一般的にお金を貯金したり、郵便物を取り扱ったりしている「郵便局」というものがありますが、お金の借り入れ、つまり借金は行うことはできるのでしょうか。また、「ゆうちょ銀行」という貯金や決済などを行っている銀行がありますが、郵便局とどこが違うのか?
身近にあり、実際に利用したことがあるという人も少なくないと思いますが、上記のようなことを考えたことはないでしょうか。
Webで検索してみますと、「郵便局とゆうちょ銀行の違いは?」みたいな質問が実際にあったので、疑問に思ったことがあるという人もいるのでしょうね。ここでは郵便局やゆうちょ銀行について紹介していきたいと思います。
郵便局とゆうちょ銀行の違い
割と身近にある「郵便局」と「ゆうちょ銀行」実際に利用したことがある人はかなりいるのではないでしょうか。普段何気なく使っているものだと思いますが、この2つには違いがもちろんあります。まあ違いがあると言っていいものなのかわかりませんが・・・。
「郵便局」と「ゆうちょ銀行」というのは、会社自体が違うものになっています。
- 郵便局は日本郵便株式会社、という会社
- ゆうちょ銀行は株式会社ゆうちょ銀行、という会社
郵便局とゆうちょ銀行はご覧の通り、違う会社になっているのですが、同じ系列の会社になっていてお互いが協力関係にあるようです。2つの違いといったらこれぐらいでしょうか。まあ、取り扱っているものが違うということも挙げられますが、郵便局でも貯金などのサービスを受けることはできるので、「違い」といっていいほどのものなのかわかりません。
キャッシングはできるのか?
郵便局やゆうちょ銀行ではキャッシング、つまりお金を借り入れる、借金を行うといったことはできるのでしょうか。Webで調べてみるとわかりますが。実際に郵便局などでお金を借入することができるのか?のような質問を見つけることもできました。
「キャッシングできる」「借り入れができる」というものが、次のようなこと、
- 郵便局やゆうちょ銀行自体からの借り入れなのか?
- 設置してあるATMを利用して借り入れができるのか?
ということによって変わってきますが、お金の借り入れ自体は可能です。普通の銀行や消費者金融といったカードローンやキャッシングとは少々違うところがあるようなのですが。
郵便局でお金を借りるには
皆さんがしっているようなキャッシングやカードローンといったものとは違うようですが、郵便局、ゆうちょ銀行でお金を借り入れすることは可能なようです。
郵便局・ゆうちょ銀行のキャッシュカードを持っていて担保に預入があれば、借り入れすること自体は可能なので、利用してみるのもいいでしょう。
ATMを利用してキャッシング
知っているかと思いますが、郵便局にはATMが設置されていることがあるのです。ATMを利用すればクレジットカードを使ってお金を借入することもできてしまいます。ATMには営業時間もあるので、急いでいるというなら営業時間にも注意するようにしましょう。
郵便局のATMと提携しているクレジットカードは結構な数があり、さまざまな銀行などのカードを利用することも可能。一部ですが、提携しているクレジットカードを紹介しておきたいと思います。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- りそな銀行
- 信用金庫
- 信用組合 など
これら以外にも提携しているクレジットカードはあるようなので、ゆうちょの公式サイトで確認してみるといいでしょう。さまざまなカードが使えるようになっているのでなかなか便利です。
- 「ゆうちょ提携クレジットカード」
といったキーワードを使ってWebで検索してみても、提携しているクレジットカードは見つけることが可能です。自分の持っているカードが郵便局、ゆうちょで使うことができるのか一度調べてみるといいでしょう。
ゆうちょのクレジットカード
ゆうちょのキャッシュカードを持っていて担保に預入があるという状態の人なら郵便局などから借り入れすることができますが、逆に考えれば預入をしていないという人だと借り入れすることはできません。
このJP BANKカードならキャッシュカードとクレジットカードの両方の機能を持っているので、1枚もっておけばなかなか便利に使うことができるでしょう。このカードにも、
- JP BANK VISAカード
- JP BANK JCBカード
といった2枚のカードがあるので、詳細をよく確かめて自分がいいと思った方に申し込みを行ってみるといいでしょう。
