キャッシングを考えたとき、何を優先に考えるかはその人次第ですが、たいていの人は安全なところで借入れをおこないたいですよね。もちろんキャッシングを希望している人は少しでも早くお金を手にしたいものです。さらに欲をだせば、審査が厳しいところは誰しも敬遠したいと思ってしまいますよね。
これらの条件をすべて満たしたところなんてあるのでしょうか。安全で即日融資、さらには審査が甘いキャッシングをとことん追求してみました。
キャッシングするにあたって
キャッシングと言ってもさまざまな金融機関で、いろいろな商品がありますよね。キャッシングを考えたとしても、自分はいったいどこでどんな商品のキャッシングを選べばいいのか、迷うこともあるかと思います。
まずは、自分がキャッシングするにあたって、譲れない条件は何なのかを考えてみることが大事でしょう。「借り入れる額・利息が低い・安全なところ・お手軽に借入れできる・とにかく早く・審査が甘い」など、いろいろ条件があると思います。その中から優先順位3つくらいを決めて、選ぶという方法がいいかもしれませんね。
今回は、たくさんある条件の中から「安全・即日融資・審査が甘い」に焦点をあてて考えてみたいと思います。
安全な金融機関
キャッシングするのであれは、安全な金融機関を選びたいと、誰もが思っていることでしょう。巷にはキャッシングを扱っている金融機関がたくさん存在しています。その中から安全な金融機関をどうやって見極めればいいのでしょうか。
有名でない場合や、聞いたことがない金融機関の場合、消費者金融であれば貸金業の届け出をきちんとしているかどうかで見極める方法があります。ホームページの企業情報や会社概要に「貸金業者登録番号」という記載があるはずです。この貸金業者登録番号が本当に登録されているか、誰でも確認することができるので、実際確認してみるといいでしょう。
インターネットで「登録貸金業者情報検索入力ページ」を検索し、記載してある登録番号を入力してみましょう。検索して、社名がでてくれば間違いなく国に届け出がされている消費者金融ということになります。銀行の場合は、「金融機関コード」「銀行名」で確認ができるので、ちょっとでも不安になった場合は、自分の目できちんと確かめてみるといいでしょう。
これらに登録されていない金融機関は、いわゆる「ヤミ金」と呼ばれる違法業者の可能性があります。無届で商売をしているわけなので、法律や利息など好き勝手にやっている可能性が高いと思われます。間違ってもこれらの違法業者から借入れることのないよう、注意してください。
この手の違法業者から借入れてしまうと、借りるつもりはなかったのに次々と契約させられてまったり、返済したくても返済させてもらえない、など、手を切ることが難しくなります。相手は違法な貸し付けをおこなっているので、一度つかんだ顧客はそう簡単には手放そうとしません。とにかく、関わり合いを持たないこと、ですよ。
即日融資できる金融機関
以下に即日融資が確実な消費者金融と、即日融資を受けるための条件をまとめてみました。
消費者金融名 | 即日融資 | 即日融資の条件 |
---|---|---|
プロミス | 可能 | 14:50までに契約完了 |
ノーローン | 可能 | 12:30までに審査終了 |
アイフル | 可能 | 14:00までに契約完了 |
モビット | 可能 | 14:50までに契約完了 |
キャッシングを借入れるまでの流れは、「申し込み→必要書類の提出→審査→契約→融資」と、なっています。それぞれの時間までに契約、審査が終了していないと即日融資は受けられませんので、いくら即日融資といえども、ある程度時間に余裕を持って申し込むようにしましょう。時間ぎりぎりに申し込んだのでは、翌営業日になってしまうことも考えられるので、注意してください。
審査が甘い金融機関
キャッシングに審査はつきものですが、特に後ろめたいことがない人でも、審査というものにはやはり不安があるものです。後ろめたいことがある人ならばなおさらのこと、審査は甘いほうがいいに決まっていますよね。
