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自己破産に存在するデメリット!カードの借入ができなくなる

自己破産というと、主に金融機関を利用できなくなることで有名ですが、正確には個人信用情報にブラックの登録が行われるため、自己破産としての扱いを受けるようになります。

つまり、ブラックという状況を理解されていれば、自己破産の状態でもローンを組むことは可能なのです。

人によっては完全に借りられないということで諦めてしまうものですが、今回案内する方法を駆使すると、人によっては早い段階でカードローン利用が可能になることもあります。

状況を確認する!自己破産は個人でも確認が行える

自己破産についてですが、意外と知られていないテクニックに個人信用情報の確認があります。

個人信用情報には、今までの借入に関する情報がすべて登録されています。個人信用情報に対して登録を行っている業者は、今までに利用されていた金融機関のすべてです。

人によっては、1万円以下の商品を購入される際にローン契約を結ぶこともありますが、このような少額の支払いも含めて登録されていますので、カードローンなどの審査の際には必ず利用されている情報としても有名です。

次にどのようにして個人信用情報を個人が確認するのか?というと、以下の申請方法を守って申込を行うだけで問題ありません。

  • 個人信用情報を取り扱っているサイトで申請を行う
  • 本人確認書類を用意して申請を行う
  • 個人信用情報に関する書類の利用手数料を支払う

個人信用情報機関(CIC、JICCなど)で個人信用情報は登録されていますので、こちらで個人信用情報の照会を求めると、申請の完了後に必要書類の郵送を行ってもらえます。

簡単な対応なので驚かれる人も多いのですが、申請後から1週間ほどで個人信用情報を手に入れることができます。

書類には、今までの借入が省略される形で登録されていますので、パッと見た感じでは何がなんだか分からないことが多いでしょう。

ですが、自己破産に関しては簡単に確認することができます。ブラックという項目に対して、自己破産などの情報が登録されているようであれば問題ありと判定できるからです。

なにも問題ない個人の場合、無記入となっていますので該当する問題点を確認する際は、記載が見られるかどうかだけチェックすれば問題ありません。

自己破産で受けるデメリット!ペナルティ解除に時間がかかる

人によっては、自己破産をされてしまったのでカードローンそのものをあきらめている人もいるでしょう。

ですが、自己破産という扱いは永遠に無くならないわけではありません

以下のように年数次第で解除されるようになっていますが、これをペナルティの解除と言います。

ペナルティとは

自己破産などのブラックの状態そのものをペナルティと言いますが、ペナルティが継続している間はローン申込ができません。

就職の際にも利用される情報となっているため、公務員、金融機関の就職面接においても利用されることが多い情報として知られています。

具体的なペナルティの解除についてですが、ブラックの状態によって以下の違いがありますので注意してください。

  • 返済の遅延:1ヶ月間~1年間
  • 多重債務者:1年間~5年間
  • 自己破産者:1年間~10年間

このような長さでペナルティが設定されているのですが、銀行ではさらに別のペナルティも発生するので、その点も理解されておいたほうが良いでしょう。

銀行では以下のようなペナルティを設定することがありますので、カードローンのみでペナルティが発生するわけではありません。

  • 大型ローン(住宅ローン)の審査拒否
  • 傘下も含めた状態でローンを認めない
  • 現在の契約の解除、もしくは停止

自己破産される際に銀行のローンを選択しない人もいます。住宅ローンなどが該当するのですが、こちらについても自己破産後には解除されることが多いため注意してください。

銀行やサラリーマン金融では、信用に対して貸付を行っている・・・という大前提が存在しますので、信用が低い相手では契約の継続を認めないことが多いのです。

もし、自己破産について迷っている場合は個人で迷わないほうが良いでしょう。弁護士などに相談を持ちかけ、自己破産として対応したほうが良いのか質問されておいたほうが、健全な対応で済むことが多いです。

