。さらにキャッシングデスクの対応も悪くはなく、海外での信用についても高いカードとして有名となっている。

海外旅行保険は、一般カード(ベーシック)のものでも高い人気を誇っている。クラシックカードで申込をすると最高2000万円の補償が付くようになっている。さらに上にはクラシックカードA・アミティエカード(最高2500万円の補償)まで用意されている

業者名 楽天プレミアムカード
サービス詳細 カード発行にかかる日数が最短で2週間以内となっている。金利(実質年率)は18.0%となっており、今では日本で特に利用者が多いクレジットカードとして有名。海外手数料は1万円以下で105円、1万円超で210円となっている点は他のカードと同じ。

他のクレジットカードとの大きな違いは、最初からリボルビング払いで設定がされている点。ただ、任意で切り替えられるようになっているので、一括返済に戻すことも可能になっている。

近年では、特に楽天プレミアムカードは利用が増えているとされているが、一番の理由は学生であっても持ちやすい(審査通過しやすい)点にある。特に利用制限もなく、海外旅行ではトップの人気を誇るカードとなっている。

補足として、年会費は1年で10500円かかるようになっている

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