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学生ローンでは学生証が必要!?本人確認書類の種類を解説!

学生さんなら、日々の講義で必要なテキスト代、実習のための準備などでまとまったお金がいるなど、学生ならではの理由でお金に困ることがありますよね。

また、サークル活動や友達と遊ぶことも大切な経験の一つですが、それにもお金が必要ですよね。だから、お金に困って借りたいという学生は、案外多いのです。そんな時には学生ローンを利用したり、カードローンを利用したりする方法もあります。

その際、他人になり済ましての借り入れを防ぐために、本人確認書類の提出を求められます。では、学生ローンを利用するには学生証が必要なのでしょうか?実は、そうとも限りません。そこで、本人確認書類にはどんな種類があるのか、詳しく解説します!

なり済まし防止意外にも本人確認書類の提出にこんな意味がある!

そもそも、なぜキャッシングをする際に本人確認書類の提出が求められるのかというと、別人がその人になり済まして申し込みをするような不正を防ぐためです。

書類に記入された内容だけで、本当にその人が申し込みをしようとしている名前の人かどうかを確認するのは難しいですよね。そこで、本人確認の書類を合わせて提出してもらうことで、その人が間違いなく申し込み者であることを確認しているのです。

それと合わせて、本人確認の書類の提出には、情報の確認をするという意味もあるんですよ。本人確認の書類には、様々な情報が記されていますので、それと申し込みの際の書類を照らし合わせて、間違いが無いか、虚偽の申請をしようとしていないかなどを合わせて見ています。

では、本人確認書類としてよく使われる書類にはどのようなものがあるのか、それを見れば何がわかるのか、詳しく確認しましょう。

顔写真がついていて住所もわかる!運転免許証

運転免許証には顔写真がついていますので、本人が申し込んでいるかどうかがわかりやすいですよね。また、住所も生年月日も書かれてしますし、何より運転免許証は国が発行しているものでもありますから、安心感があります。

そのため、多くの業者で持っていれば運転免許証を提出するようにという案内があります。

返済能力が判断できる!健康保険証

健康保険証と言えば、病院にかかる時に必要な書類という印象かもしれませんが、実はこれを見ればある程度返済能力が判断できるのです。ご存知かとは思いますが、健康保険証には以下のような種類があります。

健康保険証の種類 加入している人
共済保険 公務員
組合保険 大企業に勤める会社員
社会保険 中小企業に勤める会社員
国民健康保険 自営業者など、上記以外の人
船員保険 船員
日雇保険 日雇い労働者

健康保険証の種類を見ることで、例えば共済保険なら職場の倒産が無いので収入が安定しているとみなされますし、組合保険なら大手企業に勤めているので倒産しにくいなどと判断されます。

また、健康保険証には認定された日付も書かれているのですが、それを見れば勤続年数もわかります。勤続年数が長いほど給料も安定していますし、今後もその会社で働く可能性が高いと判断され、審査に有利となるなどの事実もあるんですよ。

顔写真があるので本人であることがわかりやすい!パスポート

パスポートも、運転免許証と同じく顔写真がついていますので、本人であることがわかりやすい書類となっています。本籍地の記載は都道府県名のみですが、生年月日などの情報はきちんと記載されています。

市区町村で交付してもらえる!住民基本台帳カード

住民基本台帳カードは、希望すると住んでいる市区町村で交付してもらえるカードのことです。このカードは、本人確認が必要な窓口で身分証明書として使えることが決められています。

住民基本台帳カードには写真付きのものと写真無しのものがあるのですが、それぞれ載せられている情報も違います。

写真ありのもの

  • 氏名・生年月日・性別
  • 住所
  • 交付した市区町村の名前
  • 有効期限

写真無しのもの

  • 氏名
  • 交付した市区町村の名前
  • 有効期限

写真ありのもののほうが、載せられている情報が詳しいですね。そのため、顔写真付きのものしか本人確認書類として認めていない業者もあります。

また、住民基本台帳カードは、未成年が交付してもらう場合は親が申請をする必要があります。

マイナンバー導入によって使えるようになった!個人番号カード

マイナンバー制が導入されたことによって、個人に対して番号を通知する制度が始まりました。それに伴って、マイナンバーが記載され、なおかつ顔写真の付いた個人番号カードが発行されるようになりました。このカードは、身分証明書として利用できることも案内されています。

個人番号カードには、以下のような情報が記載されています。

  • 氏名・生年月日・性別
  • 住所
  • マイナンバー

これらの情報が記載されているので、本人確認書類として使うことができるんですね。

様々な種類がある!公的証明書類

本人確認ができる公的証明書類には、様々な種類があります。そこで、一例をご紹介したいと思います。

  • 船員手帳
  • 電気工事士免状
  • 無線従事者免許状
  • 航空従事者技能証明書
  • 動力車操縦者運転免許状
  • 警備業法第二十三条第四項に規定する合格証明書

他にもいろいろありますが、これを見るだけでも様々な分野の書類があることがわかりますね。

外国人の人は在留カードや特別永住者証明書が使える!

