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即日融資もムリ…郵便でのキャッシングをオススメしない理由

カードローンを利用したい!と思ったとき、どの方法で申し込むでしょうか?

多くの方がインターネット(パソコン)や、スマートフォンから申し込むと思います。しかしそれらを持っていない、うまく使えない…という方は「郵送での契約」が選択肢に入ってくることでしょう。

ある意味昔からの伝統的な方法ともいえますが、現代では正直あまりオススメできない方法ではあります。

もちろん今では古いから、というわけではありません。きちんとした「オススメできない理由」があるんです。

どうして?郵便でのキャッシングがオススメできない理由

早速ですが、郵便を利用したキャッシングがオススメできない理由を順番に見ていきたいと思います。

最近では郵便のみで…という方も少ないと思いますが、どうしても時間に追われたくない等の理由で郵便で契約する、という方もいなくはないでしょう。

もちろん郵便で契約をすること自体を否定することはありませんが、このようなメリットがあるよ?ということは知っておいて頂いても損はないと思います。

契約までに時間がかかるため、即日融資は不可能

郵便を利用してカードローンを契約する場合、

1.申し込みに必要な書類を取り寄せる(あるいは店舗・ダウンロードなどで入手)
2.申込書を送る
3.審査結果が(電話などで)伝えられる
4.契約書を取り寄せる
5.契約書を送る
6.カードが手元に届く

と、利用までに最高で6つのステップを踏む必要があることがわかるかと思います。

大手カードローンでは申込時に身分証明書類なども一度に送るため、4.及び5.が省略されるケースが多いです。

また、会社によっては「5.契約書を送る」または「2.申込書を送る」の際に振込融資希望の旨とその金額を記載しておくことで、契約書類が会社に届いた際に振り込みで融資をしてくれる場合もあります。

4.や5.が省略された場合はステップ数は4となり、スムーズに契約が出来そうな印象はあります。

しかし郵送ですから、どうしても書類が会社側に届くまで時間がかかかります。仮に2日ほどかかるとしても申し込みから1週間程度経過して初めて利用が可能になる…くらいで見ておかないとダメでしょうね。。

もちろんこれでは即日融資なんてことは不可能。

即日融資を求めるなら、スマートフォンやインターネット、あるいは自動契約機などを利用する必要がありますね。

郵便事故により書類が届かない可能性がある

郵便事故、という言葉をご存知でしょうか。

郵便物が何らかの原因により紛失などが起こって、相手方に到着しないことを言います。

そう頻繁に起こることではありませんが、毎日たくさんの郵便物が配送されている中、紛失がいくつか起こってしまっても仕方はないことだと思います。

申込書を取り寄せる段階であれば、万が一郵便事故に遭ったとしても被害はほとんどありません。再度請求すればいいだけのことです。

しかしこちらから申込書を送る場合、さらに契約書類を送った場合に郵便事故に遭ってしまうと契約が出来なくなる、それまでの途中経過が水の泡になってしまう恐れがあります。

家族にバレてしまう確率が上がる

カードローンを利用したい方の中には、「家族にはバレずにお金を借りたい」と思っている方も多いかと思います。

そういった方にとっては、申込書や契約書といった紙媒体が自宅にあるというのは非常にリスキー。肌身離さず持つといっても限度がありますし、契約が終了すれば一息ついて家の中にそのまま放置してしまう…なんてこともなくはないでしょう。

ふと席を外した瞬間に家族に見つかってしまう可能性もありますし、ネット上ですべて契約できることを考えると、比較して「家族バレ」という点ではかなり危険性が高い行為といっても差し支えがなさそうです。

身分証明証のコピーなどを送る必要もありますし、見つかったコピーから「何をするつもりなの?」と追求されてしまうかもしれません。

でも悪いとこだけじゃない!郵送契約のいい点もある

と、まずデメリットから入ってしまいましたが、郵送契約のすべてがダメ!というわけではありません。

確かに現代の様々な申し込み方法と比べると不便なところも多いですし、リスクが高い部分もあります。

しかし郵送契約が悪いというわけではもちろんありません!郵送契約ならではのいい点もありますので、そちらをご紹介したいと思います。

時間を置くことでカードローンが必要か検討できる

ついつい、こういったものは勢いで決断してしまう!なんてことも多いですよね。

郵送での申し込みはまず申し込むための申込書が必要な分、「本当に今お金を借りる必要があるのか?」と一度クールダウンして考えることが出来ます。

申し込みの前に電話で一度連絡する必要がある会社や、申し込み書がインターネット上からpdfファイルでダウンロード可能になっており、プリントアウトしたものを送ればOKという会社もあるので勢いでそこまでやってしまう、ということもあるでしょう。

