> > > 金利に怯える必要無し!正規業者で借りるためのポイントとは

金利に怯える必要無し!正規業者で借りるためのポイントとは

お金に困って今すぐにでもキャッシングがしたい!そんな風に思うことは誰にだってありますよね。ですが、そんな時ふと感じるのが、急いで借りたがために法外な金利を払うことになってしまった、というようなことがあるのではないかという不安かもしれません。

ですが、キャッシングの金利の上限には制限があるので、金利に怯える必要は無いんですよ!とはいえ、どこで借りても安心というわけでもないんです。法外な金利を請求されないためには、正規の業者で借入をする必要があります。

急いでいるからこそ、きちんと見分けて上手に借りたいものです。ではどうしたら正規業者で借りられるの?と思ったあなたに向けて、ポイントをズバリ解説します!

知っておくべき基礎知識!金利の上限っていくら?

キャッシングとは、お金を借り、それに利息をつけて返済する仕組みのものです。

お金を借りる側からすれば、急な冠婚葬祭など避けられない出費があったり、どうしても必要なものがあるのにお金が手元になくて買えなかったりする時にお金を借りることができるので、助かります。

キャッシング会社としては、それを仕事として行っているわけですから、借りてもらって利息を受け取る方が助かりますよね。

このように、双方にとってメリットがあるので、成り立っているとも言えます。

では、返済する際に利息はいくらになるのかというと、それはキャッシング会社ごとの取り決めに従う形になります。キャッシング会社は、それぞれ金利を公表していて、それに従って融資を行っています。

そのため、利用者は、公表されている金利の範囲内で決まった金利に合わせて返済をすることになります。では、キャッシングをする際に知っておくべき金利について、詳しく見ていきましょう。

キャッシングの上限金利は20%まで!

お金を貸すことを仕事としている貸金業者は、法律に従ってお金を貸しています。その法律には、キャッシングの金利に関する規定もあります。それによると、金利に関して以下のように決められています。

  • 利息制限法…金利の上限は15%~20%まで
  • 出資法…上限金利が20%を超えると刑事罰の対象となる

金利に関する法律は2種類あるのですが、利息制限法によると金利の上限は15%~20%となっていて、それを超えた分の金利は法律上無効とされます。

また、出資法では上限の金利を超えた場合の罰則について規定されていて、20%を超えると10年以下の懲役か3,000万円以下の罰金が科せられます。

つまり、20%を超える金利を定めている業者は、法律に従って経営を行っていないと言えるのです。逆に考えれば、正規の業者はこの範囲で貸付を行っているのですから、どんなに金利が高くても20%を超えることは無く、安心して利用することができるわけですね。

正規業者の実際の金利を見てみよう

では実際に、正規の業者では金利がどの程度に定められているのか、見てみましょう。まずは、大手の消費者金融からです。

消費者金融名 金利
アイフル 4.5%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
モビット 3.0%~18.0%
ノーローン 4.9%~18.0%

大手消費者金融は利用者も多いので、正規の業者だとわかりやすいですよね。金利も、20%以内にきちんとおさまっています。

次に、中堅や小規模な消費者金融の金利を見てみましょう。

消費者金融名 金利
アロー 15.00~19.94%
キャネット 15.0~20.0%
ニチデン 7.30~17.52%
ビアイジ 15.0~18.0%
フクホー 7.30~18.00%
ライフティ 8.0~18.0%

これらは、きちんと正規の業者であるという確認が取れている、中堅から小規模の消費者金融です。やはり、金利が20%を超えているところはありませんね。このように、正規の業者は、法律の定めに従った金利でお金を貸し出しています。

正規業者と非正規業者はここが違う!見分け方のポイント

上限の金利が20%とわかっていれば、非正規の業者で借りることなんてないだろうとみなさん思いますよね。ですが、お金に困っていたり、急いでいたりすると、つい非正規の業者を利用してしまう可能性が、誰にでもあるんです。

それは、非正規の業者もそれを見破られると困るので、正規の業者を装っていることもあるからです。また、借りたくなるような誘い方をしていることも、つい借入をしてしまう理由です。

そこで、そうならないためにはどうすればいいのか、見分けのポイントを確認していきましょう。

電話番号は重要な見分けのポイント!

実は、電話番号には、正規業者と非正規業者を見分けるのにとてもわかりやすいポイントがあります。それは、表示されている番号の種類です。

貸金業者が表示する電話番号は、固定電話の番号かフリーダイヤルの電話番号かに限られています。ということは、携帯の番号が表示されている時点で、非正規業者だと見分けることができます。

連絡をしてもらわないと貸し付けができませんから、携帯の番号を表記している非正規業者もありますので、これはしっかりチェックしましょう。

必ず審査に通る、はありえない!