外国人の人でも、永住許可を得ているなどの条件を満たせば借り入れができることがあります。その際に本人確認書類として使えるものに、在留カードや特別永住者証明書があります。

特別永住者証明書は、外国人登録証明書が廃止されたのに伴って、新しく交付されるようになった証明書です。

学生であることを示す!学生証

学生証は、その学校に在学していることを示す書類です。

学生さんにとって、本人確認ができる書類と言われると一番に学生証を思い浮かべるかもしれませんが、実際のところ、学生ローン以外で学生証を本人確認の書類として案内しているところはほとんどないと言っていいでしょう。

そもそも、一部の学生ローンを除き、多くの場合お金を借りられるのは20歳になってからです。そのため、あえて学生証を本人確認書類とするのではなく、誰もが持っているものを利用する傾向にあります。

では、本当にそう言えるのか、いくつかの業者を例に具体的に確認してみましょう。

本人確認書類として学生証が必要なことも!学生ローンの場合

学生ローンは、もともと学生を融資の対象としていることもあって、学生証が本人確認書類として有効なことがあります。また、中には学生証が無ければ融資ができないところもありますので、何が必要なのか事前に確認しておくことが大切です。

では、いくつかの業者を例に挙げて、どのような書類が本人確認書類として有効か見ていきましょう。また、学生証を証明書にしようと考える人は学生さんであることから、何歳から借り入れができるのかも合わせて確認したいと思います。

アイシーローン

アイシーローンは、首都圏に在住しているか、首都圏の学校に在学しているかする18歳以上の学生(高校生と予備校生は不可)が利用できる学生ローンです。融資利率は10.0~20.0%です。

本人確認書類としては、以下のものが両方必要です。

  • 学生証
  • 運転免許証または健康保険証

アイシーローンでは、学生証が必ずいります。

アミーゴ

アミーゴは、20歳以上の学生が利用できる学生ローンです。この商品のように、学生ローンではあっても未成年は利用できない場合もあるので、注意しましょう。融資利率は14.4~16.8%です。

本人確認書類としては、以下のものが両方必要です。

  • 学生証
  • 運転免許証または健康保険証

アミーゴでも、学生証が必ずいります。

イー・キャンパス

イー・キャンパスは、20歳以上の学生が利用できる学生ローンです。融資利率は14.5~16.5%です。

本人確認書類としては、以下のもののうちいずれかが必要です。

  • 学生証
  • 運転免許証
  • 健康保険証

イー・キャンパスでは、融資利率が条件によって以下のように決められています。

  • 初めての利用…16.5%
  • 学生で、学生証と運転免許証両方が提出できる人…16.0%
  • 追加融資で、さらに学費目的・海外渡航目的の場合…14.5%または15.0%

この業者では、学生証の提出が必須ではありませんが、学生証と運転免許証の両方を提出することで利率の優遇が受けられます。

カレッヂ

カレッヂは、高卒以上の学生であれば未成年でも利用できると案内されていますので、18歳から利用できるということになりますね。ただし、未成年の場合は融資額が10万円以内になります。融資利率は17.0%です。

本人確認書類としては、以下のものが両方必要です。

  • 学生証
  • 運転免許証または健康保険証

カレッヂでは、学生証が必ずいるということですね。学生証を紛失したなどの理由で手元にない場合は、在学証明書で代用もできます。ただし、代用できるのは運転免許証を持っている人に限ります。

フレンド田(DEN)

フレンド田(DEN)は高卒以上で18歳以上の学生が利用できる学生ローンです。融資利率は17.0%です。

本人確認書類としては、以下のものが両方必要です。

  • 学生証
  • 運転免許証または健康保険証

フレンド田(DEN)でも、学生証が必ずいります。

ベル

ベルは、何歳から利用できるか明記はされておらず、利用できるのは短大生や専門学校生、大学生、大学院生、予備校生と案内されています。融資利率は15.0~17.0%です。

本人確認書類には学生証が必須で、以下のものも合わせて用意できると借り入れがしやすくなります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証

ベルでも、学生証が必ずいります。

マルイ

マルイは、何歳から利用できるか明記はされておらず、利用できるのは短大生や専門学校生、大学生、大学院生、予備校生と案内されています。融資利率は15.0~17.0%です。

本人確認書類には学生証が必須で、以下のものも合わせて用意できるとさらに良い条件での借り入れがしやすくなります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証

マルイでも、学生証が必ずいります。

友林堂

友林堂は、20歳以上の学生が利用できる学生ローンです。融資利率は12.0~16.8%です。

本人確認書類としては、以下のもののような身分証明書が必要です。

  • 学生証
  • 運転免許証

友林堂では、学生証も本人確認の書類として使えます。

学生証を案内している業者は無い?消費者金融の場合

20歳を超えている学生さんの場合、消費者金融を借り入れ先として選ぶこともできます。ここでは、いくつかの消費者金融を例にして、どのようなものが本人確認書類として有効かを確認したいと思います。

