借入をするとき、重要視するポイントと言えば何でしょうか?やはり、結局はどれだけ低い金利で借りることができるか、ということが決め手になることも多いのでは?
いくら多くのお金を借りることができても、その分返済金額も大きくなってしまってはあまり意味がありませんからね。ですから、出来るだけ返済総額を少なく済ませるためには、低金利で借入をすることが必要不可欠となるわけです。
低金利で借入するなら、やはり銀行からの借入がオススメです。ここでは、全国どこからでも申し込みが可能な代表的な銀行借入を、3行ご紹介していきましょう!
初めての借入でも安心!オススメの大手3行商品をご紹介
借入をするとき、やはり少なからず不安感を抱くはずです。できるだけ安心して借入できるところ、そして低金利で負担が少なく済むということを考えると、やはり銀行借入がオススメでしょう。
銀行は普段から利用する機会があり、身近な存在ですよね。消費者金融等の貸金業者と比較すると、見えている部分、分かっている部分が多いというのが安心に繋がるのです。
また、銀行は多くの人が利用しているところですから、騙されるのではないか、怖い目にあうのではないかという不安も払しょくされます。
借入初心者でも安心して利用できる、そんな銀行の中でも全国から申し込みが可能となっていて知名度も高い、大手3行をご紹介しましょう。
銀行大手3行と言えば、次の3行が挙げられます。
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
それぞれの商品内容を、簡単に比較してみます。
銀行・カードローン名 | 借入可能額 | 金利 |
---|---|---|
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック |
10万円~500万円 | 4.6~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 10万円~800万円 | 4.0~14.5% |
みずほ銀行カードローン コンフォートプラン |
10万円~1,000万円 | 3.5%~14.0% |
借入可能金額は、みずほ銀行の最高1,000万円を始めとしてやはり銀行借入ならではの高額設定が可能となっています。
金利も、最高金利で14%台となっています。消費者金融の平均金利が18%前後となっていることを考えると、最低でも4%前後の低金利設定となっていることが分かるでしょう。
低金利の借入はどのくらいお得?返済シミュレーションでチェック
銀行借入は低金利でオススメだということを紹介しましたが、実際金利が1%変わるとどのくらい返済総額に差が出るのか、ということを把握している人は少ないのでは?
先ほど、消費者金融の平均金利と比較すると4%程度の差があるということを紹介しましたので、金利が18%だった場合、17%だった場合、14%だった場合の3パターンで比較してみましょう。
返済金額は、借入先によって計算方法や毎月の指定金額が変わってきます。ここでは、みずほ銀行の返済シミュレーションを参考に算出してみましょう。
限度額100万円で50万円を借入をして、毎月決まった金額(1万円)を返済した際の返済金額について計算していきます。
金利 | 返済総額 | 支払金利額 |
---|---|---|
18% | 931,515円 | 431,515円 |
17% | 876,194円 | 376,194円 |
14% | 754,937円 | 254,937円 |
金利が4%違えば、返済総額は20万円近くも変わってくるということもあるのです。もちろん、借入金額が大きくなれば更に差は広がるわけです。
だからこそ、出来るだけ低金利で借入をして返済負担を少なくしたいのです。
なぜ銀行借入は少額でも低金利!?その秘密は顧客層にあり!
通常、個人の少額借入は金利が高めになります。お金を貸す側の収入源は、金利です。貸す金額が大きければ金利収入も大きくなりますが、貸す金額が少なくなれば金利収入も少なくなってしまいます。
ですから、少額融資の場合は金利を高めにして収益を確保しようとするわけですね。消費者金融は、個人への貸し付けが主な業務となっていますので、ここで収益を上げる必要です。ですから、消費者金融の金利は割高になってしまうわけですね。
しかし、銀行は個人への少額融資だけが収入源ではありません。
- 法人への貸し付け
- 住宅ローン等の高額融資
- 為替業務手数料
このように、様々な収入源を持っています。特に、法人への貸し付けは億単位のこともありますから、それに金利がつけば大きな収入を得ることができます。
銀行は、個人への少額融資以外にも多くの収入を得ることができる業務を行っているため、個人への少額融資を低金利で行うことが可能なのです。
また、銀行は多くの顧客数を抱えています。1件1件の契約による金利収入が少なくても、数が集まればそれなりの金額になります。
銀行が低金利を実現しているのは、
- 個人少額融資以外に多くの収入源がある
- 顧客数が多い
この2点が理由であると言って良いでしょう。
銀行借入にもデメリットがある!?厳しいと言われる審査とは
銀行借入は、安心感があり低金利で高額借入が可能、というメリットがどうしても目立ちます。しかし、銀行借入にもデメリットはあるのです。それが審査が厳しいという点ですね。
銀行借入は、消費者金融の審査と比べると確かに厳しいものとなっています。少しでも信用に不安がある、返済能力が不安視される要因が見つかってしまえば、利用できない可能性が高くなるのです。
だからこそ、銀行は確実に返済出来ると判断できる、信用できる人物を選んで貸し付けをすることができるということですね。
返済能力を示すことができればOK!?審査クリアのポイント
では、厳しい銀行審査をクリアするためにはどうすれば良いのでしょうか。最低限押さえておきたいポイントは、次の2点ですね。
- 安定した収入がある
- 個人信用情報に問題がない
銀行の審査をクリアするためには、確実に返済することが出来る、毎月遅れることなく返済することが出来る返済能力が十分あるのだ、と判断してもらう必要があります。
その返済能力を判断する上で重要になるのが、上記の2点なのです。まず、返済をするためにはその返済金額を捻出するための収入が必要となりますよね。
そして、今まで借入をした経験があればそこで延滞や自己破産、任意整理などの債務整理を行っていないということも重要となります。
もし延滞経験や債務整理経験があれば、今回申し込む借入の返済も滞ってしまう恐れがあると判断されてしまいまうわけです。クレジットカードの支払い遅れ・延滞も同様ですね。
過去の借入情報、クレジットカードの支払い状況が登録されているのが個人信用情報ですから、この個人信用情報に問題がないということも求められるのです。
銀行借入は総量規制対象外!信用次第に高額借入も可能に
銀行からの借入は、総量規制の対象外となっています。総量規制があると、年収の3分の1を超える借入ができませんから年収が少ないと借入可能な金額も少なくなってしまうのです。
しかし、総量規制は貸金業が守るべき規制であり、銀行には無関係のものとなっています。だからこそ、銀行が信用できる、返済が可能だと判断した金額だけ借入をすることができるようになっています。
年収による借入金額の上限が決まっているわけではありませんが、収入に見合った借入になるということが基本であることに違いはない、ということを覚えておきましょう。