自己破産にならないために!こんな場合ほど自己破産を回避できる

自己破産というのは、1000万円以上の借金で多いのではなく、300万円~500万円という金額で多いことが知られています。

人によっては、ゆるやかに借金返済されていれば返済可能な金額ですが、以下の理由により自己破産を選ぶ人が多いのです。

  • 収入が減った、もしくは無くなった
  • 利息分の返済が厳しく、返済そのものが限界に達している

収入が減った、もしくは無くなったという場合ですが、こちらを理由にして自己破産を選択するのはあまりにももったいないです。

というのも、このような時ほど事情を説明するだけで問題が解決することもあるため、いきなり自己破産を決定して勝手に申請するのは良くありません。

金融機関は返済そのものが長く滞っている相手を快く思っていませんので、このような場合はいつからであれば返済を再開できるのか伝えておきましょう。

要するに、借金の一部のみ返済を待ってもらうのです。金融機関は遅延、もしくは契約の破棄を恐れていますので、このような対応をされたほうが業者との関係も良いものになりやすいでしょう。

返済そのものが限界に達している場合も同じです。限界に達している場合、利息分の返済が厳しいということを明らかにしておきましょう。

このような場合は、利息分の返済は不要となり元金(借りている分)のみで返済を行えることがあります。

自己破産されてしまうと、その時点で次から金融機関の利用が厳しくなりますので、可能な限り金融機関と相談の上で妥当な対応を試みたほうが良いのです。

自己破産は借入不可?このようなケースでは100%借りられない

自己破産というのは100%借入ができなくなる・・・と思われていますが、実際は関係各所で厳しい審査が行われやすくなるだけです。

つまり、関係各所以外であればカードローン、もしくはその他のローン契約を組めることがあるのです。具体的なものでは以下のようなローンが該当するので、安易に自己破産というだけであきらめてしまうのはもったいないでしょう。
  • 機関専用のローン
  • 生活資金のローン
  • 大手以外のローン

上記のローンでもっともチャンスがあるのは、機関専用のローンとなります。

機関専用のローンとは

あまり知られていませんが、公務員など国の機関に関係する仕事に就かれている場合、通常とは違った機関でローン申込を行うことができます。

金利に関しても非常に安い金利で設定されていますし、審査基準に関しても機関の一員であることを証明できれば、通常のローンと同じ形でローン契約を組めるのです。

公務員の場合、警察官、消防官の方がこのようなローンを利用されているのですが、昔から存在する機関なのでローンの審査も甘めに設定されています。

生活資金のローンについてですが、こちらは一般的な金融機関で借りられるローンとして有名です。

生活資金の場合、10万円~30万円という狭い範囲で借りることになりますが、金融機関では生活で必要と認められる借入に関しては、通常より甘い審査を行ってくれることが多くあります。

その代わり、担保・保証人を付けた状態で借りるよう命じられることもありますので、通常の審査より手間がかかる形で契約することが多いです。

自己破産も発行できるカード!知らないでいると損をすることも

カードローンというのは、なにもカードローンに固執しないでも問題ありません。

今では、キャッシングローン、クレジットカード、ウェブマネー決済が存在しますので、カードローン以外にもローンを組む手段は存在するのです

カードローンとキャッシングローンは同じものと言われていることが多くありますが、以下の点で違いがありますのでローン審査に通ることがあります。

  • 信販会社で契約が組める
  • 返済回数で契約が組める

カードローンは返済が終わってしまっても、返済完了分(利用可能額)で新しく借入できる仕組みになっているため、自己破産後は使えない仕組みになっています。

しかし、キャッシングローンをすでに組まれている場合は、回数制限ありで利用可能となっているため、カードローンに近い形でローンを組めるのです。

クレジットカードの場合、そもそもカードローンより審査が甘く設定されていますので、現在の借入状況に問題がない場合であれば、新しくクレジットカードを発行できることもあります。

自己破産しているのに何故?と思われるかも知れませんが、カードローンとクレジットカードは同一の商品ではないため、業者間で取り扱っている個人信用情報にも違いがあるのです。

