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カードローンの審査に落ちた!焦らずこんな行動を取ろう

思ったよりもショックを受けてしまった・・・。それは、あなただけではありません。カードローンやクレジットカードなどの審査に落ちてしまうと、誰もが、想像以上にショックを受けてしまうものです。

今すぐにお金が必要なのに、どうしよう!という焦り。審査に落ちたなんて、社会人として失格と言われているようだ・・・という落胆で、目の前が真っ暗になってしまう方も多いでしょう。

しかし、なんといっても焦りは禁物。審査に落ちたということは、もっと良い方法があるということでもあります。審査に落ちたことをチャンスに変えませんか。審査に落ちた時は、こんな行動を取りましょう。

何が問題だったのか。審査に落ちた原因を考えてみる

カードローンの審査で困るのは、審査に落ちた時に、その理由を教えてもらえないことです。なんで私は審査に落ちたのか?それがわからないと、次に進めないのに・・・と、困ってしまいますよね。

実際には、審査に落ちた原因は正確にはわかりません。会社によって変わるからです。しかし、推測することはできます。

ブラック扱いになっている

最も多いのは、ブラック扱いになっているケースです。ブラックリストという言葉を聞いたことのある方も多いかもしれませんね。ブラックリストというのは実際には存在しない抽象的なものではありますが、「ブラック」とはどういうことなのでしょうか。

もしあなたが以下のようなことに心当たりがあるのであれば、カードローンの審査には落とされる可能性が高まります。

  • 携帯電話代やクレジットカードの延滞
  • 10年以内の自己破産・債務整理
  • 他社に借り入れがたくさんある
  • 転職したばかりで収入が不透明
  • 今まで一度もカードを作ったことがない

これらの情報は、たとえあなたがカードローン会社に申告しなくても、会社側でチェックすることができます。あなたの信用情報機関に登録されている情報だからです。

延滞や自己破産など、過去にローンやクレジットカード関係で事故を起こしたことのある方は、大手カードローン会社では、「また同じことを繰り返すのではないか」と疑われて、審査に落とされる可能性が高いのです。

この中で、カードを一度も作ったことがないというのはなぜデメリットになるのだろう?と思うかもしれませんね。カードを作れば、あなたの信用情報機関に登録されます。もしその履歴がない場合、二通りのことが考えられます。

ひとつは、10年以上前に自己破産や債務整理をして、一度白紙に戻ったということ。もうひとつは、本当に今までカードを持ったことがないということ。

前者の可能性がある限り、ブラックだと疑われますから、審査には不利になるわけです。

申し込みにミスをした

意外と多いのが、申し込み時に誤って契約できなかったというケースです。カードローンを急いで申し込みして、大事な情報をミスしてしまった、なんて方も多いようです。

カードローンを申し込みするのには、住所などあなたの個人情報の他、勤務先の連絡先や他社からの借り入れ状況など、色々と複雑な情報を正確に入力しなければなりません。

勤務先の電話番号を間違えて、連絡がつかなくて、「本当にこの人は働いているのか?」と疑われて審査に落とされた、なんていうケースもあるようです。

また、未成年者なのに、保護者の同意がなかったり、収入のない主婦なのに夫の同意がなかったりすれば、申し込み条件に合わないですから、当然審査に落ちてしまいます。

こんなのもアリ!?会社都合で落とされた

なんと、あなた個人の都合ではなく、カードローン会社の都合で審査に落とされてしまう場合もあるのです。その場合はあなたの落ち度はないわけですから、そもそも落ち込む必要はありません。

カードローン会社も、常に潤っているわけではありません。時期によって、景気に左右され、何年か前には貸せた人にも今は貸せないということもあるのです。

こういうこともあるので、審査に落ちた理由は明かさないとも考えられます。会社の内部の事情はこちらにはわかりませんから、なんともむずがゆい話ではあります。

ちゃんと比較した?あなたに合わないカード会社だったのかも

カードローンを選ぶポイントは、複数のカードを比較して申し込みすることです。テレビコマーシャルで見たこれに申し込みしてみようかな?と、なんとなく申し込みしてしまうと、かんたんに審査落ちしてしまうこともあります。

