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審査で年収どうしてわかるか気になる人へ、理由を徹底解説!

お金を借りる時、年収は大きな審査ポイントとなりますので、年収が原因で審査に落ちるのではないかと不安な方がいらっしゃることはよくわかります。そんな時、年収を実際よりも高めに書いたらどうなるんだろう、借りやすくなるの…?なんて思うかもしれません。

ですが、嘘を書くと審査に通らなくなると言いますから、それはお勧めできません。でも、申し込み用紙の記入は自己申告ですから、嘘を書いてもいいような気もしますよね。それなのに、なぜ嘘がバレるのか、不思議に思われるかもしれません。

そこで、審査で年収がどうしてわかるの?と気になる方に向けて、理由を徹底解説していきます!

申し込み用紙には税込み年収の記入が求められます!

消費者金融や銀行でキャッシングを受けたい場合、申し込み用紙に必要事項の記入を求められます。その中に年収の項目もあり、これに記入することによって借入先はその人の年収を知ることになります。つまり、自己申告というわけですね。

では、実際に申し込む際、どのような形での収入の記入が必要なのか、いくつか例を挙げて見てみましょう。ここでは、即日融資ができる借入先に絞って確認しています。

消費者金融の例

消費者金融の場合、以下のような形で記入を求められます。

消費者金融名 記入する内容
アイフル 税込み年収・給料日
アコム 税込み年収(ボーナスも含む)・給料日
ノーローン 税込み年収(源泉徴収の金額)
プロミス 税込み年収
モビット 税込み年収

ノーローンの場合、かなり記入に関する指定が細かくなっており、税金・社会保険料なども含めた収入の総額の記入が求められます。また、源泉徴収票がある場合、支払金額欄の金額を記入します。無い場合は税込み月収の12カ月分と賞与金額を足して入力するようにとの案内があります。

銀行の例

銀行の場合、以下のような形で記入を求められます。

消費者金融名 記入する内容
新生銀行「レイク」 手取りの月収・税込み年収・給料日
三井住友銀行「カードローン」 税込み年収・給料日
三菱東京UFJ銀行「バンクイック」 税込み年収

新生銀行の「レイク」では、年収の記入に関して細かい指定があります。勤続年数が1年に満たない場合、月収を元に計算して1年間の予定の収入を記入します。また、賞与がある場合はそれも含めての金額を記入するよう指示があります。さらに、年金受給者の場合、1年での年金受給額を記入します。

ネット銀行の例

ネット銀行の場合、以下のような形で記入を求められます。

消費者金融名 記入する内容
じぶん銀行「じぶん銀行」 税込み年収(手取りではなく総支給額、賞与含む)

ここではじぶん銀行を例に挙げましたが、じぶん銀行では、口座を持っている人しか即日融資は受けられません。ネット銀行の場合、即日融資が不可能か、もしくは口座を持っている人のみ即日融資を受けれられるかになります。

聞かれるのは税込み年収!

申し込みの段階で主に聞かれるのは、税込み年収だということがわかります。借入先によっては給料日も合わせて聞かれることがありますし、また月収を確認しているところもあります。

意図的に嘘を書くつもりはなくても、税込み年収となると把握してないという人も案外多いのではないでしょうか。そのため、お金を借りる可能性があるかもしれないと思う人は、ご自分の税込み年収を把握しておいた方が安心ですね。

この場合にはっきりバレる!収入証明書が必要な条件を知ろう

先ほど確認したように、申し込み用紙に記入する年収は、自己申告です。ですが、キャッシングをする際、条件によっては収入証明書の提出を求められることがあるのです。

年収の部分を多めに水増しして書いていたりしたら、収入証明書の提出をすることによってすぐに嘘がバレてしまいますよね。では、どんな時に収入証明書の提出が求められるのか、その条件を確認してみましょう。

