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ブラックの借入は可能?ブラックでも銀行で借りられる仕組み

銀行やサラリーマン金融でブラックが借入することは可能ですが、その前に知っておかなければいけないことがあります。

その中には、カードローン申込前の対応があるため、ブラックになってしまった際は、カードローン申込前に相談をしておくことも大事です。

そして、現在のブラックとしての問題点がどこから発生したのか理解します。

これらの対応ができるようになると、自然とブラックでも借入が可能な状態となるため、曖昧な対応を繰り返すのは良くありません。

ブラックになってしまうケース!こんなケースに要注意

主にブラックになってしまうケースについて案内させていただきますが、ブラックというのは以下のような人物のことです。

ブラックは基本的に信用を失ってしまった人物を指して使われていますが、金融においてはローン申込を拒否される人物のことです。つまり、ローン申込をされても100%ローン審査に通らない人物となります。

次に、どのような状況でブラックになるのかを案内させていただきます。

  • 契約情報(申込情報)で嘘の情報が見つかる
  • 借入件数が限度を大きく超えている
  • 返済期限を大きく超えて返済している

この他にもブラックになってしまうケースは存在しますが、主にブラックになってしまうケースで定番のケースでは、上記のようなケースが定番とされているのです。

契約情報(申込情報)に関しては、今では個人信用情報を共有する形でローン審査を行っています。

個人信用情報とは

主に金融では、ローン契約・返済に関する履歴を個人信用情報として扱っています。

そのため、過去の情報と一致しない個人では新たにローンを組めないだけでなく、ブラックとして扱われることがあるのです。

時間にして10分と経たずに、このような情報の照会が行われてしまうため、過去のカードローン契約のように後になってバレるということも少なくなっています。

さらに借入件数についても必ずチェックが入ります。銀行では3件以内、サラリーマン金融では4件以内であればギリギリもう1件借りられるという状況です。

後は、契約後の返済履歴についても細かくチェックされることを理解しておきましょう。返済に関しては数日の遅れであれば見逃されるのですが、返済期限を1ヶ月以上経過して返済されているようでは、ペナルティとしてブラックの扱いを受けてしまいます。

銀行やサラリーマン金融でも、1ヶ月程度待ってくれることがありますが、その代わりペナルティを課している状況で、カードローン利用を認めているだけなのです。

ブラックにならないコツ!返済の見直しで状況を改善できる

先ほどの案内では、ブラックになってしまうケースの案内をさせていただきました。

しかし、ブラックになったとしても軽度なブラックで済むケースも存在します

具体的には、以下のような利用であれば重度のブラックとして扱われないようになっていますので、ブラックはすべて同じ扱いというわけではありません。

  • 返済期限から数日遅れて返済を行った
  • 審査に何度も落ちてから審査に通った
  • ローン以外の返済で返済が滞っている

先ほども案内しましたが、返済期限は1ヶ月以上の延滞でブラックとして重度の扱いを受けます。このような返済を繰り返されると、返済そのものが難しくなるのでは?と思われてしまうためです。

もし、このような問題でブラックになるのは困る・・・という場合、銀行やサラリーマン金融で借りているローンの返済を送らせる手も存在します。

  • 業者と相談する
  • 他のローンでまとめて借りる

業者と相談するというのは、プランそのものの見直しを要求するという意味です。ブラックになりそうということを明らかにしておくと、返済を安定化させてくれるほうが良い・・・と感じている業者では、プランの見直しを図ってくれることが多いでしょう。

次に他のローンでまとめて借りるようにして、結果的にプランの見直しを行うというのも賢い手段です。10万円のローンが3件の場合、30万円のローンを契約して3件のローンを完済しましょう。

ローンというのは返済より完済のほうが評価が高いため、多少金利の支払いで損をしても、こちらのほうが個人信用情報に問題が発生せず、ブラックになることもなくローン利用を継続できます。

ブラックと延滞の関係!こんな延滞は重度のブラックに入らない?