つい非正規の業者から借りたくなってしまう一番の理由が、必ず審査に通るなどという謳い文句で融資をしていることです。お金を急いで借りたいと、つい審査に通らなかったら困る、だから審査に通りやすいところで借りたい!という心理が働きます。

ですが、審査なしでお金を貸すところはありません。なぜかというと、誰にでもお金を貸したとして、返済がきちんと行われなければ、困るのは融資を行った会社の方だからです。貸したお金が返って来ないと、経営は成り立ちませんよね。

現に、正規の業者では、審査によって希望に添えないことがあると明記しています。実際の例を確認してみましょう。

アイフル
当社の規定によって、希望に添えないこともあると案内されている

アコム
アコムの基準を満たす人であれば契約が可能と案内されている

これらの例のように、正規の業者では審査を行うことが明記されていて、審査結果によっては借入ができないこともあります。

実は、誰にでもお金が貸せるというのは、日本貸金業協会で禁止されている表現でもあります。具体的に言えば、日本貸金業会では、安易な借入を促したり、その疑いがあったりする表現をしないようにとの規定があります。

また、借入が簡単であることを強調することも禁止されています。そう考えると、誰でも審査に通るとか、審査がないといった表現で広告を出しているところが正規の業者ではないと言える理由がわかりますね。

金利が明記されていない、または低すぎるのも危険!

金利が明記されていないということは、言えないくらい高いのだろうと予想がつくので、これはわかりやすいかもしれません。先ほど、主な正規業者の金利をご紹介しましたが、正規業者では必ず金利を明記しています。

日本貸金業協会でも、利率を明記するようにと案内していますので、金利の表示が無ければその時点で正規の業者では無いと判断して構いません。

意外にわかりにくいのが、金利が低い場合です。非正規の業者の金利の高さに怯えている人にとっては、低い金利なら安心と思うかもしれませんが、実はそうではありません。先ほどの金利を見ていただくと、業者によってそこまで大きな開きが無いことがお分かりいただけるかと思います。

モビットの低い方の金利3.0%が目立ちますが、利用限度額が大きくなるほど金利は低くなる傾向にあり、モビットは先ほどご紹介した正規業者の中で唯一最大利用限度額が800万円です。それ以外の業者は高くても最大利用限度額が500万円なので、その差が出たと考えられます。

ということは、金利が1%や2%などの低さになることは、まず考えられませんよね。高い方の金利が10%前後の場合も、かなり低めの金利だと言えます。先ほど確認した正規業者の金利の高い方は、18%前後が一般的です。

それなのに、キャンペーン金利やオープン記念の特別金利などの言葉で低金利を表示している非正規業者もあります。その場合の金利は、1%~10%以内におさまっていることが多くなっています。

裏を返せば、キャンペーン金利が終われば通常金利が適用されることになり、その金利が法外に高いという仕組みになっているわけです。最初はよくても、後で困りますので、大手の正規業者と比べてあまりに低金利を提示しているところにも気をつけて下さい。

高額の融資が可能、それは非正規業者と疑うべき!

先ほどご紹介した大手の消費者金融の最大利用限度額は、以下の通りです。

  • モビット・アコム…800万円
  • アイフル・プロミス…500万円
  • ノーローン…300万円

また、中堅や小規模の消費者金融だと、この金額はさらに下がる傾向にあります。

  • ライフティ…500万円
  • アロー・フクホー…200万円
  • ビアイジ…100万円(50万円を超える場合は慎重に審査する)
  • キャネット…50万円(利用実績があれば300万円まで)
  • ニチデン…50万円

案内を見ると、ビアイジのように利用限度額が高くなると審査が慎重になったり、キャネットのように利用実績が無い人は最初は低い金額しか申し込めないことになっていたりなど、返済ができることを確認している姿勢がうかがえますね。

これらのことから考えても、名の知れていない消費者金融が高額の融資ができるとは考えにくいのが現状です。

そのため、大手の正規業者並みの高額融資ができると言われたら、正規業者ではないことを疑ってみましょう。

登録番号など必要な情報はきちんとありますか?