必ずしもそうとは言えませんが、世の中の口コミで比較的審査が甘いのは、消費者金融といわれています。消費者金融は、貸金業といって「お金を融資する」ということをメインとしているため、審査を甘めにしてくれているのは確かなようですね。
その反面、銀行は審査が厳しいといわれています。これはひと昔前の話しで、最近は「消費者金融並みに審査が甘くなっている」といわれていますが、やはり消費者金融に比べると厳しいと思っていたほうがいいかもしれませんね。
では、審査が甘い金融機関とはどこなのでしょうか。一般的に審査の内容は、各金融機関によってまちまちで、審査内容は公表されていないので、一概には何とも言えないのが正直なところです。ただし、審査時間がある程度短いところは、審査が甘い傾向にかるようです。世間一般の口コミで「審査が甘い」と有名なところがいくつかあるのでご紹介します。
金融機関名 | 審査の傾向 | 仮審査時間 | 本審査時間 |
---|---|---|---|
プロミス | 通りやすい | ネットで3項目3秒 | 最短30分 |
アイフル | 通りやすい | ネットで4項目1秒 | 最短30分 |
プロミス | 通りやすい | ネットで7項目10秒 | 最短30分 |
ノーローン | 通りやすい | ネットで4項目1秒 | 最短20分 |
新生銀行レイク | 通りやすい | ネットで4項目1秒 | ネットで即時回答 |
以上のように、「審査が甘い」金融機関というのは、消費者金融に多くみられます。唯一「新生銀行レイク」だけは銀行ですが、元々はレイクという消費者金融だったので、新生銀行に吸収された後も、以前と変わらず審査は甘めの傾向にあるようです。
ここで気をつけていただきたいのは、借入額についてです。貸金業である消費者金融は総量規制の対象となっているため、年収の1/3が借入れの上限となっています。すなわち、年収が300万円の人ならば、借入れができる上限は100万円までということになります。
この中で唯一の銀行である、新生銀行レイクは、総量規制の対象外なので、借入れに上限はありません。年収の1/3を超えて借入れを考えている人は、新生銀行レイクで申し込むべきでしょう。
安全で即日融資、審査が甘いところ
「安全」「即日融資」「審査が甘い」という条件の金融機関はわかったけれど、3つの条件すべてを満たした金融機関とはいったいどこなのでしょうか。以下にまとめてみました。
金融機関名 | 安全 | 即日融資 |
---|---|---|
プロミス | ○ | ○ |
アイフル | ○ | ○ |
モビット | ○ | ○ |
ノーローン | ○ | ○ |
新生銀行レイク | ○ | ○ |
このように、「安全」「即日融資」「審査が甘い」という3つの条件を満たした金融機関は、すばり「消費者金融」ということになります(新生銀行レイクだけは銀行ですが)。どうしてもこの3つの条件が外せない人は、上記の消費者金融での借入れをおすすめします。
キャッシングできる人の条件
条件を満たしている金融機関はわかったけれど、すべての人がキャッシングできるわけではありません。キャッシングするにはある程度の条件があります。その条件とはいったいどのようなものなのでしょうか。まとめてみましたので、参考になさってください。
金融機関 | 年齢 | 収入 | 他社の借入あり | 返済遅延あり |
---|---|---|---|---|
プロミス | 20歳~69歳 | 安定収入がある人 | △ | △ |
アイフル | 20歳~69歳 | 安定収入がある人 | △ | △ |
モビット | 20歳~69歳 | 安定収入がある人 | △ | △ |
ノーローン | 20歳~65歳 | 安定収入がある人 | △ | △ |
新生銀行レイク | 20歳~70歳 | 安定収入がある人 | △ | △ |
「他社の借入あり」と「返済遅延あり」の項目に関しては、必ずしもあったからといって、審査に通らないわけではありません。他社からの借入状況や返済の遅延にも限度というものがある、ということですね。他社からの借入れがあったとしても、少額であったならば問題ないでしょうが、どう考えても返済しきれないほどの借入れがあれば、金融機関としても渋ってしまうでしょう。