ブラックについて補足させていただきますが、以下のような流れでブラックになってしまった場合は、軽度のブラックとして扱われることが多いです。

  • ローン以外の支払いで延滞する
  • 延滞を含めてローン返済計画を見直す

返済というとローンを思い浮かべてしまいますが、実をいうといつの間にか別口でローンを組んでいる人もいます。

最近では、携帯の後払いサービスが有名でしょう。携帯にはチャージ(入金)することでカードのように使える機能と、一定額までは携帯会社側が立て替えてくれる支払い機能の2つがあります。

後者についてはローンという扱いではなく、あくまでも携帯サービスの料金として扱われるようになっています。

つまり、延滞されていても携帯の利用が停止となるだけで済むのです。延滞分を返済されると携帯の利用を再開できるようになりますので、ローンと同じような仕組みで実は違う扱いを受ける返済も存在するというわけです。

次に延滞を含めてローン返済計画を見直す・・・ということは、相談次第で可能となっていますので、返済で遅延しそうという場合は先に相談しておくと良いでしょう。

プランの見直しではありませんので、返済額そのものは一切変わりません。このようなケースでは、来月にまとめて返済を行うという方法、もしくは返済で遅延している分を分割して返済する方法の2種類が存在します。

金融機関によって対応が違いますので、あらかじめ相談されておいたほうがスムーズに返済計画を立てられることが多いです。

意外な理由でブラックになることも!ご利用は計画的に行おう

通常の利用と大きく変わらない利用をされていても、ブラックになってしまうことがあります。

このようなケースでは、ブラックとしてローン利用ができなくなることもあります。人によってはいつの間にか利用限度額が引き下げられることもあるので、事前に以下のような利用を行っていないかチェックしてみましょう。
  • 短期間にローン申込が集中している
  • 勤務先が変わった
  • 住所が変わった

ローン申込についてですが、1週間に1・2回程度の申込であれば見逃されることが多いです。しかし、1週間にそれ以上の申込が見られる場合、銀行カードローンなどでは審査拒否されることがあります。

ブラックには、このような限定的なブラックも存在しますので注意してください。なぜブラック扱いを受けたのか?というと、審査上のマニュアルに抵触する恐れがあるためです。

短期間でローン申込が目立つ場合、返済そのものに困っているため返済目的でローンを組んでいる人が多くいます。もしくは、ローン経験が浅いため返済そのものの計画を立てていない可能性があるのです。

そのような顧客では、これから先のローン契約にも支障が出る・・・ということで、銀行系ではローン申込を認めていないことがあります。

サラリーマン金融では通常通り審査に通ることがあるため、いきなりローン審査に通らなくなったと焦る人もいますが、銀行系のみ今でも厳しい審査を行っている業者が存在することを覚えておきましょう。

これは勤務先や住所が変わった場合も同じで、申込の際に必要となる情報が不安定な場合も、業者によってはローン申込を拒否することがあります。

ローン以外のブラック!こんなケースでもブラックになる!?

ブラックというのは、ローンのみでブラックになるかどうかの判定が下されているわけではありません。

ローン申込を不安定に行っている場合も、ローン申込が可能ではない人物として判断されます

  • 知名度の低い業者で申込を行っている
  • 金融機関を統一せず申込を行っている

人によっては、もしかするとブラックになってしまったかも?ということで、手当たり次第にカードローン申込される人がいますが、このような対応をされると余計にブラックとして評価を落としてしまいます。

知名度の低い業者の中には、危険視されている悪徳業者も含まれますので注意してください。

このような業者を利用していると、銀行では中堅以上から審査が厳しくなってしまいいます。すでに危険性のある借入を行っていると判断されるため、いつの間にかブラックになってしまうのです。

次に金融機関は統一したほうがブラックになりにくいとされています。例えば、ローンを銀行で統一することも大事ですが、カードローンはサラリーマン金融のみで統一することも大事です。

ローン種類によって隔たりがあるようであれば評価に影響を与えないのですが、カードローンを銀行やサラリーマン金融で借りている場合は、審査可能と判断されなくなることもありますので、その点に注意して申込むようにしましょう。