貸金業者が広告などを出す時には、表示しなければいけない内容が決まっています。それが、以下の内容です。これらは全て、貸金業者の登録名簿に登録済の内容と同じでなければいけません。

  • 商号や名称、氏名、登録番号
  • 貸付利率を小数第1位以下まで
  • 返済方式、返済回数、返済期間、貸付限度額
  • 違約金や元本割合などを年率で小数第1位以下まで
  • 担保の有無
  • 啓発文、審査があることの明記

これらの必要な情報がきちんとあるかも、確認しましょう。

ただし、1つだけ注意点があります。それは、貸金業者の登録番号の表示に関してです。番号が掲載されていても、問題がある場合が2パターンあります。

1つめのパターンは、偽の番号を掲載している場合です。それらしい番号を掲載しているので、そういう業者があるのかと思いそうですが、実は番号がでたらめだったということがありえます。その場合は、金融庁の登録貸金業者検索ページで検索すると、登録番号が正しいものか、偽物かがわかります。

2つ目のパターンは、実際に貸金業者として登録しておきながら、違法な貸し付けを行っている業者があるということです。この場合は、登録番号の()の中の数字に注目しましょう。

例えば、先ほど挙げた正規業者の登録番号をいくつか見てみると、以下のようになっています。

  • アイフル…近畿財務局長(11)第00218号
  • アコム…関東財務局長(11)第00022号
  • モビット…関東財務局長(6)第01239号
  • フクホー…大阪府知事(03)第12736号
  • ライフティ…東京都知事(4)第28992号

この数字は3年ごとに更新され、数字が大きいほど、古い貸金業者ということになります。この数字が(1)の場合、登録したばかりの業者ということになります。

その全てが非正規業者ではなく、正規の業者で登録したばかりのところもあるのですが、この番号が(1)の業者の中には非正規業者が多く混ざっていることを知っておき、他に不審な点が無いかをチェックすることが大切です。

DMや電話での勧誘、正規業者はやりません!

融資を受けませんかというDM(ダイレクトメール)や電話がかかってくることで、そこから借りてみようかなと思う人もいらっしゃるようなのですが、これは待って下さい。

そもそも、相手がこちらの情報を知って、それを元に勧誘をしてくるというのはおかしな話ですよね。

自己破産した人の情報は、官報などを調べれば分かるのですが、そういった人をターゲットに、融資の案内をしてくる非正規業者もあります。

初めて借入をする人にはあまり関係の無い話かもしれませんが、どこからももう借りられないなどと焦っている時には注意が必要な内容です。

非正規業者で借りると危険な3つの理由

非正規の業者で借りると、利息が法外になるということはみなさん意識されているかと思います。だからこそ、金利に怯えるという言葉が気になったのではないかと思いますが、非正規業者の危険性はそれだけではありません。

非正規業者で借りると危険な理由は、金利の件も含めて以下の3つです。

  • 金利が高い
  • 違法な取り立てを行う
  • 個人情報が知られる

では、詳しく見ていきましょう。

金利の高さに加えて押し貸しなどの問題も!

非正規の業者で借りると金利が高いことはもちろんなのですが、借りたいと思わない時にまでお金を貸そうとする、いわゆる押し貸しと言われる方法も横行しています。

これは、借入の申し込みをしたわけではないのに口座にお金が振り込まれるという手法で行われ、必要なければ返金して下さいと案内がされます。この金額が少額なのであまり気に留めずつい使ってしまったり、返金するのを忘れてしまったりしたら、後で高額な利息がついてしまいます。

職場や近所にまで知られるような取り立てがあることも!

非正規業者で借りる怖さは、取り立ての方法にもあります。正規の業者では、取り立ての方法に制限があり、職場に知られるような取り立てや暴力的な取り立て、夜間や早朝の連絡などを禁止しています。

ですが、非正規業者は法律に従っていませんから、職場にまで連絡したり、夜間に連絡をしてきたり、暴力に訴えたりといったことが実際にあります。

これでは、落ち着いて生活することができませんし、場合によっては仕事を失う結果にもなりかねません。

キャッシングの申し込み時には詳細な個人情報を記入します

キャッシングを申し込む時には、住所・氏名・生年月日・連絡先・勤務先など、かなり詳細の個人情報を記入することになります。

個人情報の流出という点から考えても、非正規業者での借入はお勧めできません。

非正規業者は選ばない!急いでいる時ほど正しい判断を

正規の業者は法律の下でルールを守って貸付をしていますから、非正規業者から借入をしない限り、法律で定められた上限以上の金利がかけられることはなく、金利に怯える必要はありません。

ですが、非正規業者で借りてしまうとそうはいきませんので、急いでいる時ほど以下のポイントを元に正しい判断をし、安心して借りられる借入先を選びたいものです。

  • 電話番号が携帯の番号ではない
  • 審査を行うことが明記されている
  • 金利が高すぎない、または低すぎない
  • 融資可能額が高額すぎない
  • 必要な情報がきちんと明記されている
  • DMや電話などで勧誘して来ない

どうしても不安だという方は、やはり名の知れた大手を借入先に選ぶのが安心です。名が知れているということは、多くの人が利用している証拠ですからね。

キャッシングは使い方次第では生活を便利にしてくれるものですから、正規の業者を選ぶことで、金利に怯えず安心して借入をしましょう!

新着記事
ページトップへ