先ほど申し込み用紙の部分で確認した業者について、見ていきたいと思います。

消費者金融の例

消費者金融では、以下のような時に収入証明書の提出が求められます。

  • 1つの消費者金融での利用限度額が50万円超の場合
  • 複数の貸金業者での借入総額が100万円超の場合
これは貸金業者である消費者金融が従うべき、貸金業法という法律に従って決められていることなので、どの消費者金融で借入をしても同じです。

これに加え、アイフル・ノーローンでは審査上必要で提出を求められた場合、アコムでは前回収入証明を提出してから3年以上が経過した場合などに収入証明書の提出を求めると注意書きがあります。

それらから考えると、貸金業法で定められた場合以外でも、収入証明書の提出を求められる可能性があると言えますね。この条件に当てはまらないから安心、とは言えないことがわかります。

銀行の例

銀行の場合、貸金業者である消費者金融のように共通した決まりは無く、銀行ごとに収入証明書の提出の条件が違います。では、具体的に見ていきましょう。

銀行名 収入証明書提出の条件
新生銀行「レイク」 契約金額が100万円超の時
三井住友銀行「カードローン」 希望の利用限度額が300万円超の時
三菱東京UFJ銀行「バンクイック」 希望の利用限度額が100万円超の時

このように、希望の利用限度額が100万円を超えたら収入証明書が必要な銀行もあれば、300万円を超えたら必要な所もあるということですね。

ネット銀行の例

銀行名 収入証明書提出の条件
じぶん銀行「じぶんローン」 希望の利用限度額が300万円超の時

収入証明書の提出には多くの場合条件がある!

ここまで確認したように、多くの場合この条件でお金を借りるのなら収入証明書の提出が必要というように、条件が決められています。

ですが、審査上必要とされた時には提出を求められることもあるため、手元に置いておく方が安心感があります。

ちなみに、収入証明書として使えるのは以下のような書類です。これも、借入先によってどの書類が求められるかに多少の違いはあります。

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 納税通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書
  • 給与明細書

いずれの場合も直近のものが求められます。また、給与明細につきましては、直近の2~3ヶ月分を求められることが多くなっています。さらに、本人の氏名や給与明細の発行年月日、発行元、月収などが明記されていることが必要です。

手書きの部分があるようなら社印や社判が必須などの、条件をつけられていることもあります。それから、賞与明細の提出を合わせて求められる場合もあります。

これらの書類を提出すると、年収がはっきりわかってしまいますので、嘘をついてもしかたがないということになりますね。

審査担当者は多くの審査をしている!経験からバレることも!

ここまで読まれて、それなら所得証明書が必要にならないような条件で申し込めばいいんじゃないかと思われたかもしれませんね。ですが、それでも嘘を書いたことがバレる可能性があります。

では、なぜそう言えるのか、理由を確認しましょう。

審査担当者の経験から年収が推測できる!

キャッシングの審査担当者は、これまでに審査の経験を積んでいることが多いものです。その経験から、審査担当者は勤務先の業種やその人の職業、会社規模、勤続年数などを元にしておおよその年収を推測することができます。

つまり、同じような条件の人と比較して不自然に年収が高いと、嘘を書いている可能性が高いと判断されるわけですね。

キャッシングは信用を元に融資するもの!信用は無くさないように

キャッシングは、何か担保を取ってお金を貸すのではなく、その人の信用を元にお金を貸すという性質の商品です。そのため、信用が無いと判断されれば、お金を借りることはできません。

貸したお金が返ってくる可能性が低いので、嘘をつく人には個人的にもお金を貸したくはないですよね。それを仕事として行っているのなら、経営がかかっていますから、余計にそう思うものです。

いくら収入証明書の提出が必要ない場合でも、審査担当者の経験から見抜かれる可能性があるので、やはり嘘を書くことはお勧めできません。

嘘がバレてしまうと、信用できない人にお金は貸せないと判断されて審査に通らず、またすでに借入をした後だと一括返済を求められますし、当然のことながら今後借入をすることもできなくなりますので、注意しましょう。

困った時にはこうしよう!年収が少なくても審査に通る方法とは

実際のところ、年収がそんなに高くなくても、お金を借りるのには問題が無いことが多くなっています。ですが、そのためには気をつけるべき点があります。

ご自身の年収が低くて困ったな、と思われる時には、この後ご紹介する年収が少なくても審査に通る方法を試してみてください。

パート・アルバイト可の商品を選ぼう!

