お金を借りる人の中には「至急で用意してもらわないと困る!」という方が多いですね。そもそも急ぎじゃないなら自分で稼いだり預金を下ろしたりすれば良いので、カードローンに緊急性を求めるのは当然でしょう。
実際に至急で借りられるかどうかでいえば、カードローンならば可能です。むしろ『即日融資』といった方法を宣伝しているくらいなので、多くの会社が対応していると思って良いでしょう。
すぐに融資を受けるためのコツについて学び、カードローンのこうした特徴を活かしてください。
即日融資を受けるならチェックしたい3つのポイント
即日融資を受けるなら、まずは以下の3点をチェックしておきましょう。
- 即日融資を受ける前に用意しておくもの
- そもそも即日融資に対応している業者なのか
- その日にカードも作れるのか
さまざまな会社が「簡単に即日融資が受けられます!」と宣伝しているものの、やはり事前にコツを理解しておかないと手続きに時間がかかってしまい、翌日以降になるケースもあります。
特に「即日融資どころかカードローンを作るのも初めて」という人は基本的な申し込み手順も勉強しないといけないので、「申し込めば確実に即日融資ができる!」と思い込むのは危険ですね。
これよりそれぞれの項目について説明するので、「至急で借りたいから時間がない!」と一蹴せずに、早く借りたいからこそ勉強しておきましょう。コツといってもそこまで難しくありませんので、融資を初めて使う人も安心です。
融資申し込みに必要な2つの書類を用意しよう!
融資に申し込む場合、必ずといって良いほど必要になる書類があるので、そちらを事前に用意しておかないと時間がかかり、結果として即日融資に間に合わなくなります。
カードローンでも必要になる書類といえば、以下の2つが主に該当します。
- 身分証明ができる書類
- 収入証明ができる書類
特に『身分証明書』は絶対に必要であり、どんなカードローンを作る場合でも下記の書類は用意しておくべきです。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
こうした身分証なら全ての融資審査で通用しますので、どれか1つの控えを常に用意しておけるなら、迅速な融資が受けられます。
収入証明書は不要な場合も?必要書類を事前に改めよう
身分証明書に比べ、『収入証明書』は不要な場合もあり、手間を省くことができます。
収入証明書が不要になる条件は各社で異なりますが、以下のポイントが関わりやすいです。
- 借り入れ希望額
- 仕事内容
カードローンに申し込む場合、借り入れ希望額によって審査の厳しさが異なり、多いほど難しく、そして慎重に進めます。だから返済できるかどうかをより確実に判断するため、収入を証明できる書類が必須なのです。
また、会社員なら勤務実態が分かれば収入も確認できますが、個人事業主や自営業だと年収の把握が難しいため、希望限度額に関わらず収入証明書が必要になります。こうしたお仕事だと若干借りにくいだけでなく、ちょっとした手間も必要でしょう。
なお、収入証明書に該当する書類は下記を参考にしてください。
- 給与明細(会社員の場合)
- 確定申告書(個人事業主や法人の場合)
- 納税証明書
身分証明書と同じくどれか1つあれば十分なので、普段から管理しておくと良いでしょう。
実は未対応も?会社ごとの即日融資対応状況を調べておこう!
ほとんどのカードローンが当たり前のように対応している即日融資ですが、実は未対応な会社もいくつか存在しており、特にマイナーな金融業者だと事前のチェックが欠かせません。
その対応状況を表にすると、以下のような傾向が分かります。
業者のタイプ | 即日融資の対応状況 |
---|---|
大手消費者金融 | 全ての業者が対応 |
中小消費者金融 | ほとんどの業者が対応 |
都市銀行 | 全ての業者が対応 |
地方銀行 | 一部の業者が未対応 |
こうしてみると分かるように、消費者金融のほうが全体的に即日融資への対応状況に優れ、銀行は即応性で劣りやすいです。特に地方銀行でもややマイナーな会社を使う場合、即日融資に未対応でも不思議ではありません。
至急の融資を受けたい場合、敢えて消費者金融を優先するのも良いでしょう。
方法も異なる?即日融資で指定される申し込み手順とは
自分が使いたい金融業者が即日融資に対応していたら、あとは申し込むだけですね。しかしその日にお金を借りたい場合、もう1つだけ注意したいことがあります。
金融業者は申し込み方法をいくつか用意しているのですが、即日融資を受ける場合は指定された方法でないと受け付けてもらえないので、手順通りに進めることが大切です。
会社によって細かく差がありますが、即日融資を受けるなら以下のような手順を要求されます。
- インターネットのみで完結
- ネットと電話を併用する
- 無人契約機を利用する
特に現代では『インターネット申し込み』が盛んに使われており、郵送に比べてすぐに必要な情報が送信できるため、多くの会社はこちらで即日融資を受け付けています。
ただし電話連絡による事前確認が必要なケースも多いので、即日融資を希望するなら「すぐに借りたいのですが…」とまずは電話するのが良いでしょう。すると即日融資を受けるまでの手順を事細かに教えてもらえるので、より確実に正しい申し込み方法が理解できます。
その日にカードもゲット!無人契約機を使った即日融資のコツ
カードローンの即日融資は『先にお金だけを振り込み、後日カード本体を郵送』という形式がほとんどです。至急でお金が必要な場合、それでも十分ですよね。
しかしどうしてもカードまでその日に欲しい場合、『即日融資及びカードの即日発行に対応した業者』を使うことで、その日にカードまで入手できます。なお、即日発行には『無人契約機』の操作が必要です。
無人契約機を設置している業者については、以下の中から選ぶと良いでしょう。
・アイフル
・アコム
・プロミス
・モビット
・三菱東京UFJ銀行
・三井住友銀行
・新生銀行(レイク)
会社によって無人契約機の名称が異なりますが、カード発行ができる筐体なら使い勝手はほぼ同じです。
消費者金融のほうが使いやすい?無人契約機で調べておきたい点
この無人契約機を使ってカードを作る場合、以下の点を覚えておきましょう。
- 消費者金融のほうが設置台数が多い
- 設置状況の検索を済ませておく
そもそもカードローンの即日発行を始めたのが消費者金融なので、昔から配置を進めた分だけ対応力が高いのは当然の理屈ですね。審査難易度も銀行に比べて低いため、確実性と即応性なら消費者金融カードローンでしょう。
なお、無人契約機の設置状況は公式サイトからすぐに調べられるので、自分が使いたい会社が近くに設置しているか、必ず見てください。
急ぐなら大手を使おう!即日融資の基本方針をおさらい
即日融資の可否および無人契約機の設置状況から分かる通り、『即日融資を受けるなら大手金融業者を頼るべき』でしょう。
大手金融業者はこうした即日融資の対応状況以外にも、以下のような利点も持ち合わせます。
- 最大限度額が多め
- 金利が全体的に低い
- サポート体制が充実
- 店舗が多い
こうした利便性の高さは初心者にとってもありがたいので、初めての融資利用が即日希望でも安心ですね。
それに対して中小消費者金融は限度額や金利が微妙な上、今回お教えした即日融資のコツを活かしにくいため、使いどころがかなり限定されます。ただ、審査基準は大手よりも緩くブラックリストでも借りやすいため、どこからも借りられない場合は一考の余地があるでしょう。