このように自己破産者にも抜け道は存在しますが、簡単な方法でローン契約を組みたい場合はウェブマネー決済を利用するようにしましょう。

ウェブマネー決済とは

ウェブマネー決済はチャージ方法(入金方法)が2種類あるため、ローンとは別の形でローン利用を始めることができます。

ウェブマネー決済では現金で行う入金、それと携帯電話による入金(まとめて決済機能利用の入金)があるため、後者を選択されるとローンの利用と同じ状況でウェブマネーを利用することができるのです。

携帯電話による入金を行われると、毎月の携帯電話料金の引き落とし時期に入金された分も含めて引き落としがかかりますので、間接的な方法でカードローンに近いお金を用意することは可能となります。

保証人ありのカードローン!間接的にカードを発行する方法

すでに案内しましたが、カードローンというのは自己破産されている人でも利用可能です。

ただし、以下の条件を満たせない場合はカードローン審査に通りませんので、その点に注意して申込む必要があります。

  • 担保・保証人の要求に応じる
  • 契約期間は短めに設定する
  • 希望借入額は最低限で設定する

担保・保証人の契約で勘違いされる人が多いのですが、現代では担保・保証人を付けたというだけでは信用に大きな影響を与えません。

あくまでもカードローンなどのローン審査が可能となるだけです。そのため、担保・保証人を付けている場合でも審査に落ちることはありますし、借りられる金額が大幅に増えるということもありません。

このような状況となっておりますので、これらの対応についても甘い金融機関ほどずさんな経営をしていると理解したほうが良いでしょう。

近年では、金融機関でも合併が目立つようになっているのですが、その際に過去の契約に関してもずさんに対応している金融機関が増えています。

すでに完済されていても返済を求められるケースまでありますので、担保・保証人を付けて契約する場合は、なるべく大手や中堅の金融機関で契約を結ばれたほうが良いでしょう。

このような自己破産の人でも契約可能なカードローンほど、取り扱っている業者の知名度は低いという状況です。焦ってこのような業者を利用してしまわないことも、自己破産者が申込むカードローンでは重要となります。

嘘の情報に注意!信用してしまうと損をするクチコミ情報

最近は、インターネットのクチコミを確認されてから、カードローン申込みされている人が増えてきています。

ですが、クチコミはすべて正しいというわけではありませんので、以下のクチコミには注意をされたほうが良いです

  • 誰でも借りられるというクチコミ
  • 審査無しで借りられるというクチコミ
  • 100万円以上借りられるというクチコミ

これらの情報は、ブラックと言われている自己破産者、多重債務者を狙っている情報のため、クチコミサイトでも良く見かけることがある勧誘です。

基本的にカードローン、キャッシングローン、クレジットカードといったお金の貸付では、上記のような対応は一切行っていませんので、その点でクチコミが正常でないこともわかります。

しかし、一旦自己破産をされてしまうと正常な考えを持てない人もいますので、このような甘い誘惑に負けてしまう人も多くいるのです。

このようなクチコミに騙されて契約を組んでしまうと、以下のようなデメリットが発生するため、契約してはいけない契約と理解しておいたほうが良いでしょう。

  • 違法金利で返済を求められるようになる
  • 返済が難しい場合はさらに金利が厳しい業者で借りることになる
  • 厳しい取立のため家族や知人にローンの内容を知られてしまう

このような業者は、電信柱の広告、インターネットの金融関連サイトで見られる広告、もしくはダイレクトメールやクチコミで宣伝を行っています。

業者名、連絡先、商品内容について伏せられていることが多いので、これらに該当する広告、クチコミを見つけた場合は、広告をクリックしてしまわないように注意しましょう。

嘘の申込に注意!現代では通用しなくなっている嘘の申込

自己破産者は、正常な思考でカードローン申込を行うことが少ないとされていますが、焦って申込をされていると、次のような点で正常ではない申込を行ってしまうことがあります。

  • 収入があるように見せかける申込
  • 返済が少ないように見せかける申込

これらの申込ですが、金融機関によっては数分でバレてしまうような嘘なので注意してください

また、バレてしまった場合ですが金融機関はそのことを一切伝えてくれません。一般的な審査落ちの理由と同じで、「お申込ありがとうございました。今回のお申込については申し訳ございませんが・・・」という説明のみで案内が終わるようになっています。