パートやアルバイトの場合、そんなに年収が高くならないことは誰にでもわかりますよね。ということは、パートやアルバイト可の商品を選べば、収入が高くなくても借入ができる可能性があることになります。

銀行の商品に時々あるのですが、そのカードローンを利用するのに年収がいくら以上無いと利用できないといった制限があったり、正社員でないと利用できないと決められた商品があったりします。

年収が気になる人は、まずは融資対象が広い商品を選ぶことが審査に通るためのポイントです。

希望の金額を高く書かない!

いくら融資対象が広い商品でも、お金をきちんと返してくれると思われなければお金を貸してもらうことはできません。では、どうやったらきちんと返してもらえると判断してもらえるのかと言うと、希望金額を極力低く書くことがポイントです。

消費者金融でお金を借りる際、収入証明書が必要かどうかは貸金業法と言う法律の取り決めを元に決められていることをお話ししましたが、貸金業法では貸金業者が貸せるお金の上限を年収の3分の1までと定めています。

これは、この金額であれば返済が可能だろうという過去の経験を元に決められた数字で、お金を借り過ぎて返済ができない人を作らないためにできた決まりです。ということは、貸金業法である消費者金融を借入先に選ぶのなら、この数字は絶対に超えられないのです。

例えば、アルバイトで年収が30万円程度の人の場合、最大でも借入ができるのは10万円までということですね。これは上限ぎりぎりの数字なので、それよりも引き下げればもっと借入ができる可能性が高まります。

銀行は貸金業者ではないので、厳密にこの数字に従うわけではありませんが、返済してもらえないと困るのは貸金業者と同じです。そのため、銀行でも年収の3分の1という数字を1つの目安として融資を行っていると言われています。

つまり、年収の3分の1よりも低い金額を希望した方が、審査に通りやすくなるということなのです。

すでに借入がある人は返済を優先しよう!

年収が低い状態で、なおかつすでに借入がある場合は、残念ですが返済を優先することを考えた方がいいかもしれません。というのが、借入先が増えるほど当然借入額も増えますので、年収の3分の1という数字に近づいてしまうからです。

さらに、借入先の件数は多いほど審査には不利になります。そういった事情を考えても、すでに借入がある場合には、審査に通らない可能性が高いと言えます。

審査で年収がわかるのは自己申告と収入証明書、担当者の経験から

以上の内容から、審査で年収がわかるのは、以下の3つの理由からだと言えます。

  • 申し込みの際に自己申告で記入するから
  • 条件や審査上の必要性によっては収入証明書の提出を求められるから
  • 審査担当者のこれまでの経験から推測できるから

基本的には申し込み書に自己申告で記入するので、一見収入を高く書いても問題がなさそうに見えますが、後で収入証明書の提出を求められた時には嘘がはっきりわかってしまいます。

また、審査担当者もこれまでの経験を元に年収をある程度推測することができるので、不自然な金額になっていれば嘘を疑われます。

嘘がバレた時には審査に通りませんし、それが借入をした後だと一括返済が必要になり、さらにその後借入ができなくなる可能性が高いので、審査時に年収は借入先にわかるものと思って申し込みをしましょう。

年収が低く審査が不安なのなら、以下の方法で少しでも審査に通りやすい状況を作りましょう。

  • パートやアルバイトでも可のような、融資対象が広い商品を選ぶ
  • 希望の借入額を年収の3分の1より低めに記入する

要は、返済がきちんとできると判断してもらえるよう、収入に見合った借り方をすれば問題が無いということですね!

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