しかし身分証明書をコピーし、いざ…というところで一度自分にカードローンが必要かどうかを問うことが出来るのは、大きいと思います。

昔に比べてカードローンの審査自体は厳しくなっていますし、昔ほどカンタンにお金を借りることが出来るわけではありません。

しかし今でも手軽にお金を借りることが出来るのは事実であり、即日融資などが当たり前となった今ではとりあえず勢いだけで申し込む、という方も少なく無いでしょう。

「手軽にお金を借りられるからつい使ってしまった」ことによって、後々返済が出来なくなるほどの多重債務者になってしまうかもしれません。

お金を借りなくてもなんとかなる状況になるかもしれません。勢いだけの失敗が起こりづらいのは非常に大きなメリットだと思います。

契約内容をきっちりとチェックすることが出来る

検討する部分に入るっちゃ入るのですが、カードローン会社の利用規約などにきっちりと目を通すことが出来るのも、郵送契約でのメリットと言えるでしょう。

もちろんネット上で申し込みをするときも利用規約にはきちんと目を通さなければいけません。

ですが、ちょっと見づらい形になっていることが多いことと、そんなことより早くカードローンを使わせろ!という利用者の都合により(笑)、あまり目を通さずにとりあえず「同意する」としてしまうことが多いのではないでしょうか?

申込書に記載されている規約も文字が小さくて見づらいケースの方が多いのですが、それでも一度はじっくりを目を通すことが出来るため、スマートフォンや携帯電話から申し込む時に比べれば規約にしっかりと目を通す確率はかなり高いと言えるでしょう。

規約には

  • 個人情報の取扱について
  • 契約更新について
  • 契約違反となることについて

などなど、カードローンを利用する上で非常に重要なポイントがたくさん記載されています(当たり前ですが)。

お金に関わることですので、こういった規約にきっちりと目を通す時間があるのは、ゆったりと申し込みが出来る郵送契約ならではと言えますね。

申し込み作業が1回だけなのでラク

郵送契約の意外なメリットといえばこちらでしょうか。ネットなどから申し込みをする場合はどうしてもスピードが重視される部分があるため、最初に記入(入力)する部分は最低限の情報であるケースも多いです。

その後審査結果が出て、可決したならばそこで初めて身分証明書を提出…という流れになります。

具体的な順番を記載すると

1.申し込む
2.審査結果の連絡がくる
3.必要な書類を提出する
4.利用が出来るようになる

と、ステップ数自体は大きく変わりませんが、ステップ間にかかる時間が郵送契約とは大きく違います。

しかしこれを郵送契約に当てはめると

1.申し込む
2.審査結果の連絡がくる
4.利用が出来るようになる

と、ステップ数を1つ減らすことができちゃいます。

用意すること自体は同じなのですが、とりあえず必要なものは全部送った!あとは結果待ち!といった潔い待ち方(笑)が可能なので、契約までの時間がかかることをマイナスに思わないのであれば意外とオススメできる方法かもしれません。

郵送契約OKなカードローン:消費者金融編

「でも今時は郵送で契約することが可能なカードローンなんて、ほとんどないんじゃない?」と思ったあなた。

そんなことはありません。意外と…といったら失礼かもしれませんが、まだまだ郵送での契約は現役です。

とはいえ、やはりインターネットを介した申し込みが便利なために、郵送での契約を行っていない会社があるのも確かです。

なので、ここからは郵送で契約することが可能なカードローンをご紹介していきたいと思います。まずは消費者金融から!

