> > > 私の限度額はどれくらい?年収から借入限度額を計算する方法

私の限度額はどれくらい?年収から借入限度額を計算する方法

借入限度額がどのくらいか?って気になりますよね。普通、そういうものを気にしないという人もいるみたいですが、借金をしようと考えてカードローンを使っている人なら、まず気にしないという人はいないと思います。借りられる額でやることも変わりますから、

ただ、借入限度額ってはっきりと「あなたはこのくらい借りられますよ」ということを言ってくれないですよね。審査が終わった後に枠というのはこれだけですというように渡してくれるところが多いのですが、どうにかして計算する方法はないのでしょうか。

借入限度額が決まる原因

そもそも借入限度額って人によってかなり差がありますよね。ある人は200万円くらいの枠をもらっているという話を聞いて「よし、じゃあ私も」と思って借りに行っても、実際には100万円も枠をもらえなかったということはよくあります。

じゃあ借入限度額ってどういうふうに決まっているの?というとおおよそ下記のような要因によって決まっていると言われています。

  • 年収
  • 職業
  • 結婚の有無
  • 返済実績
  • 他社借入

この5つくらいがおよその要因として言われています。多くの人は借入限度額というのは年収だけで決まっていると勘違いしている人も多いのですが、意外にそうではないのです。年収以外の部分で借入限度額が決まっていることはたくさんあります。

ですから年収が同じであったとしても、借りられる金額がだいぶ違ってしまうということもよくあるのです。同じような仕事をしていて年収も同じ、なのにカードローンを作ったら枠が全然違ったという時には他の要因が影響しています。

カードローンを作った時にはこれらの要因が大きく関係している、ということをわかっておけば、だいぶカードローンの借入限度額についてもよく分かってくるのではないでしょうか。

実際に借入限度額は計算できる?

では実際に借入限度額を自分自身で計算できるか?というと、これは無理なのです。無理というのは少し誤解があるかもしれませんが、例えばとある銀行系カードローンに申し込みをしようと思った場合、事前にそれを計算するということは出来ないということです。

理由はいくつか存在しますが、その理由を説明しましょう。

カードローン業者で違う

まず一つ目の理由がカードローン業者によって基準が違うということです。どういう点を見ているかというのは説明してたとおりで、返済実績であるとか他社借入、年収といったものを見ています。これは他のところも同じですし変わりません。

しかし見ている部分は同じだったとしてもその評価の仕方というのが変わってくるのです。例えば年収300万円の人をどのように評価するか?というと、業者によってだいぶ変わります。年収が多いと考えるところもあれば少ないと考えるところもあります。

そうなると年収が300万円あっても枠というのは全く違ってきます。借入限度額が100万円のところもあれば、50万円しかもらえないところもありますので、はっきりと「この業者ならこのくらい」ということが言えないというのが実情なのです。

消費者金融か銀行系か

次に考えられるのが消費者金融系なのか、銀行系なのかということです。この両方共に借り入れをすること自体はできるのですが、借入限度額の考え方というのが少し違います。それは法律の違いによって出てきているのです。

法律として消費者金融は貸金業法に規制されていますし、銀行系カードローンの場合は銀行法によって規制されているのです。そして消費者金融はさらにその中に総量規制という項目があって、年収の3分の1以上は貸し出せないようになっています。

消費者金融は許可制です。許認可を得ていない業者は営業をすることが出来ません。なので許認可を得ている業者が行っているわけですが、この許認可を得ている業者は更新するためにもしっかりと法律を守らないといけないのです。

だから総量規制を破っているところはないですし、破っているところがあるとしたら、それはヤミ金になります。ヤミ金以外は総量規制を破れないので、年収の3分の1以上の貸出は出来ません。そして年収の3分の1以上の貸出が銀行系カードローンなら可能です。

ですから消費者金融を使うか、それとも銀行系カードローンを使うかによって、借入できる金額も変わってくる可能性があるということです。総量規制を超えて借りる場合には確実に借入できる枠が変わってくるのではっきりと言えないわけです。

平均的な借入限度額を知る

というように、いろいろな業者によって違うし、その業者が消費者金融なのか銀行系カードローンなのかによっても違ってくるということです。なので枠をはっきりと理解したい、借入限度額を知りたいということがなかなか難しいということになります。

なのではっきりとした数字はわからないとしても、平均的な借入限度額というのがあるというのだけは知っておいてもいいかなと思います。平均的な借入限度額というのは消費者金融と銀行系カードローンで少し違ってきます。

消費者金融で平均的な借入限度額といえば、おおよそ年収の6分の1くらいと言われています。一方の銀行系カードローンの場合の平均的な借入限度額は年収の4分の1というように言われています。もちろんここから実績を積んで増やしていくことは可能です。

最初に借入をするときの限度額の平均はだいたいこのようになっています。年収によって決まるので、年収をしっかりと把握しておきましょう。ちなみに年収というのは手取り額ではなく総支給額の方を年収といいますのでご注意を。

例えばよくある年収のパターンで言えば消費者金融の場合、最初の借入限度額というのはだいたいこのようになるといえるでしょう。

年収200万円 年収300万円 年収400万円
約30万円 約50万円 約60万円

多くの消費者金融は枠を決めるときにキリの良い数字にしているという点から、上記のようなキリの良い数字にしておきました。だいたいこのくらいの年収でこのくらいのスタート地点から始まるというように思っていてください。