消費者金融では、運転免許証を持っていればそれを提出するようにと案内があることが特徴的です。

アイフル

アイフルでは、持っていれば運転免許証か運転経歴証明書を提出するよう案内されています。持っていない場合、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • パスポート
  • 個人番号カード
  • 公的証明書
  • 在留カード・特別永住者証明書

運転免許証があれば、それを用意しましょう。学生証は、この中に入っていません。

アコム

アコムでも、持っていれば運転免許証を提出するよう案内されています。持っていない場合、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 健康保険証
  • 在留カード・特別永住者証明書

アコムでは、本人確認書類として使える種類が少ないですね。学生証は入っていません。

プロミス

プロミスでも、持っていれば運転免許証を提出するよう案内されています。持っていない場合、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 健康保険証
  • パスポート
  • 在留カード・特別永住者証明書

プロミスでも、学生証は利用できる本人確認書類の中に入っていません。

モビット

モビットでも、持っていれば運転免許証を提出するよう案内されています。持っていない場合、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 健康保険証
  • パスポート

モビットでも、学生証は利用できる本人確認書類の中に入っていません。

ライフティ

準大手の消費者金融の例として、ライフティについても確認してみましょう。ライフティでも、やはり持っていれば運転免許証を提出するよう案内されています。持っていない場合、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 健康保険証
  • パスポート
  • 在留カード・特別永住者証明書

ライフティでも、学生証は利用できる本人確認書類の中に入っていません。

キャネット

中小規模の消費者金融ではどうなのか、確認したいと思います。キャネット(京都本社)では、運転免許証にこだわりはなく、以下のような書類であれば本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート

ここでも、学生証は入っていません。

ニチデン

中小規模の消費者金融のもう1つ、ニチデンでも、運転免許証にこだわりはなく以下のような書類が本人確認書類として案内されています。

  • 運転免許証
  • 健康保険証

やはり、学生証は案内されていませんね。

銀行カードローンの場合

これまで見てきた学生ローンも含めた消費者金融とは違い、銀行のカードローンを利用する場合はどうなのでしょうか?合わせて確認してみましょう。

銀行のカードローンも、20歳以上の人しか利用できませんので、学生の人が申し込む場合20歳を超えている必要があります。

イオン銀行「カードローンBIG」

イオン銀行では、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • 住民票の写し
  • パスポート
  • 印鑑登録証明書
  • 在留カード・特別永住者証明書

本人確認書類として使える書類の種類は多くありますが、学生証はこの中に入っていません。

オリックス銀行「オリックス銀行カードローン」

オリックス銀行では、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証か運転経歴証明書
  • 健康保険証
  • 個人番号カード
  • パスポート
  • 在留カード・特別永住者証明書

オリックス銀行でも本人確認書類として使える書類の種類は多くありますが、学生証は案内されていませんね。

新生銀行「レイク」

新生銀行では、持っていれば運転免許証を提出するよう案内されています。持っていない場合、健康保険証を用意するようにと記載されています。

レイクでは、運転免許証が優先されます。学生証は案内されていません。

じぶん銀行「じぶんローン」

じぶん銀行では、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(顔写真、共通ロゴマーク、QRコードがついているもの)
  • 個人番号カード
  • 在留カード・特別永住者証明書

本人確認書類として使える書類の種類は多くありますが、やはり学生証は案内されていません。

三井住友銀行「三井住友銀行カードローン」

三井住友銀行では、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(顔写真がついているもの)

学生証はこの中には入っていません。

三菱東京UFJ銀行「バンクイック」

バンクイックでは、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート

ただし、借入までに最短の方法であるテレビ窓口を利用しての申し込みの場合、運転免許証がないとその場でカードを受け取ることができませんので注意が必要です。その他の書類の場合、契約方法が郵送となります。

みずほ銀行「みずほ銀行カードローン」

みずほ銀行では、以下の書類が本人確認書類として使えます。

  • 運転免許証か運転経歴証明書
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 発行から3カ月以内の住民票
  • 印鑑証明書
  • 在留カード・特別永住者証明書

本人確認書類として使える書類の種類は多くありますが、学生証は入っていないですね。

本人確認書類に学生証が使えるとは限らない!事前に確認しよう

ここまで確認してきたように、学生証は本人確認書類として全ての業者で使えるわけではなく、学生ローン以外では本人確認書類として案内されていないことがわかります。

ですが、学生ローンを扱っている業者の中には学生証が無いと利用できないところもあり、また学生証と運転免許証を同時に提出すると優遇が受けられることもあるなど、学生証が必要な場合も多く見受けられます。

やはり、学生ローンは学生を融資の対象としているだけあって、その他の業者とは異なっていることがわかりますね。

  • 学生ローン以外では、学生証は必要ない
  • 学生ローンの場合、学生証が無いと借りられなかったり本人確認書類として認められたりする

以上のことを知っておくと、借り入れの際に焦らずに済みそうです。また、同じ消費者金融でも有効な書類が違うこともあるように、どの業者で何が本人確認書類として使えるのかは違います。

そのため、申し込みたい業者で何が本人確認書類として使えるのかを事前に確認したうえで、いざ申し込む時に焦らないように用意しておきたいものですね!

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