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どうしてもキャッシングの審査が通らない!理由はこれだ!

お金が必要になってキャッシングを申し込んだのはいいけれど、何度申し込んでも審査に通らないって人いませんか。何で審査に通らないのか、自分でも理由がわからない人もいるのではないでしょうか。理由がはっきりすればそれなりにやりようがあるでしょうが、理由がわからないのではどうしようもありませんよね。

キャッシングの審査に通らない人は必ず理由があるはずです。ここでは審査に通らない理由を解明していきたいと思います。

そもそもキャッシングとは

そもそもキャッシングとはいったい何なのでしょうか。キャッシングといえば、お金が足りなくなったときに、金融機関で貸し付けをおこなってくれることをいいますが、その金融機関も最近では多種多様となっています。

キャッシングを考えたとき、どこの金融機関から借りればいいのか、悩むところではありますよね。また、借入れをするにあたって、利息や融資額などを気にする人も多いと思いますが、何といっても大事なのは審査ではないでしょうか。

キャッシングをする時に、何も考えずに手当り次第に申し込んでいる人もいるかもしれません。申し込んで審査に通らなかった場合、「何がいけなかったのだろう?」と、理解していますか?審査に落ちた理由を考えずに次々と申し込んだとしても、残念ながら審査に通る可能性は低いと思われます。

キャッシングの審査に落ちる人、というのは必ず理由があります。審査に通る人、通らない人の違いはいったい何なのか、また、審査に通らない理由を考えてみたいと思います。

キャッシングの審査

キャッシングを希望したとき、どこの金融機関でも必ず審査というものがあります。審査の内容は、金融機関によってまちまちですが、ほとんど同じような内容だと思っていいでしょう。

まず、最低限の条件があります。その最低限の条件+αが加わると思っていいでしょう。金融機関での最低限の条件と、審査されるであろう項目をまとめてみました。

最低限の条件
・年齢は20歳~65歳(金融機関によっては69歳・70歳)
・安定した収入のある人(派遣社員・パート・アルバイト可)
・他社からの借入れがない、もしくは少ない人
・借入れがある場合、返済をきちんとしている人
金融機関によって必要となる条件
・家族構成
・勤続年数(最低でも1年程度)
・勤務先
・固定電話のある人
・住居形態(持家か賃貸かどうか)

これらの審査項目を元に何をみているかというと、「返済できるか否か」ということです。キャッシングとはお金を貸し付けることなので、「返済能力」というものに焦点をあてています。各金融機関ならではの審査方法で、返済能力があるかどうかを判断している、ということになります。

審査に通る人

審査に通る人、というのは、簡単に言うと上記項目をすべて満たしている人ですね。きちんと働いていて、継続した安定収入があり、しかも勤続数年経っていて、他社からの借入れはなく、ブラックリストにも載っていない人であれば、審査に通らないわけがないですよね。

すなわち、ひとことで表すと「お金にだらしなくない人」のことでしょう。この、お金にだらしないかそうでないかは、審査の内容を元に金融機関が独自で判断します。金融機関はその道のプロですから、その人が信用できるかできないかは、すぐに判断できるはずです。

審査に通らない理由はコレ

反対に審査に通らない人の理由はなんでしょうか。審査に通る人の逆項目に当てはまる人だと思ってください。審査に通らないであろう項目をまとめてみました。もしかして、以下の項目に当てはまっていませんか?今一度確認してください。

審査に通らないであろう理由
・未成年、もしくは65歳~70歳以上の人
・無職、収入が不安定な職業に就いている人
・他社からの借入れが多すぎる
・他の消費者金融からの借入れが年収の1/3を超えている
・金融事故をおこしたことがある
・返済が滞っている
・入社前、もしくは入社したての場合
・申し込み時にウソの申告をした
・個人の信用情報が限りなく黒い人

未成年、もしくは65歳~70歳以上の人

キャッシングをする最低条件として、年齢があります。これはどの金融機関でも設けられている条件です。まず、未成年は基本的にNGです。保護者の同意書がある場合は、例外が認められることもありますが、かなり少ないと思っていいでしょう。

保護者の同意を得ず、未成年に貸し付けをした場合、未成年者は返済を拒否することが法律で認められています。すなわち、「成人していない子供に融資した金融機関が悪い」と、みなされてしまうんですね。未成年は法律で守られているため、金融機関としても対象外としているわけです。

逆に、65歳以上の人に対しては、たいていの場合、定年退職したあとなので、「安定した収入がない」とみなしていることになります。そして、人間には寿命があります。長期の返済計画を立てたとしても、返済できない可能性が高いということで、対象外としているようです。

無職、収入が不安定な職業に就いている人

現在無職の人は、残念ながら審査に通る可能性は低いでしょう。ただし、無職でも例外はあります。例えば、安定した収入がある配偶者がいる専業主婦の人ですね。ただし、配偶者に安定した収入があったとしても、金融機関によってはNGの場合があります。