JP BANKカードについて
JP BANKカードにも2つの種類があると紹介しましたが、この2枚のカードはさらに3枚のカードに分かれているのです。なんだかややこしいですが、以下のようにわかれています。
JP BANK VISAカード | JP BANK JCBカード |
---|---|
アレンテ | EXTAGE |
一般カード | 一般カード |
ゴールドカード | ゴールドカード |
どちらも似たような感じですが、それぞれ3枚のカードが存在しているようです。JP BANK VISAカードにはキャッシュカード一体型とクレジットカード単体型という2つの種類がありますがJP BANK JCBカードにはキャッシュカード一体型のみのカードしかありません。
JP BANKカードには合わせて6枚のカードがありますが、詳細は公式サイトで確認することもできるので、クレジットカードを作りたいということなら一度自分で確認するようにしてください。
JP BANKカードの注意点
JP BANKカードを利用するときや申し込みを行うときに、注意することなのですが、年齢制限があって、それぞれで違っているので注意が必要になってきます。また、そのほかのカードよりも年齢制限の幅が狭いカードもあり、利用できる人が限られてくる場合もあります。
JP BANKカードはクレジットカードということで、年会費もかかるようになっているのでそこにも注意する必要があります。初年度は無料になっているので、長く使うのであれば年会費も必要になってくる、ということを覚えておくといいでしょう。
JP BANKカードはキャッシングが可能になっていますが、キャッシング枠の最大額は低めになっています。キャッシング枠の最高額はゴールドカードでも最大で50万となっていて、あまり多額の借り入れには期待することはできないので、
- 「多額の借り入れをしたい」
といった、多額の借り入れを考えているという人には向いていないかもしれませんね。ゴールドカード以外のキャッシング枠についてですが、0円から30万円までとなっています。
JP BANKカードには合わせて6枚のカードがありますが、それぞれの詳細や申し込みができる人、といった詳しい情報はゆうちょ銀行の公式サイトにも載っているので、一度確認してみるようにしてください。
郵便局とゆうちょ銀行について
最近は割と身近にある「郵便局」と「ゆうちょ銀行」は会社自体が違うものとなっています。「違う」会社にはなっているのですが、どちらも同じ系列の会社となっているのでお互いが協力関係にあるのです。
郵便局の中には「ゆうちょ銀行」の窓口があることもありますが、すでに紹介したとおり同じ系列の会社なので、併設されているということもあります。関係ないかもしれませんが、「かんぽ生命保険」も郵便局を同じ系列の会社となっているようです。
郵便局でのキャッシングについてですが、設置されているATMを利用してクレジットカードからお金を借り入れすることは可能です。提携しているクレジットカードもかなり豊富になっているので、さまざまな会社のカードを利用することができます。提携カードを持っているのであれば、郵便局のATMから利用してみるのもいいでしょう。
「郵便局からのキャッシング」についてですが、これは普通のカードローンなどとは違うようですが、キャッシュカードを持っていて担保定期・担保定額貯金といったところに預入がある状態でならお金を借りることが可能です。
また、郵便局・ゆうちょから借り入れしたいのであれば、クレジットカードを作ることで借り入れすることができるようになります。JP BANKカードというカードはキャッシュとキャッシングの2つの機能が1枚になっているカードになっているので、なかなか便利です。
このクレジットカードにはキャッシング枠もありますが、比較的キャッシング枠の額は低いので、多額を借りるということは難しいかもしれません。多額を借りたいなら、そのほかの銀行系のローンやカードローンといったものを利用するといいでしょう。
郵便局とゆうちょは併設されていることもあって、同じ会社なのかなと思うかもしれませんが、それぞれが違う会社になっていて取り扱うものも変わってきます。郵便局ではハガキを出したりすることもできるし、ATMを利用してキャッシング、ゆうちょのクレジットカードがあるなら借入することもできるので、機会があったら利用してみてください。