こちらから質問を行った場合も同様の対応で返すようになっていますので、嘘をついて審査申込されても、印象が悪い状態で審査落ちになってしまうだけなのです。

自己破産者になってしまっても、金融機関によってはカードローン審査に通ることがあります。

そのため、安易に審査落ちしてしまうような嘘の情報で申込むのは良くありません。現代では金融機関に関係なく個人信用情報の共有を行っていますので、小さな金融機関でも、過去に嘘の情報で申込を行った相手かどうか判定することがあります。

小さな金融機関ほど自己破産者といったブラックの人を助けていますので、嘘の情報で申込を行っても利点はまったく無いと判断したほうが良いでしょう。

自己破産の豆知識!現在利用しているカードはどうなる?

自己破産の申請を行う際、弁護士の方から現在契約している借金について説明が行われるのですが、残しておきたい借金については残しておく・・・というのも1つの手段です。

というのも、自己破産後でも継続利用できることがあるため、必ずしも損をするというわけではないからです

主に以下のローンについては、自己破産として片付けてしまわないほうが良かったりします。

  • 自動車ローン
  • クレジットカード

自動車ローンの契約ですが、主に信販会社(オリコなど)を通じて行っている人が多いです。しかし、信販会社はそもそも全体的に多く存在しませんので、その点に注意して自己破産を行うか検討したほうが良いです。

例えば、自己破産後に自動車を失ってしまった場合、新しく自動車を購入する際には、以前と同じように信販会社を通じて契約を行います。

ですが、3社以内で契約先を決めることが多いため、過去に自己破産をされていると同一の業者で審査を受けることが多くなってしまうのです。

つまり、自己破産のペナルティが解除されるまで、新しい自動車を購入することができないため、生活に大きな影響を与えることが多いということです。

これは自動車販売業者のすべてで見られる特徴となっておりますので、カードローンのようなローンと同じように、多くの業者でローン契約が結べるわけではない・・・ということも理解しておかないといけません。

クレジットカードも同一の理由で、業者数は多くてもVISA、JCB、MASTERSCARDといった決まった業者で契約を結びますので、なるべく自己破産の対象としないほうが良いです。

将来的に別のクレジットカードで契約を組む際に、過去に自己破産で処理してしまったクレジットカード会社が含まれる場合は、審査に通らないことを知らないまま申込んでしまう人もいます。

ブラック可は信用できる?貸付業者を見抜くための確認手段

金融機関といった貸付業者ですが、ブラック可というキーワードを用いて勧誘を行っていることが多いです。

ですが、以下に該当するブラックでも借りられるようであれば、その貸付業者は信用しないほうが良いでしょう

  • 無職としての期間が長い
  • 返済で長期の遅延が目立つ
  • すでに限度額一杯まで借りている

基本的にカードローンのような貸付には審査基準が設けられているため、収入が完全に無い人ではお金を借りられないようになっています。

つまり、貸付が可能ということは何かしらの方法で取立てることが可能・・・ということを意味していますので、このような貸付業者は利用しないほうが良いでしょう。

次に長期の遅延については、ブラックの評価でも特に厳しい評価となります。ほとんど自己破産と変わらない扱いを受けますので、正常な業者では貸付そのものを行っていません。

自己破産者を狙ったカードローンでは良く使われる手口なのですが、このような業者は契約前に手数料を支払うと契約が可能・・・と言ってくることが多いです。

しかし、契約そのものは行わずに連絡も取れなくなるため、ここで初めて悪質な詐欺会社であることに気づく人が多いのです。

限度額一杯まで借りているという場合も同じです。金融業者では年収を前提にして借入額を判断しているため、すでに限度額一杯まで利用されている場合は、返済を終えるまで新規でローンを組むことができません。

ブラック、自己破産者として辛い立場にある人ほど、このような貸付業者の餌食にならないよう注意しないといけないのです。

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