銀行カードローンは金利が低いので魅力的ですよね。しかし、できれば銀行カードローンで借り入れをしたいけど…残念ながら審査に通らない場合もあります。
ここでは、そんな時にどうしたら良いのかを見ていきますよ。銀行カードローンの申し込み条件をクリアしていたのか、申込書は正確に記入できていたのか、まずは審査に通らない原因を探ってみましょう。
それでも思い当たる節がなければ、奥の手として消費者金融の紹介をしていきます。銀行カードローンと消費者金融では審査基準が異なりますので、銀行カードローンの審査には通らない人でも、消費者金融の審査なら通るという人もいますよ。さっそく見ていきましょう。
意外に知らない?銀行カードローンの申し込み条件
意外に知らないのが銀行カードローンの申し込み条件です。申込み条件としては、年齢と安定した収入がある人と書かれていますね。
金融機関名 | 申込み条件 |
---|---|
バンクイック | 年齢満20歳以上65歳未満で安定した収入がある方 |
三井住友銀行 | 年齢満20歳以上69歳以下で安定した収入がある方 |
横浜銀行 | 年齢満20歳以上69歳以下の安定した収入がある方 |
千葉銀行 | 年齢満20歳以上65歳未満の安定した収入がある方 |
上記の申込条件は、たいていどこの銀行にも書かれています。都市銀行に申し込みをした場合では、他に保証会社の保証を受けられることが条件となりますね。そして地方銀行の場合は、申込みできるエリアが決まっている銀行もありますよ。
横浜銀行の申込み条件
横浜銀行では上記に書いた年齢と安定した収入の他にも、融資できるエリアがきまっています。
このエリア内に住んでいるか勤務先がある人以外の申し込みでは、審査に通ることはありません。安定した収入には、パート、アルバイトの方も含み、配偶者に安定した収入がある場合は主婦の申し込みも可能となっています。
年金も年収に含まれるため、年金収入の方も申し込むことができます。けれど、学生は不可となっていますので、学生の方が仕送りなどで申込みをすると審査に通ることはできません。
安定した収入 | 申込 |
---|---|
パート | 可 |
アルバイト | 可 |
配偶者に安定した収入のある主婦 | 可 |
年金収入 | 可 |
学生 | 不可 |
こういった細かい申込み条件にも該当しているのかチェックする必要がありますね。
千葉銀行の申し込み条件
千葉銀行でも横浜銀行と同じく、融資対象のエリアを限定しています。以下のエリアに住んでいるか働いている人が対象となります。
千葉県全域、東京都全域、茨城県全域、埼玉県全域、神奈川県横浜市、川崎市
インターネット支店以外の場合:
千葉県全域、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、北区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、品川区、中野区、目黒区、大田区、杉並区、世田谷区、豊島区、渋谷区、練馬区、板橋区、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市
茨城県土浦市、下妻市、常総市、取手市、牛久市、つくば市、鹿嶋市、潮来市、守谷市、坂東市、神栖市、行方市、つくばみらい市、阿見町、稲敷市、河内町、利根町、龍ヶ崎市、境町、五霞町、埼玉県さいたま市岩槻区、川口市、春日部市、草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町、杉戸町、幸手市
千葉銀行の場合では安定した収入に年金収入のみの方は含まれていません。
安定した収入 | 申込 |
---|---|
パート | 可 |
アルバイト | 可 |
配偶者に安定収入のある専業主婦 | 可 |
年金収入のみ | 不可 |
千葉銀行と横浜銀行を比べただけでも、細かい申込み条件は異なっていることが分かりますね。そのため、審査に通らない場合は、再度申し込む銀行の申込条件をチェックし直してみましょう。原因が見つかる可能性が高いですよ。
あなたは大丈夫?記入内容は正確に書こう
まず、年収ですが勤続年数、部署、企業名からだいたいの年収のデータを持っています。このデータから逸脱するような年収であれば、源泉徴収票の提出を求められたり、給与明細の提出を求められたりします。
また、勤続年数も源泉徴収票に書かれている入社年月をチェックするとすぐに分かります。そのため、ウソや偽りなく正直に書く必要があるのです。
ごまかしやすい項目 | バレる原因 |
---|---|
年収 | 収入証明書 |
勤続年数 | 源泉徴収票 |
中にはウソをついたり偽ったりするつもりは無かったのに、入力ミスや入力漏れがおこることもあります。住所や電話番号、勤務先の電話番号などが要注意ですよ。
それでもダメなら消費者金融へ申し込み
申込み条件もクリアしているし、記入間違いも無い、それでも通らないという時には、思い切って消費者金融へ申し込みをしてみましょう。
銀行カードローンと消費者金融では審査基準が異なる為、銀行カードローンの審査に通らなくても消費者金融の審査には通る可能性がありますよ。
ただし、消費者金融の場合では年収の1/3を超える借入れはできないという総量規制があったり、専業主婦は配偶者貸付対応のところに申し込む必要があったりしますので、注意が必要ですね。
金融機関 | 総量規制 | 専業主婦 |
---|---|---|
銀行カードローン | なし | 借入可能 |
消費者金融 | あり | 配偶者貸付のあるところのみ可能 |
消費者金融では総量規制で借入可能額は年収の1/3までとなりますので、年収300万円の人は100万円までとなりますね。銀行カードローンで100万円以上を借りようと思っていた人は、借入希望額を減らす必要がありますね。
銀行カードローンの審査に通らない時の奥の手
ここまでを整理すると、銀行カードローンの審査に通らない時の奥の手は、消費者金融となりますね。けれど、まずは銀行カードローンの審査に通らない原因を探ってみる必要がありますね。消費者金融の審査基準は銀行カードローンとは異なると言いましても、やはり審査に通らない原因は取り除いておく必要がありますよ。
例えば、審査に通らない原因がエリア対象外である場合は、自分のエリアの銀行に申し込みをすることで審査に通る可能性はありますね。記入ミスや記入漏れがあった場合は、正確に記入するように心がけると良いでしょう。
それでも審査に通らない場合は、思い切って審査基準の異なる消費者金融へ申し込みをすると、案外審査に通る可能性があります。
銀行→大手消費者金融→中小消費者金融
銀行の審査基準が一番厳しく、大手消費者金融→中小消費者金融の順に甘くなっていきますよ。どうしても借りたい時には審査の難易度を下げるのも一つの手段ですね。