30日間無利息期間がある「アコム」

最初は消費者金融の大手!80年の歴史を持つ「アコム」です。

アコムは初めて利用する方に限り、30日間金利が0円になる「無利息期間サービス」を行っています。

無利息期間は「契約日の翌日から30日間」という制限がありますので注意する必要はありますが、便利に使えばとってもお得ですよ。

金利 利用限度額 利用可能な年齢
3.0%~18.0% 1万円~800万円 20歳~69歳

最大で800万円まで借りることが出来、金利も消費者金融の中では平均的と言えるでしょう。

郵送契約に必要な申し込み書は、アコムの「フリーコール」に電話を入れて送付してもらいます。その後、必要事項を記入し、必要書類を同封して送りましょう。

審査結果は9:00~21:00の間に電話にて伝えられます。その後、自宅に契約書類及びカードが郵送されます。また、郵送だけではなくアコムの無人契約機「むじんくん」でも受け取ることが可能です。

最短で翌日にカードが到着しますので、郵送契約しか出来ないけど、できるだけ早く利用したいという方にはアコムがオススメですね。

こちらも30日間無利息で利用可能!「プロミス」

大手の一角である「プロミス」も、初めて利用する方であれば30日間無利息で利用することが可能です。

初めての借り入れの翌日から無利息期間がスタートしますので、30日間しっかり無利息で利用することが出来る点はアコムに比べて優れていますね。

金利 利用限度額 利用可能な年齢
4.5%~17.8% 1万円~500万円 20歳~69歳

金利はほんのちょっとアコムより低いくらいで、ほぼ変わることはありません。

郵送契約に必要な書類は、以下のいずれかの方法で請求しましょう。

  • プロミスサービスプラザ
  • 自動契約コーナー
  • プロミスATM
  • プロミスコール
  • ホームページ

近くにプロミスのATMなどがあるならそこでもらってくるのが早いですね(それならそのまま契約したほうが早いのでは?という部分もありますが…)。

店舗が遠い、わざわざ行くのは面倒!という方は電話、あるいはホームページでの請求も受け付けていますので、どちらか好きな方を選択してください。

大きな金額を借りるなら「モビット」

最後にご紹介する「モビット」は、他の2社と違い利用限度額が「800万円」と、高額まで設定されている特徴があります。

ただ無利息期間は残念ながらありません。

金利 利用限度額 利用可能な年齢
3.0%~18.0% 1万円~800万円 20歳~69歳

郵送契約に必要な書類を取り寄せる方法は

  • 電話
  • ローン申込機
  • 三井住友銀行店頭

以上の3種類の中から選べます。これもローン申込機にわざわざ行くのであれば、そのまま申し込んだ方が早い話ですので(笑)、電話で取り寄せるか三井住友銀行の店頭にいったついでにもらってくる…というのが現実的と言えるでしょうか。

また、モビットの場合もカードの受け取りを郵送かローン申込機か、好きな方を選ぶことが出来ます。急ぐのであればローン申込機を選択しましょう。

郵送契約OKなカードローン:銀行系カードローン編

消費者金融のカードローンではなく、銀行系のカードローンでも郵送で契約が可能な商品はいくつかあります。

銀行系と一口にいっても都市銀行・地方銀行・信用金庫…などなど様々なのですが、地方銀行や信用金庫のカードローンは、契約の際に店舗窓口に行かなければならないケースが多いため、どうしても大手(都市銀行)のご紹介になってしまいますね。

消費者金融のカードローンに比べて適用される金利が低めな点、収入証明書類を提出しなければならない金額が高い点などメリットも多い銀行系カードローン。その中から、郵送契約が可能なものをご紹介します。

2つのプランでお得に使える「みずほ銀行」

都市銀行のひとつ「みずほ銀行」のカードローンは、以下のように2つのプランのどちらかが審査結果によって適用されます。

プランによって利用限度額や適用される金着が違ってくるのが大きな特徴ですね。

特に「エグゼクティブプラン」は利用限度額が200万円と、かなりまとまった金額をいきなり利用できます。

プラン 金利 利用限度額 利用可能な年齢
コンフォートプラン 4.0%~14.0% 10万円~1,000万円 20歳~65歳
エグゼクティブプラン 3.5%~7.0% 200万円~1,000万円 20歳~65歳

また、カードローン専用のカードか、みずほ銀行のキャッシュカードとの一体型か好きな方を選ぶことが出来ます。

キャッシュカード兼用型の場合は手続き後すぐにキャッシュカードでの利用が可能なので、急ぎの方は兼用型を選択するのがおすすめですよ(カードローン専用型の場合、手元に届くまで1~2週間程度かかります)。