銀行はサラリーマン金融を利用されている人に対して厳しい審査を行っているため、10万円程度の小規模な借入でも審査に通らなくなることがあります。

そのため、すでに銀行カードローンで審査に通っている場合、サラリーマン金融を利用しない形でローン利用を継続していきましょう。

ブラックとペナルティ!急に借りられなくなった場合は要注意

ブラックとして借入可能かどうかの判定について案内させていただきますが、ブラックになってしまうとペナルティが発生しますので、ペナルティが見られないようであれば審査可能となります。

  • 法律相談所で債務整理の依頼を行った
  • 多重債務者として記録されている
  • 自己破産者として記録されている

債務整理というと、借金を整理することなのでブラックの扱いを受けないのでは?と思っている人もいます。

ですが、債務整理は債務整理を申込んだ時点でブラックの扱いになりますので、その点に注意して申込んだほうが良いです。

なぜペナルティが発生するのか?というと、それは債務整理前まで利用していた金融機関で、ブラックの登録を行っているからです。

ブラックの登録というのは個人信用情報で共有される情報と、業者のみで管理されるブラックが存在するため、別々でペナルティも発生します。

債務整理の場合、同業者では半永久的にローン申込ができなくなるため、利用されていた業者が大手であれば通常のブラックと変わらない扱いを受けます。

また、多重債務者、自己破産者については、すべての金融機関で重度のブラックとして扱われるようになっていますので、ペナルティの期間も1年間~10年間とかなり長い間で発生するようになっているのです。

債務整理は限定的なブラック、そして多重債務者などは重度のブラックで全体に影響を与えることを覚えておきましょう。

ブラックに甘い業者は?中小サラリーマン金融がオススメの理由

ここまでブラックになってしまうとローン申込で不利になることを案内してきました。

ですが、ブラックとして認められている場合も借りられる金融機関は存在します

その金融機関を中小サラリーマン金融というのですが、以下のような特徴のあるカードローン契約が可能なため、今では利用者が急増している中小サラリーマン金融も存在します。

  • ブラックの利用が可能
  • 低収入者の利用が可能
  • 専業主婦の利用が可能

中小サラリーマン金融は、大手サラリーマン金融ではありませんので、銀行やサラリーマン金融の中では知名度の低い業者に分類されます。

ですが、以下のような知名度も高く、安心して利用できる老舗も存在するため、中小サラリーマン金融は全体的に問題のある金融機関というわけではありません。

  • フクホー
  • セントラル
  • アルコシステム

次に、どうしてブラックでも借入可能なのか?について案内していきますが、ブラックでも100%借入可能となっているわけではありません。

  • 現在、安定した収入を得ている
  • 現在、返済で遅延などの問題が見られない
  • 担保・保証人を用意できる

この3点で問題がない場合に借りられるケースと、後は10万円~30万円といった小規模な借入であれば、ほとんど厳しい条件もなく借りられるという仕組みになっています。

非常に便利なサービスですが、金利は大手銀行やサラリーマン金融に比べて高いです。年率では4.0%前後は高くなると思っておいたほうが良いでしょう。

一般的な金利は50万円以内で15.0%とされていますが、中小サラリーマン金融では18.0%~20.0%が定番となっています。

中小にも注意が必要?ブラック可能な業者は老舗に多い!

中小サラリーマン金融は老舗のみで申込むことが重要です。

その理由ですが、中小サラリーマン金融で老舗として知られていない業者は、高確率で以下のような悪徳業者に分類されるからです

  • 違法性のある金利で営業を行っている
  • 保証人に対して迷惑がかかる

悪徳業者はブラックに対してもお金を貸している・・・というわけではなく、とりあえずお金を借りたいと思っている人を狙って、詐欺に等しい営業を行っているだけです。

そのため、金利に関しても返済が難しいことが目立ちますし、場合によっては何度も取立の電話がかかってくるため、返済そのものが精神的に辛くなる人もいます。

特に厳しいと感じる問題点では、家族や親族に対しても取立を行うことです。このような対応をされてしまうと、家族や親族に迷惑をかけるだけでなく、周りから信用を失ってしまうこともあるでしょう。

