> > > 最低金利と最高金利は何故ある?キャッシング&ローンで違う?

最低金利と最高金利は何故ある?キャッシング&ローンで違う?

急な出費ってありますよね。そこでお金がない時には誰かに借りるのも一つの手段です。けれど知人・友人からは借りにくい…頼んだけど断られた…などありますよね。

そんな時にはキャッシング?ローン?借入れ方法はいろいろありますよ!ところで、この2つはどう違うのでしょうか?

お金を借りるときには最低金利と最高金利など情報もいろいろありますが、どこから借りるのが良いのか?ここではお金を借りるのが初めての人向けの情報を集めていますよ。

キャッシング&ローンの違いは知ってる?

お金を借りるにはキャッシング&ローンがありますよね。中にはどちらも同じだと思っている人もいますが微妙に違いがあります。

確かにどちらもお金を借りるという点では同じです。借り入れ方法も同じでカードを利用してお金を引き出したり、振込みによってお金を借りたりできます。キャッシングとローンの違う点と言えば返済方法に特徴があります。

キャッシングの特徴と言えば?

キャッシングの返済方法と言えば「翌月一括払い」です。 つまり、翌月の返済日までに借りたお金と利息を合わせて全額返済することになりますね。

そのため利息をあまり考えずに借りてもOKとなりますね。1ヶ月分の利息なら最高金利で借りても最低金利で借りてもあまり差が無いので、そこまで気にしなくても大丈夫です。

というコトは、金利以外のメリットで金融機関を選ぶことができますね。利便性やATMの手数料などで金融機関を選べるので助かりますよね。

カードローンの特徴と言えば?

カードローンの返済方法と言えば「分割払い」です。つまり、借入期間が長くなり返済回数が多くなってしまうので利息もたくさん支払うコトになりますね。そうなると結果的に返済総額が増えてしまうコトになります。

そのため分割払いの場合では低金利で借りることが大切になってきますよ。特に大口の借入れを希望するなら低金利が重要ですね。

  • 一般的にキャッシングは翌月一括払い
  • 一般的にカードローンは分割払い

ただし、最近ではキャッシングでも分割払いが出来たりカードローンを翌月一括で返済したりすることもあるので一概には違いがあるとは言い難くなってきていますよ。

最低金利と最高金利を表示している理由は?

キャッシング&ローンの違いが分かってきたところで金利についてみていきましょう。特に分割払いとなるカードローンで借りようと思っている人は要チェックですよ。

実はキャッシング&ローンの実質年率は表示されることが法律で義務付けられています。けれど、実質年率ではなく年率で書かれている場合もあります。そんな時には利息以外のすべての融資費用の内容とその額が明確に書かれている必要がありますよ。

金融機関 利率
アコム 実質年率3.0%~18.0%
プロミス 実質年率4.5%~17.8%
モビット 実質年率3.0%~18.0%

どの消費者金融でも実質年率で表示していることが分かりますね。

さて表には3社をあげましたが、どこも○%~○%と幅のある表示をしていますね。この表示を見ると初めて借り入れをする人は「もしかしたら低い方の金利で借りれるのではないか?」と期待してしまいますよね。

残念ながら消費者金融では一般的には高い方の金利が適用になります。これは初めて借入れをする時には小額の借入れが多いからですね。初めての借入れでまだ実績の無い人には高額な金額を貸すというコトは滅多にありません。

金利は借入金額に反比例していると言えますよ。借入れ金額が高くなれば金利は低くなっていきます。 実際銀行の金利をみると分かりやすいですね。

利用限度額 金利
500万円以下 年4.6%
400万円超500万円未満 年5.6%
300万円超400万円以下 年6.1%
250万円超300万円以下 年7.1%
200万円超250万円以下 年8.1%
150万円超200万円以下 年9.6%
100万円超150万円以下 年11.6%
50万円超100万円以下 年12.6%
10万円超50万円以下以下 年14.6%

上記はバンクイックの金利になります。利用限度額で金利が違うので表示金額に最低金利と最高金利があるのが理解できますね。

また最高金利には上限があるので好き放題に金利を設定できる訳ではないのです。

最高金利の上限っていくら?

最高金利の上限は利息制限法によって決まっています。

元本 金利
10万円未満 年20%
10万円以上100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

つまり、アコムやモビットなどの消費者金融では利息制限法の上限金利を最高金利に設定していることが分かりますね。そのためココよりも高い金利を設定しているところはありません。もし、設定しているところがあれば違法となります。

またアコムやモビットなどの最高金利を18.0%としている所でも100万円以上の利用限度額で契約する時には金利は利息制限法の上限金利の15%が最高金利となりますよ。

先ほどの消費者金融の金利と比べるとバンクイックの方が金利が低いことに気づきましたか?消費者金融よりは銀行の方が金利が低いというのは有名ですよね。

低金利を希望するなら銀行カードローン?

バンクイックの金利がアコムやプロミスなどの消費者金融と比べて低いことは表を見ると明らかでしたね。

では他の銀行カードローンはどうでしょうか?

金融機関名 金利 利用限度額
三井住友銀行 年4.0%~14.5% 800万円
みずほ銀行 年4.0%~14.0% 1,000万円

いかがですか?銀行カードローンの方が最高金利が低いことが明らかですね。そのためカードローンでお金を借りて長期間で返済していこうと思ったら銀行カードローンがオススメとなりますね。

短期の返済なら低金利よりもお得な方法がある?

さてキャッシングの場合では最高金利や最低金利などの金利はあまり差がないと言いましたね。けれど、短期の返済なら無利息期間と言うのが利用できますよ。

もちろん無利息期間のあるところで借りる必要がありますよ。

  • アコム
  • プロミス
  • レイク
  • ノーローン

上記の4社では無利息期間があります。アコムやプロミス、レイクでは30日間無利息となっているので、ボーナスや臨時収入などで30日以内に全額返済できるのなら低金利の銀行カードローンよりも無利息が嬉しいですよね。

レイクでは5万円まで180日間無利息というプランもあるので低金利の場合とどちらが良いのか検討する価値もありますよ。返済シミュレーションで返済総額を出すと簡単に比較することができますね。

これら3社は初めての借入れに限られているので2回目の借入からは無利息の対象にはなりません。それに対してノーローンは少し勝手が違いますよ。

ノーローンなら何度も無利息を利用できる?

ノーローンの無利息期間は1週間と他社に比べて短めになっています。しかし、融資を受けた分を完済するとまた無利息を利用することができるのです。

そのため給料日前に小額借りて無利息期間の内に完済して翌月また給料日前に小額借りても1週間は無利息となるのです。上手く利用するとずっと無利息で借入れすることができる魅力的な商品なのです。

つまり、低金利な所で小額借りて短期間で返済しようと思っている人にはオススメですね。

低金利よりもオススメな方法というコトで少し話がそれましたが、最低金利と最高金利が何故あるのか金利について仕組みは分かりましたか?キャッシング&ローンの違いもハッキリしましたか?

お金を借りるときにはいくら借りるのか、どうやって返済するのかで適用金利が分かり、キャッシングにするかローンにするかなどの返済計画も立てやすくなりますね。
新着記事
ページトップへ