ではもう一つの銀行系カードローンの場合はどうかですが、このように少し高めになっています。

年収200万円 年収300万円 年収400万円
約50万円 約70万円 約100万円

およそこのくらいでスタートできると言われています。もちろん業者によってもそのスタート位置は違ってきますので、あくまでも平均的にこのくらいはもらえると言われているというだけです。もらえない時もあるので注意してください。

中小業者の最初の限度額

もう一つちなみに気をつけておきたいのは中小業者の場合の限度額についてです中小の消費者金融を使うことも中にはあるかもしれませんが、こういった中小の消費者金融は年収によって最初の借入限度額を決めないところもあります。

大手の消費者金融や銀行系カードローンの場合は年収が大きく最初の借入限度額を決める要因になるのは説明したとおりです。しかし中小の業者の場合はどんな人が来たとしても最初は一定金額だけしか枠を与えない、というところも多くあります。

例えばとある有名ではない中小の業者では、最初に借入をした場合は一律で10万円というように決めているところがあります。10万円だけ借入をして、後はそれを毎月返済していくわけです。たとえ年収が高くても10万円からのスタートです。

たった10万円なんて少なすぎると思うかもしれません。しかしそこから2,3回返済をしっかりとするだけで、枠を一気に3倍くらいまで大きくしてくれるのです。3倍ですから30万円ですが、このくらいあれば十分という人もいるでしょう。

そもそも中小の業者の場合は年収があまり高くない人メインで利用しています。そういった年収の高くない人というのは最初からたくさん貸出をしても、返済してもらえない可能性が高いということで、できるだけ最初は絞る傾向にあります。

年収が高い人はだからあえてちゅうしょうの業者を使う必要というのは特に無いのです。できるだけ有名な業者を使えばその分だけスタートの枠も大きいですし、極度額も大きいのです。中小の場合は50万円くらいがマックスのところも多いでしょう。

年収を増やすのが一番?

では借入限度額のスタートというのがこのようなルールでなんとなく決まっているということはわかったかもしれません。とはいえ年収が大きく関係しているのは最初の借入限度額の決定から見ても間違いはありませんがそれだけではないのです。

実は借入限度額を増やすためには年収が一番重要のように思えるかもしれませんが、後から増やそうとするのであれば、年収よりもどちらかと言うと返済実績のほうが重要だとされています。年収ももちろん重要ではありますが。

返済実績を増やすというのはいわゆる毎月の返済をしっかりと行うことです。自動引き落としでもいいですし、引き落としができないところなら振込やATMを使って振り込むという方法もいいでしょう。そうやって少しずつ地道にコツコツ返済していきます。

このコツコツした返済というのが実績となっていくのです。コツコツ返済している人と返済していない人、どこかで返済が滞ってしまっているような人については、返済実績が積み重ならないために、借入限度額を増やしにくいと言われています。

これは年収がたとえ高くても同じだそうです。むしろ年収があまり高くなくてもこの返済実績をしっかりと積み上げていくということができるのであれば、それは借入限度額をどんどんあげることにつながりますから年収の低い人ほどしっかり返済をすべきです。

じゃあ年収は全く関係ないの?他の要素は?というと関係ないことはありません。ただ、返済実績を積み重ねることに比べると、年収を上げることやより良い職業につくこと、結婚することなどは結構たいへんで変化が激しいことです。

ですので結果的に現実的な方法は?というと、多くの人が年収を増やしたりするよりも、年収などよりも返済実績を少しずつ積み上げていくほうがいいというわけです。それによって借入もだいぶやりやすくなっていくでしょう。

借入限度額は不明でも増やせる

借入限度額がどのくらいなのかというのは最初の平均的な数字くらいはわかるとしても、それ以外は基本的に業者によっても評価基準というのは違います。そして消費者金融化銀行系カードローンかでも違ってくるのではっきりとはわかりません。

借入限度額については計算をするということは出来ないということになります。はっきりとした数字は不明である、というのは間違いないことです。しかしはっきりとした数字は不明であっても、借入限度額を増やすことは可能です。

つまり借入限度額についてはどんどん増額することができるので、どのくらい借りられるかというのは法律上限までは可能であるということです。そこまでは返済実績をコツコツ積み上げていくことで、増やしていくことは可能でしょう。

コツコツと返済実績を増やしていって、増額をして借入限度額を増やしていくことで、借金できる金額は増えていきます。もちろん「どれだけ返済をしたら返済実績が積み重なったので、増額ができると判断されるのか?」というのも不明ではあります。

業者によってすぐに増額をしてくるところもあるでしょうし、なかなか増額をしてくれないところもあるでしょう。しかし確実に返済実績を積み重ねれば、どんどん増額して限度額をあげることは可能ですのであきらめないで返済をし続けてください。

どうしても最初に借入限度額を知りたいというのであれば、それはもう申し込みをするしか無いでしょう。申し込みをすれば限度額はわかりますが、それが上限いっぱいではありません。最初の限度額はどちらかと言うとあまり気にしないほうがいいのかもしれませんね。

新着記事
ページトップへ