中小サラリーマン金融の中には通常の営業を行っている業者も存在します。ですが、返済が難しくなった際に悪徳業者を勧めるような業者も存在するため、営業が正常であっても警戒しておいたほうが良いでしょう。

謳い文句に要注意!ブラックの人を騙す悪徳業者の存在

悪徳業者について案内させていただきますが、悪徳業者には共通した特徴があるので、慣れてくると利用しないで済むことが多くなります。

大きな特徴として、悪徳業者には住所か電話番号を確認すると、怪しい業者であることが分かりやすいという特徴があります

具体的な特徴としては以下が該当しますので、必ず以下についてはチェックしておくようにしましょう。

  • 住所がビルのテナント
  • 住所がアパート(マンション)の一室
  • 電話番号が携帯電話番号

それと、謳い文句(キャッチコピー)にも注意したほうが良いです。謳い文句は正常な金融機関であれば以下のような謳い文句が目立ちますので、過剰な謳い文句には注意されたほうが良いです。

  • 商品内容を最低限の範囲で案内している
  • ローンに関するシミュレーションが行えると案内している

ブラックの人は、これらの商品や金融機関ではお金を借りられないと思っていますので、基本的にこのような内容の謳い文句には興味を示しません。

そのため、悪徳業者ではブラックでも借りられるような記述、もしくは無審査で借りられるという謳い文句を多く使っているのです。

過剰な謳い文句は契約させるための罠なので、実際に契約される際は、そのことを無視して無理矢理契約させられることが多くなります。

時代によって変化するヤミ金!良く確認をしてから申込もう

ブラックでも借入可能と謳っているヤミ金(悪徳業者)の中には、今までとは違った営業を駆使して営業を続けている業者も存在します。

近年において目立つようになっている営業方法では、以下のようなカードそのものを利用する営業が目立ちます

  • クレジットカード1枚でできるローン申込
  • クレジットカード1枚でできる現金化
  • 利用していないクレジットカードを現金に変える

クレジットカード1枚でできるローン申込というのは、クレジットカードを1枚郵送することで契約できます・・・という内容の営業です。

しかし、クレジットカードを郵送しても返事がなく、不正利用されるだけで終わってしまうので現金を獲得することもできません。

クレジットカードは現金化することができる・・・という点を利用した悪徳な商法となっているため、連絡取ることそのものが危険と判断しましょう。

次にクレジットカードを利用して現金化させようとする商法も存在します。前述のものとは違い、クレジットカードで指定の商品を購入させ、その後に商品を指定先に郵送させるという商法となっています。

現金化には成功するのですが、10万円の商品が5万円以下で現金化するだけなので、個人でクレジットカードを用いたほうが都合が良いでしょう。

あまりトラブルになることはありませんが、業者によっては何度も利用の催促を行ってくるので、長期においてブラックとして苦しめられる人もいます。

ブラックでも持てるカード!クレジットカードは審査が甘い

ブラックでも借入可能なカードを探している場合ですが、カードローンに固執する必要はありません。

というのも、カードローンのみでは業者側がブラックとして判断しているケース、もしくは借入が限度額一杯にまで達しているケースが考えられるからです。

このような場合、クレジットカードを作成してローン履歴をクリーンなものに変えてみると良いでしょう。

肝心のクレジットカード作成方法ですが、以下のような方法でクレジットカードを発行するだけで問題ありません。

  • ショッピングセンターでカードを発行する
  • スポーツクラブでカードを発行する
  • ガソリンスタンドでカードを発行する

これらの施設で発行できるカードは、従来のクレジットカードより審査が甘く設定されています。というのも、お客様の新規獲得を目指している業者が多いからです。

クレジットカードが発行されるまで3日間~14日間ほどかかりますが、ショッピング枠とキャッシング枠付きで、人によっては30万円~50万円までの借入が認められることもあります。

カードローンではブラックであっても、このような間接的なカード発行であれば、ブラック可のクレジットカードを発行できることがあるのです。

カード発行後は、できるだけ延滞なしで利用を継続するようにしましょう。クレジットカードの利用においても問題なければ信用が上がっていきますので、利用が健全であればカードローンの信用も上がることがあります。

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