カードローンといっても、会社によって特徴が分かれます。くわしくご紹介します。

カードローン会社にはこんな種類がある

カードローンを利用する、と一口に言っても、複数の種類があるので、迷ってしまうかもしれませんね。カードローン商品を扱っているのは以下です。

  • 銀行・信用金庫
  • 消費者金融会社

おおざっぱに言うと、この2種類に分けられます。細かくは、この2種類の中に色々とあります。たとえば、都市銀行と地方銀行や信用金庫では、同じ銀行でも、審査基準が微妙に異なるわけです。

カードローンを借りる先によって、そのカードローンが向いている方も異なります。以下にまとめました。

あなたに向いているカードローン会社はどれ?

職業や年収によって、向いているカードローンは変わります。どのカードローン会社も、安定した収入のある方というのが条件にはなっていますが、その基準が微妙に異なるのです。

カードローン会社 向いている人 金利・限度額
都市銀行 正社員・公務員など安定している人 低め・高め
地方銀行 その銀行のお得意様 低め・低め
大手消費者金融会社 パート・アルバイトもオッケー 高め・普通
中小消費者金融会社 ブラックでも相談に乗ってもらいやすい 高め・低め

都市銀行は、「みずほ銀行」「三井住友銀行」などの有名な大手の銀行ですね。地方銀行や信用金庫は全国にたくさんあるので、あなたのお住まいの地域を探してみましょう。

大手の消費者金融会社と、中小の消費者金融会社の違いはなんなのでしょうか。それは、下記で詳しく解説します。

無職でない限り、どこかのカードローン会社を利用することはできる可能性があります。 「フリーターだからダメだったのかも」「主婦だからもう無理かも」と思っているあなたは、比較が足りなかっただけかもしれません。

希望を捨てない!安心・安全で審査が甘いカード会社

上記で見た中で、最も審査が甘くて融通が利きやすいのは、中小の消費者金融会社です。大手との違いを理解した上で、あなたの選択肢に加えてみるのもよいでしょう。

大手消費者金融会社の特徴

大手消費者金融会社は、あなたもテレビコマーシャルなどで耳にしたこともあるでしょう。「アコム」「アイフル」「プロミス」など、テレビや電車でたくさん宣伝している会社のことです。

これらは、アイフルは異なりますが、銀行系の消費者金融会社です。都市銀行のグループ会社となり、お客さんに安心感を与えているのです。

「三井住友銀行グループのモビット」と言われると、大手の銀行を思い浮かべるので安心感がありますよね。実際は借りているのは消費者金融会社ではあるのですが、そういうイメージがあるだけで違うものです。

このような大手消費者金融会社は、インターネットでの申し込みや借り入れができて、手間がかからずに利用できることがポイントです。 また、キャンペーンも多くあるので、お得に借り入れすることができます。

中小の消費者金融会社の特徴

一方、中小の消費者金融会社では、名前を聞いたことがないという方も多く、ヤミ金融と間違えてしまうなんてこともあります。全国的には知名度が低く、その地域では多少名前が知られている、というのが特徴です。

中小の消費者金融会社は、どうしても全国展開の大手消費者金融会社にお客さんを取られてしまいがちですので、会社によって特徴的な方法で商売をしています。

たとえば、大手消費者金融会社では審査に落ちてしまった方でも、融通が利きやすいということがひとつです。面談による審査で、くわしく事情をお話してくれれば、お金を貸してもよいですよ、ということです。