専業主婦は、総量規制の対象となっている消費者金融でキャッシングすることはできません。総量規制はあくまでも「個人の年収の1/3が上限」ということなので、本人に収入のない専業主婦は対象外となりますので注意してください。専業主婦がキャッシングできる金融機関、それは銀行です。

その他、無職といっても、「家賃収入がある」「不動産を所有している」など、働いてはいないけれど、収入があるという場合は、審査に通る可能性があるため、その旨をきちんと申し込み時に伝える必要があります。金融機関が許可すれば、キャッシングは可能ということになります。

働いてはいるけれど、収入が不安定な人というのは、歩合制で仕事の量がまちまちの人などは、審査が厳しくなる傾向にあります。収入が安定していないので、毎月の返済に支障がでるのでは?と、金融機関は考えるでしょう。この場合は、何年かさかのぼって収入証明書を準備しておくことをおすすめします。毎月は不安定でも、年間で見ると安定している場合があります。金融機関の担当者にきちんと納得してもらえるだけの書類を準備しておきましょう。

他社からの借入れが多すぎる

他社からの借入れが多すぎるというのは、件数もさることながら、トータルの金額も審査でチェックされると思ってください。「何件以上ならNGなのか」「借入金額いくら以上ならNGなのか」、知りたい人もいるでしょうが、明確な数字で決まっているわけではありません。

あくまでも金融機関の判断によるので、「金融機関AではNGだったけど、金融機関BではOKだった」なんてこともあります。明確な定義はありませんが、あまりにも尋常な数の借入れがあったり、返済できないくらいの多額の借入れをしている場合は、難しいと思ったほうがいいでしょう。

他の消費者金融からの借入れが年収の1/3を超えている

貸金業である、消費者金融には「総量規制」という法律があります。この法律は、2010年に「融資額の上限は個人年収の1/3」と、改訂されています。すなわち、年収が450万円の人であれば、消費者金融から借入れできる上限は、150万円ということになります。

ただし、この「年収の1/3」というのは、ひとつの消費者金融からではなく、すべての貸金業ひっくるめての金額になります。例えば、年収450万円の人が「消費者金融Aから50万円、消費者金融Bから50万円、消費者金融Cから50万円」借入れてしたとします。この状態でさらに消費者金融Dから50万円の融資を受けようとしても、借りられません。理由はわかりますよね?消費者金融A・B・Cで借り入れた総額が年収の1/3である150万円に達しているからです。

複数の消費者金融からキャッシングをしている人は、総額に注意するようにしましょう。年収の1/3を超えていないか、今一度確認してみることをおすすめします。年収の1/3を超えて借入れを希望している人は、消費者金融ではなく銀行でのキャッシングを申し込むようにしてください。

金融事故をおこしたことがある

金融事故とはいったいどのようなことなのでしょうか。いわゆる「ブラック」にあたる行為のことですね。金融事故をおこしてしまったという事実は、「指定信用情報機関」という、金融機関が加盟している機関に登録されるようになっています。加盟している金融機関は、「消費者金融・銀行・信販会社」です。

すなわち、これらの金融機関でおこした金融事故は、すべての金融機関で情報が共有されているため、審査の申告でウソをついても必ずバレます。

では、どのようなことをすれば金融事故として登録されてしまうのでしょうか。これは、金融機関独自の判断で決定されることであり、金融機関内部だけの情報として、社外には口外されていないため、はっきりしたことはわかっていません。

ただ、「うっかり返済を一度忘れてしまった」などという場合は、金融事故として登録するところは少ないようです。何度も繰り返し忘れたり、督促状をだすまで返済しないなど、「悪質」だと認められた場合に登録することが多いようです。

返済が滞っている

上記の金融事故のひとつではありますが、「返済が滞っている人」というのは、金融機関がもっとも嫌うタイプだと思っていいでしょう。キャッシングをしている金融機関にとって、返済してくれないというのは、いちばん迷惑な顧客なわけです。

審査のときに他社からの借入れ状況と合わせて、返済状況は必ず確認しているはずです。返済をしていない人、というのは論外ですが、何度も返済が遅れがちな人も、審査で引っかかる可能性大ですよ。過去に何度かキャッシングの経験がある人は、返済状況がどうだったか、今一度思い出してみてください。

入社前、もしくは入社したての場合

就職活動で企業から内定をもらった人、というのも審査で通らない可能性が高いですよ。いくら内定をもらったといっても、まだ入社していないわけですよね。すなわち無職と一緒です。キャッシングの審査では、あくまでも「今現在、安定した収入がある人」というのが条件なので、入社前の人は厳しいと思ってください。

それと同じで、入社したての人というのも厳しいかもしれません。確かに、入社はしたわけですが、働き始めて間もないときというのは、「年収」がはっきりしていませんよね。さらには、「入社したはいいけれど、すぐに辞めてしまうのでは?」と、金融機関は疑ってしまいます。

ある程度、最低でも1年ぐらいは継続して働いてからのほうが審査には通りやすいと思ってください。1年という目安は、はっきりとした「年収」がわかるから、ということでしょう。もちろん、審査に通る場合もあります。このあたりの判断は金融機関によりけり、ということになります。

