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生活費のためのキャッシング!これって危なくないの?

借金をする、カードローンを借りるというと使い道として多いのはギャンブルのような気がします。多くの人がギャンブルで身を滅ぼしているというのもありますが、借金をするというのは何もギャンブルのためだけではないのが実際です。

特にカードローンの実態として、遊びのためのお金を遣うというのもあるのですが、それ以上に生活費のために借入をしている人というのが多いのです。どういった借入の人が実際には多いのか、そしてその借入は危なくないのか?を考えてみましょう。

借入の目的について

ではまずどういった理由から借金をしているのか、そのデータを見てみましょう。ある大手の調査会社が行ったデータでは色々な使い方があるのですが、その使い道の特徴が5つに分かれていると言われています。その5つが下記の通りです。

  • 生活を維持するために借りている
  • 買い物や遊びのために借りている
  • 趣味のために借りている
  • 多重債務の返済のために借りている
  • お小遣いのために借りている

以上のようなパターンに分けられると言われています。そして上から順に利用者が多いとされているのです。基本的に借入の理由としていいものと悪いものにわかれると思いますが、基本は借入の理由として問題ないものばかりです。

ほとんどのパターンで返済はしっかりしているし、滞納もしていないのですが多重債務の人が借入をしているパターンだけは滞納もかなりしていると言われています。つまり借金の返済のために借金を借りるというのは良くないのです。

それ以外はちゃんと計画的に使うのであれば問題はないとされています。もちろん生活費のために使うのは問題ありませんし、生活費のために使う人は実は借金をする人の中では一番多いのです。だから危険であるとは言いづらいでしょう。

なぜ生活費を借りるのか?

ではなぜ生活費を借りているのでしょうか。例えば給料が出るのであれば、給料の中から、自営業なら売上の中で生活をするのが普通だと思うかもしれません。しかしいろいろな事情から生活費を借りている人達が多いと言われています。

給料が減ったパターン

まず一番多いとされているのがこの給料が突然少なくなったというパターンです。給料が減ったというパターンは非常に多く、大企業や公務員で働いている人には理解できないかもしれませんが、中小企業や非正規雇用ではよくあることです。

給料が突然減るパターンはよくあるのですが、例えば会社の業績が急に傾く時です。会社が大手の下請けなどをしていれば、大手の下請けの仕事がなくなれば急に傾いてしまって、給料が減ってしまうことがよくあります。

場合によっては遅配といって1ヶ月遅れで給料が支払われるというようなこともあります。貯金が十分ある人ならば問題はありませんが、ほとんどの人は貯金をするほど稼いでいません。となると借金をして何とか乗りこなすということになるわけです。

借金をするときにはこのパターンが非常に多いとされています。実は生活費として借入をして、それを数ヶ月間我慢して会社の業績が好転するのを待つというものです。そうすれば借金をその後は通常の給料から払っていけるのです。

退職から再就職するため

次に多いのは転職をするときのためでしょう。転職をするときには一時的にお金がなくなります。最近では転職をする前にカードローンの契約をしておいて、転職のために一時退職をして、その時のお金を何とかするために借りるというパターンです。

コレも生活費のために借りているという場合が多いのですが、普通転職で危なくなった時に借りたらいいのではないか?と思うかもしれません。しかしそれでは実は遅いのです。うまく借りられている人は転職前に借りているのです。

転職前に借りたほうがいいというのは一部の消費者金融やカードローンに詳しい人は知っているのですが、全員がそれを知っていないので実行されている率は低いようです。借入は職について置いたほうがたくさん借りられるので、先に契約しておくのです。

そうすれば働いている時の給料などを参考にして借入をすることが出来ます。一方の転職期間中となると、給料がない状態でこの人は大丈夫か?ということが審査されます。そうなるとほぼ借入をするときに借金しづらくなるのです。

だからこそ先に借金をしておいたほうがいいというわけです。それこそカードローンの契約だけをしておいて、枠は使わないで転職するときになってから使うという方法もいいでしょう。いろいろな方法が考えられますので準備をしておくべきです。

もう一つ、カードローンを失業保険が出るまでの間使うという方法もあります。昔は失業保険というのは退職をすればすぐに出ていたかもしれませんが、今は3ヶ月間待たないとダメなのです。会社都合でクビになったらすぐに出るのですが自己都合は遅いのです。

この3ヶ月の間というのがかなり厳しいので、借入をして凌ぐということをする必要があるのです。3ヶ月の間ですが、借入を使うことで何とか生活をして、後は失業保険をもらうことが出来ます。失業保険が切れたタイミングで就職するといいでしょう。

というように生活費を転職時期に使うということもあります。

自営業者の生活費に

もう一つあるのが自営業者の生活費のために使うというパターンです。自営業者の人は結構借金をたくさん使っているんですが、これにはわけがあります。ちゃんと借金を使わないで生活できるのであればそれに越したことはないでしょうが。

サラリーマンよりも借金を使う人が自営業者で多いのは、それだけ不安定だからです。不安定な景気もさほどいい時代ではありませんが、自営業者は更に不安定です。今月はすごい仕事があったから入金も多かったけど、来月は全くないということもあるのです。

こういう不安定さが自営業主にはあります。仕事を取りに行くために不安定なのは仕方ないとしても、生活は仕事がなくてもあっても結局しなければいけません。なので生活のために借りるというわけです。消費者金融やカードローン業者によくあります。

自営業者は自分たちの仕事のために借りるということも多摩にするのですが、それがビジネスカードローンと言うものだったりします。ビジネスカードローンを使うのも、不安定だからです。仕事で入金が安定してくると使わない人も増えます。

会社員とは違って自営業者ならではの理由で使っていると言えるでしょう。

生活費利用は危なくない?