インターネットでの申し込みなど便利なことはできませんが、どうしてもお金が必要!なんとかしたい!という方には、中小の消費者金融会社は強い味方になるでしょう。

「ブラックでも貸してくれた」と口コミで話題になっている、老舗の中小の消費者金融会社もいくつかあるくらいです。

銀行でも消費者金融会社でも審査の甘いところはある

あなたが申し込みしたカードローン会社は、審査が厳しいことで有名だったかもしれません。審査が甘めで安心のカードローン会社に申し込みすれば、意外とかんたんに審査に通る可能性もあります。

銀行の中でも、ネット銀行や地方銀行は、意外と審査に通るという口コミもあります。ネット銀行は歴史が浅いですから、審査基準が不安定なこともあり、その時によって厳しさが異なるという口コミもありますが、申し込みしてみる価値はあります。

ブラックに心当たりのある方は、まず中小の消費者金融会社に申し込みしてみましょう。 大手消費者金融会社や銀行では審査に通らない可能性が高いため、多少面倒な申し込み方法であっても、その方が早い可能性が高いです。

申し込みする前に、その会社の口コミや評判を多く調べることが、失敗のなく申し込みするコツです。とくに、中小の消費者金融会社は大手よりも情報が少ないので、経験者の口コミ評判は頼りになります。

先のことを考えると審査に落ちた方が幸せだったかもしれない

なぜ自分が審査に落ちたのか・・・。そう考えると、どんどん暗い気持ちになってしまうものかもしれません。しかし、そもそも審査というものは、あなたを守るものでもあるのです。

審査に落ちたことで、あなたは大切なお金と時間を守ることができたともいえます。

審査に落ちたので借金地獄にならなくて済む

他者からお金を借りて、もしあなたが返済できなくなってしまった時に、助けてくれるのは誰でしょうか。残念ながら、誰もいません。あなたが借りたお金は、あなたが返さなければなりません。

カードローンの金利は非常に高いです。友人や家族から無利息で借りるのとはわけが違います。年間20パーセント近くの金利を支払わなければなりません。お金を返すのだけで手いっぱいになってしまっては返せないのです。

カードローンを返済するのは難しい。だからこそ、審査があるのです。 その審査で客観的にあなたが返済できる人かどうかを判断することができます。

審査に通らなかったということは、あなたの収入では返済が難しいと判断されたということです。無理やり借りたら、どうなっていたかわかりません。最悪の場合自己破産して向こう10年はローンが組めないということになっていたかもしれません。

返済するプランをしっかり立てる

審査に落ちたことがチャンスになる理由は、お金を借りた時に返済するプランをしっかり立てる機会をもう一度もらえたということでもあるからです。

あなたの計画では、審査に通ったとしても返済ができなくなってしまったかもしれません。その場しのぎの借り入れでは絶対に返済できなくなってしまいます。

いつまでにお給料が○○円入るので、そこから生活費など使うお金を引いて、それでも利息を含めた返済ができるお金が残るかどうか、もう一度計算してみましょう。

金利の計算は、インターネット上でもかんたんにできるサイトがあります。あなたが何円必要でいつまでに返せるのか計画したら、ぜひ計算してみましょう。

借金を借金で返さない!

以上のことができれば、審査の比較的甘いカードローン会社を選んで、もう一度融資申し込みしてみるのもよいでしょう。しかし、いくら審査の甘い会社でも、絶対にやってはならないことがあります。

それは、借金を借金で返すために新しい会社に融資申し込みするということです。「お金を返さなければ!」と焦ってしまうと、とにかく目の前にある現金が自分を救うというふうに考えてしまいがちですが、借り入れしたお金で返しても、本当には返済したことにはなりません。

借りたお金は借りたお金です。あなたのお金ではありません。紗金を返したつもりが、もっと多くの借金を背負ったことになってしまうのです。

借金を返済するためのお金は、どれくらい時間がかかったとしても、自分の収入で返済するようにしましょう。その方が早くて確実です。あなたの大切な時間とお金をムダにしなくて済みます。

審査に落ちたことは、あなたがこれ以上苦しまないように生活するチャンスなのです。

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