学生って、思った以上にお金がかかることが多いですよね。大学でも専門学校でも、教材費はもちろん、合コンやサークルにかなりの出費が必要です。
遊びだけならまだしも、就職活動が始まったら大変です。スーツに靴、鞄の新調に交通費、とんでもない額が湯水のように出て行きます。
お金を借りたい、でも親にバレて心配かける(怒られる?)のは嫌。そんな時、どうすればいいのでしょうか。
秘密でお金を借りる方法と、お金を借りる時の注意点などをチェックしてみましょう。
ここで借りられる!それぞれのメリット・デメリットとは
お金を借りるなら、知人・友人に借りたり、金融機関に借りたりと、方法はいくつかあります。今時は金融機関に借りる人が多いようですね。
- 銀行
- 消費者金融
- 信販会社
銀行、消費者金融は、カードローンやキャッシングという名称で、個人への融資を行っています。信販会社はショッピングクレジットが多く、買い物の際の分割払いを考えれば分かりやすいでしょう。
現金をダイレクトにやり取りするのが銀行と消費者金融、ショッピングクレジットは信販会社ということですね。ここでは銀行、消費者金融について考えてみましょう。
どう違う?借りる時の違いをチェック
銀行と消費者金融、現金を扱うというのはどちらも一緒です。しかし、細かい部分での違いがあることを知っておくべきでしょう。
金融機関 | 名称 | 審査 | 金利 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
銀行 | カードローン | 遅い | 低い | 口座を通した現金のやり取り |
消費者金融 | キャッシング | 速い | 高い | 専用ATMでダイレクト |
まず、カードローンとキャッシングという名称からして違いがありますね。カードローンは、多くの場合は口座を通したやり取りになります。キャッシングは専用ATMからダイレクトにお金が出てきます。
口座を通す、通さないというワンクッションが違うだけですが、前者は口座に記録の残すことになり、後者は残さないことになります。口座を見られて借金がバレたくない人は、キャッシングを使うと良いですね。
審査・金利に関しては、銀行と消費者金融の特徴がよく表れています。
- 銀行…金利が低い分、審査に時間がかかる
- 消費者金融…審査が速い分、金利が高い
審査のスピードと金利は、反比例しているように見えます。審査が速く金利が高いというのは、すぐに審査が終わる手数料と考えると良いでしょう。
未成年は辛いよ…成人までの我慢が必要!
同じ大学生、専門学生でも、年齢に幅があれば話の内容も違ってきます。成人、未成年では、お金を借りる時の門戸の広さも全く変わってしまうのです。
金融機関 | 借り入れ条件 |
---|---|
銀行 | 申し込み・利用は18歳からのものが多い ただし未成年は親の承諾が必要 |
消費者金融 | 申し込み・利用は20歳からであることが多い 未成年はほぼ断られる |
実質的に、未成年が消費者金融を使うことはほぼ不可能だと考えておくべきです。また、銀行カードローンも、必ず親の承諾が必要とされています。
未成年がお金を借りることは非常に難しいと言わざるを得ないでしょう。どうしてもお金が必要なら、親に事情を話すことが最も良いかもしれませんね。
どうしてバレるの?書類送付と親への確認が原因だった!
銀行のカードローンをどうしても使いたいというのなら、成人していても、未成年でも、ご家族(特に親)にバレることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
と言うのも、銀行はカードローンだけではなく、全ての融資商品において、学生の利用については万全の体制を取っているからです。学生の利用については、親に連絡が行く可能性が高いことを考えておきましょう。
というのも、契約に関する様々な書類があるからです。特に銀行カードローンは、しっかりした契約態勢を整えることが多い仕様になっていることがほとんどです。
契約書類が家に到着し、それをご家族が見てしまえば、親にバレる確率が一気に上がりますね。内緒で借りたい人には大打撃です。
未成年が借りるには?キャッシング枠の利用を!
未成年でもどうしてもお金を借りたい、という場合、カードローンやキャッシングを直接利用する以外の方法を取った方が無難です。
クレジットカードにはキャッシング枠がついています。このキャッシングでお金を借りるのであれば、法律的に何の問題もありませんし、親にもバレません。
- 新たな手続きが不要、すぐに使えることがほとんど
- 手続きが必要なパターンでも、Webから内緒で手続きOK
- 一般的なカードローンやキャッシングより利用可能金額が少ない
既にクレジットカードを持っている人は、改めてキャッシング利用の手続きをする必要を求められないことがほとんどです。求められたとしても、Webでこっそりスピーディに行うことができます。お手持ちのスマホからささっとどうぞ。
例外もアリ!未成年でも高額を借りるなら
お金を借りる時、未成年は何かと制限がかかります。でも、唯一と言っていい例外もご紹介しておきましょう。
それは「結婚していること」です。結婚していれば、未成年でも一人の成人としてみなされることになっています。家庭を持ったのですから不思議ではないですね。
いずれにせよ、成人する日を待つ方が簡単であることは間違いありません。最終手段として頭の隅にとどめておきましょう。
書類送付なし!消費者金融でバレないキャッシング!
