最近は、一部の規模の小さな業者を除き、大抵の金融業者が即日融資可能を謳うようになりました。しかし、必ずしも即日融資が可能とは限りません。申し込みのタイミングもありますし、その時の提出資料や審査の状況にもよります。
もちろん、申し込む側の自分たちもそれなりに条件を揃えなければいけないのでしょうが、できれば即日融資が可能な、条件のいい金融業者があればそれを優先的に融資先にしたいと考えても不思議ではありません。
それは、どんな条件でどんな金融業者になるのでしょうか。
まずは基本的な借り入れ条件を把握することが必要
今は即日融資対応の消費者金融が増えました。銀行も消費者金融ほどではないですが、徐々に増えています。
しかしまず忘れていけないのは、キャッシングにしろカードローンにしろ、条件があって審査があるという点です。これは、対応の早さ以前の問題です。
多くの金融機関がこのような点が条件の基本になっています。
- 年齢
(満20歳以上~上限は業者によって違う) - 安定した収入
(パート・アルバイト可の所も増えているが、業者によって対応に差がある)
お金を借りて返すのが基本であり、金融機関の業務、利益の元でもあるので、この点は確実に忘れてはいけない点です。
即日融資を受けるためにはどうしたらいい?
審査に通過するかしないかは兎も角、借りるならば早めに借りたいという人は多いでしょう。
即日融資を受けるには業者の対応もですが、まずは、どんな業者がいいのかという前に自身の側でも問題があれば即日融資ができない場合もあることは、承知しておかなければいけないでしょう。
即日融資を受ける為に、把握しておくべきことや、自分でも気をつける必要がある点を確認したいと思います。
確かに条件のいい業者の方が借り入れ可能率はあがりますし、急いでいる時は助かることは多いでしょう。
しかし、大まかな点ではどこも一緒と言えます。自分でも注意しないと実際にはお金を借りることはできません。
条件もだが審査のことは忘れてはいけない!
即日融資という時間を中心に考えていると忘れてしまいがちなのが、審査と言うものがあるということです。つい、自分は大丈夫だと、借りられる前提で考えてしまいがちです。
特に、時間ギリギリで審査が通ったとしても最終的に提出する書類に不備があったり在籍確認が取れなかったら、その分時間が掛かかり、即日融資ができなくなってしまう可能性もあります。
あらゆることを想定して申し込みをしておくと安心です。
一般的には14:00までに手続きを済ます必要がある?
金融業者によって、受付時間や審査の回答時間が違うように、即日融資に関する対応時間も若干変わってきます。
しかし、銀行の動いている時間帯でなければ振り込みが難しいのは、誰でも想像がすぐにできるでしょう。
そこから見て多少の違いはあれど、大よそ14:00までに手続きが完了している必要があるようです。受付時間で表記しているところもありますが…。
できればいつでもすぐに手続きができて、すぐにお金を融資してもらえるならばいいのですが、どうしてもそのお金の流れを考えた時に、申し込みをした業者、要は融資受け付けをした1社だけでは動きようがない部分があります。
基本的に14:00までに手続きが完了できるよう、早めに申し込みをするように動いた方が確実です。
ただし、これから説明する部分では、14:00までに手続き完了しないといけないというわけではありません。それ以降の時間帯になっても借りられることは可能です。
とはいえ、基本的な考えとして14:00を目安と言う点は忘れない方がいいでしょう。
対応時間に違いはある?即日融資するにはどの条件がいいか
即日融資を考えた時、先に言った通り、お金を受け取る方法によっては、14:00までに審査を含め、手続きを完了した方が確実です。
しかし、申し込み方法や、手順によってはそれ以降の時間帯でも融資が可能となってきます。その一番は、無人機になります。
やはり業者によって違う?無人機の対応時間について
電話やインターネットもいいですが、無人機の場合、基本的にその場で審査回答をしてもらえるので、他の申し込み方法よりも遅い時間帯まで対応してもらえようになっています。
通常銀行振込で借り入れる場合は、基本的に14:00までに手続き完了する必要があると言いましたが、無人機の場合はおおよそ夜の20:00または22:00まで営業しているため、かなり遅くでも借り入れすることが可能です。
無人機営業時間
アコム | 8:00~22:00 ATMは24時間対応 |
---|---|
アイフル | 8:00~22:00 ATMは7:00~23:00 |
プロミス | 9:00~22:00 ATMは7:00~24:00 |
モビット | 8:00~21:00 |
※共通して、店舗によっては営業時間が異なる場合があるので注意。
あくまでこちらはごく一部の大手消費者金融の無人機なので、他に近くにいい無人機を設置している業者もあるかもしれません。
注意点としては、上記にある無人機の時間はいわゆる営業時間になるので、営業時間ギリギリに入った場合、審査の関係で翌日対応になってしまう可能性もあります。
営業が遅くまでやっていようと、余裕を持って申し込みをした方がいいでしょう。少なくとも1時間は余裕を見ておいた方が無難です。
大手消費者金融のいくつかをここに記載したのですが、この中でモビットは少し申込方法が違うと言っていいかもしれません。