返済の遅延も同じです。一度遅延があったからといって、審査に引っ掛かるわけではありません。何度も遅延をしていたり、ひどい場合には完全に返済をしていない場合などは、厳しいでしょう。どちらにしても、程度の判断は各金融機関独自のルールで決定されることになります。
年齢は、まず成人していることが最低限の条件となります。すなわち、未成年に貸し付けをおこなっているところはまずないと思っていいでしょう。稀に「保護者の同意書があれば可能」としているところもありますが、ほとんどないでしょうね。
そして、成人していてもあまりに年齢がいっているというのも厳しいようですね。ほとんどの金融機関で65歳~70歳までを年齢の上限としています。この年代になると「定年退職していて、働いていない」という判断をされるためです。しかも人間には寿命があるので、この年代から長期に渡って返済するというのはやはり不安ではありますよね。よって、年齢を制限しているということになります。
安定収入というのは、お金を借りて返済するためには、当たり前の条件ではありますよね。収入がない人にお金を貸そうとは誰も思わないものです。ただし、安定した収入というのは、正社員や公務員でなくても問題ありません。派遣社員・パート・アルバイト・フリーランスでも、とにかく安定して収入があれば構いません。それに加え、継続して収入を得ている、のが大事だということになります。
双方の条件が大事
借入れをおこなう側(顧客)からしてみれば、譲れない条件というものがあるのは当たり前ですよね。逆に貸す側(金融機関)からも、条件というものがあります。無条件で誰にでも貸しているわけではありません。「お金を貸して返してもらえる可能性のある人」という条件を確かめるのが、いわゆる「審査」ということになります。
顧客側が金融機関を選ぶように、金融機関側も顧客を選択している、ということですね。これらお互いの条件が見合ったとき、はじめて「契約」ということでお金のやり取りが開始されます。
キャッシングを考えたとき、こちらからの条件を提示するのはもちろん大事ですが、それと同じように、自分も審査という形で調査されているということを忘れないでくださいね。審査されるというのは、誰でも少なからず不安になるでしょうが、そんなに不安になることはありませんので安心してください。
ひとつだけ言うのであれば、決してやってはいけないことがあります。それは「ウソをつく」ということです。他社からの借入れ状況など、つい言いたくないことってありますよね。言うと審査に通らないんじゃないかと思い、ついウソをついてしまいがちですが、金融機関はすべてにおいて情報が共有されています。すなわち、ウソをついても必ず本当のことは知られてしまいます。
ウソをつくというのは、審査に通らないだけではなく、「虚偽の報告をした人物」として、信用情報機関に登録されてしまう可能性大です。登録されてしまうと、他の金融機関で新たに借入れを申し込んだとしても、その情報は目にするわけですから、またまた審査に通らなくなってしまうわけです。
ちょっとしたウソをつくことで「虚偽の報告をした人物」というのが、自分自身についてまわるということを忘れないようにしてください。
まとめ
このように、キャッシングを考えたとき、まずは自分の条件を挙げてみるというのがいいことだと思います。金融機関はたくさんあるので、自分に合ったところを選択するのが、なにより賢い方法といえるでしょう。適当に決めるのではなく、いくつかの条件に絞ったら、金融機関を探してみることをおすすめします。
金融機関側の条件は、どこも似たり寄ったりなので、自分が審査に通るかどうか調べておきましょう。審査に不安がある人は、ネットで申し込むのではなく、窓口へ直接行って、担当者にきちんと説明することをおすすめします。ネットだと簡単に審査落ちするような場合でも、窓口で直接説明すると、審査に通過する場合が意外とあります。
キャッシングとひとことで言っても、さまざまな金融機関があり、どう選択するかによって結果が違ってくるものです。意味もなくただ不安になるのではなく、まずは自分自身で事前調査をきちんと把握した上で、申し込むようにしましょう。そうすることで、おのずと結果はついてくるはずです。