申し込み時にウソの申告をした

キャッシングを申し込むときにウソの申告をしてしまった人、いませんか?審査に通りたいがために、勤めてもいない大企業の名前を書いてしまったり、他社からの借入れ状況をごまかしたりした場合、ウソがばれた時点で審査終了です。すなわち、「審査落ち」ということです。

キャッシングをしている金融機関というのは、本人の信用情報を元にお金を貸し出しているわけなので、信用できない人には絶対に貸してくれませんので、注意してください。どんなに小さなことでも、虚偽の報告というのは絶対に許されないことだと思ってください。

気を付けないといけないのは、申し込み時にうっかりミスで間違えてしまった場合です。特にインターネットからの申し込みは、一方的に記入してそのまま送信してしまうので、受け取った金融機関は「うっかりミス」なのか「ウソをついている」のか、判断は難しいと思ってください。

金融機関は届いた内容を信じるしかないので、もしかしたら単なる「うっかりミス」を「ウソをついている」と、判断してしまっている場合がある、ということです。単なる「うっかりミス」が、命取りになることもあるので、インターネットから申し込む場合は、慎重に記入することは当たり前で、何度も見直してから送信するようにしてください。

どうしても心配な人は、接窓口で担当者のいる前で申込書に記入するというのも手ですよ。担当者がその場で見てくれるので、なにかおかしいところがあればチェックしてくれます。間違っていれば、その場で訂正できるので「うっかりミス」が防げるということですね。

個人の信用情報が限りなく黒い人

個人の信用情報というのは、指定信用情報機関というところに登録されている、金融に関する情報のことになります。この指定信用情報機関には、消費者金融・銀行・信販会社など金融に関するところがすべて加盟している機関なので、金融事故だけを載せているわけでありません。

例えば、「クレジットカードを作成した」からはじまり、「ショッピング枠の上限」「キャッシング枠の上限」はもちろんのこと、キャッシングやカードローンを申し込んだ記述、審査に落ちた場合はその旨も登録されています。もちろん、借入れ状況や、金額、返済状況、完済予定日など、すべてのことが登録されていると思っていいでしょう。

キャッシングの審査では、この指定信用情報機関に登録されている内容を、申し込みがあった金融機関は必ずチェックしています。よって、この機関に登録されている内容が、限りなくブラックに近い人、もしくは完全にブラックな人は、審査に通らない可能性が高くなります。

自分は審査に通るのか

審査に通らない条件がいくつかあるのはわかったけれど、自分はその条件に当てはまっているのかどうか、心配な人もいることでしょう。そんな場合は、やみくもに心配するのではなく、きちんと調べる方法があります。

その方法は、信用情報機関に自分で開示請求をおこなうことで、どのように登録されているのか、知ることができる、ということになります。現在、信用情報機関は以下の3社があります。

・指定信用情報機関(CIC)
・日本信用情報機構(JICC)
・全国銀行協会(JBA)

以上の3社は、従来まで「信販会社」「消費者金融系」「銀行系」と、それぞれわかれていたのですが、最近ではどの金融機関もすべてに加盟しているようなので、調べるときは「指定信用情報機関(CIC)」に開示請求をおこなえばいいでしょう。開示請求は、「指定信用情報機関(CIC)」のホームページに手順が掲載されているので、参照してください。

ただし、この開示請求は本人でないとできません。さらには、登録されている内容に異議があった場合、信用情報館に改訂をお願いしてもできませんので注意してください。異議があって、削除や改訂をお願いしたい場合は、各金融機関に届け出るようにしてください。

異議があったからといって、すべて改訂してくれるわけではありません。登録されている内容が事実であれば、いくら金融機関にお願いしてもできませんので、こちらも注意するようにしてください。

審査に通るためには

もし、信用情報機関によろしくない情報が登録されていたら、どうすればいいのでしょうか。信用情報機関に登録されている内容というのは、各金融機関が審査の際に必ずチェックするため、何度申し込んでも審査に通らない可能性があります。この指定情報信用機関は約5年程度で削除されるので、それまで待つしかありません。

「数打ちゃ当たる」方式で次々申し込むのは得策ではありません。審査に落ちたという情報も、信用情報機関に登録されるため、どんどん心証が悪くなります。ここは、削除されるのをおとなしく待つべきでしょう。5年程度経って、再度信用情報機関に開示請求をおこない、削除されているのを確認してから、キャッシングに申し込むべきです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自分では気づいていなくとも、金融機関がどのような観点で顧客を見ているかがご理解いただけたと思います。自分ではたいしたことないと思っていても、金融機関側からすれば「要注意」というレッテルを貼られている可能性があるわけです。

審査に落ちる理由がわからない場合は、「自分で自分を調べる」というのがなによりの方法といえるでしょう。何度も審査に落ち続けている人は、慌ててどんどん申し込むのではなく、少し立ち止まって冷静に理由を知ってくださいね。理由がわかれば、おのずとそのあとの行動も決まってくるはずです。

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