無人機からカード発行されてから電話で審査回答がきますが、この時点でカードは使えます。最終的な書類のやりとは郵送になります。
当日振込は対応時間が短い?口座振込の時間帯について
近くに無人機やATMがあればいいのですが、都市部は兎も角、地域によっては近くに無人機・ATM、コンビニがありません。そんな時はカード発行が無理なため、やはりインターネット等で申し込みし、借り入れは振り込みという形になるのがほとんどでしょう。
当日振込についてATMを使うよりはやはり対応時間は短いのですが、大手消費者金融ではインターネットや電話で申し込みすれば、振込手続きは簡単にできます。
振込対応時間
平 日 | 土日祝日 | |
---|---|---|
アコム (ネットの場合) |
0:10~14:30当日振込 14:30~23:50は翌営業日振込 (ゆうちょは14:00が目安 楽天銀行は23:50まで当日振込可) |
0:10~23:50翌営業日振込 (楽天銀行は当日振込) |
アコム (電話:音声自動応答装置の場合) |
0:10~14:00当日振込 14:00~23:50翌営業日振込 |
0:10~23:50翌営業日振込 |
アイフル | 時間帯により翌営業日になる (HPより) |
翌営業日? |
プロミス | 0:00~14:50当日振込 14:50~24:00翌営業日振込 (三井住友銀行・ジャパンネット銀行は 0:00~24:00即日振込) |
0:00~24:00翌営業日振込( 三井住友銀行・ジャパンネット銀行は 0:00~24:00即日振込) |
モビット | 9:00~14:50まで当日振込 14:50~翌営業日振込 |
翌営業日振込 |
※モビットは、ネットで会員登録と振込先の口座の登録が必要です。
こうやって見ると、インターネットの場合、家で手続きできる手間いらずの分、当日振込の場合には時間帯がATMを利用するよりも限られてきます。
急ぎの場合は、出かけなければいけないという手間は必要ですが、無人機、ATMを利用する方が早くお金を借りることができます。
ちなみに、無人機でもそうですが、機械や通信のメンテナンスのために一時的に使えない、という場合があるので、その点も頭に隅に入れておくとその場で慌てなくてすみます。
即日融資と言いながら必ず即日とはいえない場合もある?
無人機の場合、他の申し込み方法より即日融資がしやすいのですが、上記のように終了ギリギリではやはり即日融資ができない場合があります。
他にも土日の申し込みの場合、多くは在籍確認が取れない場合が想定されます。もちろん、土日稼働している会社は問題ないでしょうが…。
とはいえ、今は昔と違い、そもそも電話で個人からの連絡を取り次いでくれなくなっている会社も増えてきています。このような場合の代替対応はあるでしょうが、在籍確認は基本あるので、そのあたりも考慮しておいた方がいいでしょう。
また忘れていけないのは、審査に掛かる時間です。上記したように、やはり内容によっては審査に多少なりとも時間が掛かってしまうこともないわけではありません。
そういう意味では、審査が厳しいと言われるところよりも審査が緩いところの方が早く審査が終わるでしょう。もちろん、申し込みをした人の属性などにもよるでしょうが…。
どんな条件の業者が即日融資をしてくるのか?
これらから見るに、即日融資ができるかどうかの大きなポイントとして比較する点はいくつかあるのがわかると思います。
- 審査が緩い
- 無人機の設置がある
- インターネットで24時間対応になっている
- 在籍確認では代替対応してくれる
- 急ぎ対応をしてくれる金融業者
これらの点を比較検討して、例えば近くに無人機があるなど、自分にあったところを選ぶといいのではないでしょうか。
インターネットの場合はどこも一緒に思えますが、時間帯によっては審査回答は翌日になってしまう場合があります。
在籍確認も代替対応をしてくれる方が、休日などは助かります。
急ぎ対応をしてくれる業者を選ぶのも一つの方法!
急ぎ対応ですが、ホームページなど見ると、専用ページの説明をしてくれるようになっており、急ぎの方向けに対応してくれる所があります。
手順としては、大抵は
↓
電話で急ぎ対応を申告する
↓
優先的に審査回答をしてくれる
↓
無人機まで出向き、必要書類を提出(画面読み込み)
↓
その場でカード発行・隣に設置しているATMや近くのコンビニでお金をおろす。
もちろん深夜などは難しいでしょうが、無人機の営業時間を見てもわかるように、かなり遅くまで営業しています。
全ての業者で行っているわけではないですが、急ぎ対応をしてくれる所はオススメと言えます。
自分もできることをやっておく!それが一番の早道
自身の属性が違ったり、もっている機器で申し込み方法が違ったり、人によりそれこそ条件が変わってくるので、一概にこの業者がいいとは言い切れない部分はあります。
また、営業時間も似たり寄ったりなので、遅く営業していようとも遠くまで行くよりは、多少営業時間が早くても近くにある無人機の方が、都合がいいこともあります。
これらの業者の条件を比較検討してみて、自分にあったところ見つけましょう。
もちろん、書類を先に用意しておくなど、自分で先にできる準備をしておかなければ意味はありません。
準備をきちんと整えて、自分にあった申し込み方法、手順でもって申し込みをする。これが即日融資に繋がる一番の早道ではないで