さて、このような理由から生活費のために利用している人はたくさんいるわけですが、じゃあ生活費利用をするということ自体は危なくないのか?ということがあげられます。特に給料が減ってしまった場合など、返済のあてがあるのかと気になるでしょう。

確かに単純に借り入れをするというだけでは危ないと言えるでしょう。単純に借入をしたところで生活費を返済できるかどうかはわかりません。計画的な借入をしなければ、危ないといえるでしょう。

いくつかのパターンが考えられますが、パターンによっては返済できないということもあります。なのでよく考えて計画的に借り入れをするようにすべきです。

給料が減り続ける場合

まず給料が減り続ける場合というのがありますが、この時は絶対に借入をしないほうがいいでしょう。借入をしてもいいですが、それで生活をちょっとでも向上させようとか考えないほうがいいと思います。返済が厳しくなってしまいがちです。

なぜこのように給料が減り続けるのか理由はいろいろあります。倒産に向かっている場合などはその典型的な例です。会社が倒産しかけていて、給料も減り続けているのに借入をしてしまっても返済のお金を手にすることは難しいでしょう。

ですので給料がずっと減り続けているという時には借入はしないほうがいいでしょう。逆に、借入はせずにカードローンだけ申込みをしておくというのはいいでしょう。そして申込みをして転職活動に勤しむというのが一番ベターな方法だと思います。

転職をしてしまえばその後の収入も安定させることも出来るでしょうし、カードローンを利用するだけ利用しても返済できる給料がなければ意味がありません。転職でその分の給料を稼ぐというのは良い考え方だと思います。

なので給料が減り続けている時には借りるのはやめておいたほうがいいでしょう。そして借りるのであれば転職をしてちゃんと返済を出来るような体制にしておくべきです。

一時的な収入不足の場合

一時的な収入不足の場合、この時は借り入れをするのはいいことです。生活費が一時的に足りなくなるということはよくあることで、恥ずかしいことでもなんでもありません。例えば下記のようなパターンで生活費が足りなくなることがあるでしょう。

  • 冠婚葬祭がいくつも重なってしまう
  • 事故や病気で出費が多くなる
  • 給料が一時的に支払われなくなる

このようなことは生活をしている上で、よくあることですから生活費のために借金をしても何らおかしくはありません。特に病気や事故で出費が多くなった時に一時的にお金を借りるということは多くの人がやっていることでもあります。

他にも冠婚葬祭が増えると結婚式の祝儀が重なるということがあります。若いころに重なってしまいがちですが、そうなると一気に出費が多くなってしまいます。そんな時には少額の借入として10万円ほどカードローンを使うこともいいでしょう。

こうした時に生活費としてお金を借りることは何らおかしなことではありませんし、その後はコツコツ返済していけばいいので問題ないと言えるでしょう。

生活水準を下げたくない場合

もう一つ生活費で借りるときに理由として多いのは生活水準を下げたくないという時です。気持ちはわかるのですが、生活水準を下げたくないからといって借金に頼って生活をするのはあまり良くはありません。それを維持できなくなるからです。

給料や売上で何とか生活水準をあげていた時代はいいかもしれませんが、それが借金によって維持されるようになるとかなり厳しくなります。借金ができる額というのは決まっているわけですから、それを超えると維持できなくなります。

しかもそこから返済までしないといけないので出費が多くなって、結果として生活水準が一気に下がってしまうのでオススメできません。もし生活水準を下げたくないというのであれば、自分で稼ぐしか安全に維持することは出来ません。

ただ、生活水準を徐々に下げていくために借入を使うというのはあり得るでしょう。最初から一気に生活水準を下げるの大変ですから、徐々に1年かけて今の給料や収入に見合った水準にするという時に借金を使うというのは効果的でしょう。

世間的な見栄などもあるかとは思いますが、出来る限り借金をするのであれば、返済できるようなプランが必要です。生活水準を借金で維持し続けるというのは出口がないので、おすすめできない方法です。

一時的な生活費利用には効果的

以上のように生活費のために借金をするとういのはパターンもあるし、理由もそれぞれあるのです。そして多くの人が借金をするという時にはほとんど生活費利用のためにやっているということです。なのでおかしなことではないのです。

ただし気をつけなければいけないのは生活費利用のために借金をして、それをしっかりと返済していけるかどうかということです。借金を生活費の支払い利用するということ自体は問題はありませんが、返済ができる形での借入でなければなりません。

ですから自分自身の給料が一時的に減っているとか、生活費が一ヶ月だけ特別にかかったというようなときには、カードローンを利用するということは問題ないと思います。しかし収入がずっと減るような場合には借入は厳しいと思います。

まずは自分がどういう状況にあるかということを考えることが重要でしょう。そして今後将来的にうまくいきそうだ、その確証があるのであれば、借入をしても返済していけるので問題ないのではないかと思います。

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