郵送契約に必要な書類はみずほ銀行の店頭で手に入れることが出来ます。

みずほ銀行の預金口座を持っていないと申し込みをすることが出来ませんのでご注意ください。インターネットからであれば口座の開設と同時に申し込みも出来るのですが、その点はちょっと郵送だと不便になっています。

口座がなくても利用可能「三井住友銀行」

みずほ銀行と並んで大手と言える「三井住友銀行」。こちらのカードローンも郵送での契約が可能となっています。

また、申し込みに三井住友銀行の預金口座を持っている必要がないので、わざわざ口座を作る気はないけど銀行系カードローンを利用したい!というなら三井住友銀行がピッタリです。

金利 利用限度額 利用可能な年齢
4.0%~14.5% 10万円~800万円 20歳~69歳

金利はやはり銀行系だけあって、みずほ銀行もそうですが15%未満と非常に低い設定となっています。800万円まで借り入れが可能なので、まとまった借り入れが出来るのも嬉しいところですね。

利用できる年齢も69歳までと、消費者金融のカードローンに近いので、ある程度年齢を重ねている方でも安心です。

契約のための「メールオーダーサービス申込書」は三井住友銀行の店頭にありますので、ちょっと足を伸ばす必要があります。電話やインターネットからの請求は残念ながら出来ません。

審査後のカードは、郵送で受け取るか、あるいはローン契約機(ACM)で受け取るかの選択が可能です。他の会社と同様、急ぐのであればローン契約機でカードを発行してもらう方が早いですね。

ただし、ローン契約機にてカードを発行する際には運転免許証などの本人確認書類が必要になりますので、忘れないように注意してください。

銀行系だけど無利息期間アリ!「レイク」

最後は、元消費者金融、だけど今は銀行系カードローンという変わったタイプの会社「レイク」のカードローンをご紹介します。

現在は「新生銀行」のカードローンブランドとなっているため、れっきとした銀行系カードローンなんですよ。

「レイク」の大きな特徴は、

  • 5万円まで180日間無利息(利用限度額200万円以下)
  • 30日間無利息

の2種類の無利息を選んで利用できることでしょう。選べる無利息期間というのは銀行系・消費者金融どちらを見てもレイクだけではないでしょうか。

ただし、適用日はアコムと同様に契約日の翌日からなので注意が必要です。

金利 利用限度額 利用可能な年齢
4.5%~18.0% 1万円~500万円 20歳~70歳

元消費者金融なだけあって、金利設定は消費者金融のままといった印象で、銀行系カードローンと比べると高さが目立ちます(他の銀行系カードローンでも18%程度の商品はありますので、レイクだけが…というわけではありませんが)。

申し込みに必要な書類はレイクのフリーダイヤルに電話することで手に入れることが出来ます。その後、申込書に必要事項を記入し送付すればOK。契約後はカードは郵送されますので、急いでいる方は振り込みでの融資を利用しましょう。

現代のスピードには合わないかも。でも熟考できるのは魅力

正直いって、郵送での契約は現代のスピードには合わない部分が多いです。

デメリットの部分でもご紹介しましたが、どうしても郵便事故が起こる可能性もありますし(電子メールなどでもうまく届かなかったり、表示がされなかったりというケースもありますが)、実際の利用まで時間がかかってしまいます。

今のカードローンは特に、できるだけスピーディに、そして出来るだけカンタンに利用できるものが求められています。スマートフォン上ですべて契約まで完了したり、契約コーナーであれば利用できるまで40分で完了するなど手軽さと早さをウリにしたものが多いですね。

郵送契約はそういった早さ・カンタンさの魅力はちょっと少なめですが、じっくりと利用を考えて申し込みが出来るのは大きな魅力です。

また、申込書に身分証明書類のコピーなど、必要書類も同封するため最初に送ってしまえば(基本的には)追加で何か書類を送る必要などもありません。

郵送契約には郵送契約ならではの魅力があることも確かです。ただ、即日融資を求めるのであればやっぱり郵送契約は選択肢には入りません。

すぐにお金が必要なのか?じっくりと選んでから申し込みたいのか?など、自分の立場に合わせた申込方法を選ぶことが大切ですね。

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