銀行のカードローンは、親に知られてしまう可能性が高いことは否め得ません。では、消費者金融はどうなのでしょうか。結論から言ってしまえば、消費者金融は親に知られる確率がかなり低いと断言することができます。
まず、銀行カードローンでネックのひとつだった書類送付ですが、消費者金融は極力これを避けることが可能となっています。
専用の申し込み機を利用すれば、その場で申し込みからカード発行、必要書類の発行までが終了しますので、家に書類が送られてくることもありませんよね。
消費者金融は学生OK!ただし成人が第一条件!
消費者金融は、20歳以上の申し込みが可能になっています。この年齢に達してさえいれば、学生であろうと社会人であろうと問題ありません。
審査で見られるのは、とにかく返済能力です。借りたお金を返す能力がない人に、おいそれとお金を貸すわけにはいきません。つまり、お金を貸しても良いという信用があるかないか、それが重要だと言えます。
そういった記録も残っていますので、覚えがある人は気を付けましょう。審査に落ちる可能性があります。また、新たに借りられたとしても、次はトラブルを起こさないように心がけましょうね。
返済能力の最重要ポイント!安定収入が鍵!
返済能力とは、お金を返す能力のこと。結果的には「収入があるかどうか」がポイントになってきます。収入がなければ返済金を用意することもできません。
学生は勉強が本分ですから、返済能力があるかどうかは微妙だと考える人もいるでしょう。しかし、学生はアルバイトが可能です。アルバイトも充分な返済能力のひとつですから、審査に影響はありませんよ。
ただ、単発で一日限りのアルバイトを繰り返しているよりは、安定したシフトを確保できる、定期的なアルバイトの方が評価が高くなります。時間が許すのであれば、そういったアルバイトを探す方が良いですね。
初めて借りるならまず大手!手厚いサービスで安心!
では、実際に借りるとなるとどこが良いのでしょう。消費者金融もたくさんあります。テレビで人気のタレントがCMをしていることもありますし、雑誌などで広告を出していることもあります。
迷った時には、とにかく名前を知っている、有名な大手の消費者金融を利用することをお勧めします。
- 世間的な注目度が高いため、顧客を丁寧に扱う
- 企業の体力があるため、社員教育やトラブル対応に力を入れている
お金を扱う企業は、世間の目に晒されやすいものです。また、昔は消費者金融=イメージがよくないという、間違った認識があった時代もあったので、そのイメージを払拭するため、今はかなり対応に力を入れています。
こういった理由から、最初は大手の消費者金融を利用することをお勧めしています。大手でお金のやり取りに慣れてから、自分にもっと便利だと思える会社を利用すると良いかもしれませんよ。
大手を比較!あなたに合った消費者金融を使おう!
ひとくちに大手と言っても、日本の消費者金融は実に多く、どこがトップかは変動しやすくなっています。ここでは名前をよく聞く、CMにも積極的な消費者金融を集めてみました。
消費者金融 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
アイフル | 4.5%~18.0% | 1000円~500万円 |
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 |
モビット | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
いずれも有名な消費者金融で、一度くらいは名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。金利と融資限度額に注目して並べてみたところ、以上のような結果になりました。
金利は低ければ低いほどお得?返済能力と応相談!
金利は誰にとっても気になるところです。低ければ低いほど、利息が安くなるからですね。金利を比較した結果、最低金利はモビットがずば抜けて低いことが分かります。他の消費者金融が4%台の中、モビットだけは3.0%台というから驚きです。
じゃあモビットに!と決めてしまうのも良いことです。金利が低いのは嬉しいことですから。ただ、ここで注目したいのは、金利だけではなく、自分がいくら借りるかということなのです。
- 最低金利は高額な借り入れ金額に適用される
- 学生は借り入れ金額が低くなりがちなので、まず適用されない
最低金利はほぼ確実に、「限度額が高い人に」割り当てられる金利となっています。つまり、限度額が低い人に適用される可能性が低い(ほぼない)金利ということです。
それならば最低金利を重視するより、自分が適用されそうな金利を見ておいた方が良いでしょう。申し込んだばかりの時、特に高収入が期待できない学生は、借りられる限度額も低く設定されていますので、必然的に実際に借りるお金が少なくなります。
借りるお金が少なければ、金利はそれなりに高く設定されます。と言っても、月に数百円の利息にしかならないということも事実です。金利だけを重視せず、全体的なサービスを見た方が良いと言えるでしょう。
決め手は何?各社サービスを要チェック!
金利だけではなく、今は各社とも、独自のサービスを打ち出していることがほとんどです。
- 口座振り込みなら数十秒で対応
- 一定期間なら利息が発生しない
- Webのみで申し込みが可能(送付書類なし)
全ての消費者金融でこれらのサービスが行われているわけではありませんが、各社とも、必ず独自のサービスを打ち出しています。内容は満足度が高く、利用者からは好評を得ています。
学生でお金を借りることは難しいと諦めてしまう人もいますが、消費者金融であれば、そこまで悩まなくても大丈夫です。使い過ぎには注意して、上手に利用してみて下さいね。