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期日忘れはブラックの危険あり!気をつけたいポイントを紹介

「お金を借りた後、返済期日を忘れるとどうなるの?」と、気になっている方はおられませんか?返済期日を忘れると「ブラック」になることがあります。

ブラックとは、借入の利用をお断りされる状態のことです。ブラックになった後で新規に借入申込みをしても、審査で100%落とされます。非常に大きなペナルティで、借入がほぼ利用できなくなります。

これほど大きな問題ですから、返済の期日忘れがブラックとなる危険性を知っておくといいですよ。詳しくご紹介していきましょう。

返済歴は記録に残る!滞納歴があるとブラックになる!?

まずは、返済が遅れて滞納となるとブラックになる理由からご紹介しましょう。返済歴は記録されていること、滞納は一番嫌われる行為であることがそれぞれポイントです。

返済歴はすべて記録されている!

借入を利用したとき、返済歴などはすべて記録されている点をご存じでしょうか?

  • 信用情報というデータのために記録される
  • 借入の利用歴・返済歴があとから確認できる

借入を利用するときは「信用情報が大事」だとよく言われます。信用情報とは、その人の過去の借入歴のことです。この情報の内容から、次のことが判断されます。

記録内容の状態 判断されること
サービスの規定通り 信用できる人
サービスの規定違反アリ 信用できない人

借入の規定通りに利用できており問題がなければ、ちゃんとお金を扱える人として信用されます。それに対し、借入の規定違反などが見られる場合、信用を得られません。

ちなみに、この信用度は「借入審査」で使われます。

  • 信用度の高い人は審査を通過できる
  • 信用度が低い人は審査落ちに

信用情報を使えば、お金を貸せる人と貸せない人を簡単に見分けられるのですね。このような便利さから、借入の利用歴はすべて記録されています。記録は、信用情報を集める専用機関に保存されています。たとえば、次の機関が有名です。

  • CIC
  • JICC
  • KSC

これら機関によって借入の履歴がすべて記録されるため、返済の期日を忘れたりした記録もすべてわかってしまうのです。

「返済遅れ」は借入で一番のNG!

返済遅れの記録があるとブラックになる理由は、「滞納」こそが借入を利用する上で一番のNG行為だからです。

  • 返済がされないと利益にならない
  • 場合によっては損につながることもある
  • お金の貸し手から最も嫌がられる行為

そもそもキャッシングとは、商売のために提供されています。貸したお金が返ってこないと利益になりませんし、ヘタをすれば貸したお金の分だけ損になります。そのため、「期日までに利息をつけて返済すること」と、借入の規定にも明記されています。

期日通りに返済することは、それだけ借入する上で重要なのです。それを失敗した場合、印象がかなり悪くなります。

  • 他の規定違反に比べても印象が悪い
  • お金を貸したくない相手と思われやすい
同じ規定違反の中でも、滞納はかなり印象が悪く、お金を貸したくないと思われやすいのですね。すると、誰もお金を貸してくれない状態=ブラックの出来上がりです。

以上のように、借入の利用歴は記録されていること、そして返済忘れは非常に印象が悪いことがそれぞれポイントです。これらのため、返済を忘れるとブラックになることがあるのです。

3か月以上の遅れは一発アウト!ブラックとなる滞納期間とは

返済遅れはブラックになることをご紹介しましたが、返済が1分でも遅れたらすぐにブラックになるわけではありません。では、具体的にどれくらいの滞納期間でブラックとなるのでしょうか?完全にアウトとされる基準は「3か月以上の滞納」です。

3か月以上の長期滞納は完全にNG!

ブラックになるのは「長期間に渡って返済が遅れたとき」なのですが、どれくらいの返済遅れが長期滞納とされるのかが問題ですよね。この点について、「間違いなく長期滞納」とされるのが3か月という基準なのです。

返済が遅れた期間 短期・長期の判断
3か月未満 短期~長期
3か月以上 長期

滞納期間が3か月以上続くと必ず長期滞納と判断され、ブラックとなります。滞納期間が3か月未満のときは短期滞納と判断され、ブラックにならないこともあります。

  • 短期滞納ではブラック認定されないこともある
  • 短期滞納時の影響は比較的小さめ

同じ滞納でも、期間によって違いがあるのですね。必ずブラックとなる滞納期間の目安として、まずは「3か月」という基準を覚えておくといいですよ。

返済忘れは原則ないほうが安全!

ただし、3か月未満で滞納を食い止めれば絶対に安全だというワケではありません。

  • 3か月未満でもブラックになる可能性はある
  • 滞納期間が長くなるほど印象は悪くなる
  • 貸し手の判断による点に注意

先の表でもご紹介しましたが、3か月未満であっても「長期滞納」と判断されることはあります。たとえば「支払いを忘れてすでに2か月半経ってしまった」というようなケースでは、長期滞納と判断される可能性は十分にあります。

3か月を過ぎるとブラックになるのが間違いないだけで、それ以下の期間であれば安全だとは限らないのです。1日遅れただけでブラックとされることはさすがに少ないですが、返済が遅れた期間が長いほど、ブラックになる危険は高まります。

また、短期滞納も回数が増えると危険性が高まります。

  • 短期滞納も回数が増えると印象が悪くなる
  • 2回目以降の滞納は短期間でも要注意

たとえ悪気のない返済忘れでも、回数が増えると「信用できない人」という印象が強まります。信用を失くした後にまた短期滞納をやってしまうと、それをもって「ブラック」にされることもありえます。短期滞納であれば安全…とは限らないのですね。

このように、完全にアウトとなる滞納期間は「3か月」ですが、それ未満の短期滞納でもブラックになる危険はありえます。返済忘れは極力ない方が安全です。ポイントとしてご確認ください。

返済が遅れたらすぐに連絡!ブラックを少しでも避ける対応法

ブラック認定を避けるためには、滞納をできるだけ避けた方が無難だとご紹介しました。それでも、うっかり返済期日を忘れてしまうこともありますよね。

そんな時に使える、ブラック認定を少しでも避けられる対応法をご紹介しましょう。

返済日を忘れてた!そんなときはすぐ連絡!

返済日をすでに過ぎていた時の対応法としては、お金を借りている金融機関・貸金業者にすぐ連絡をするのが正解です。これをすることで、少しでもブラックになる確率を下げられます。

具体的に、次のことを相手に伝えましょう。

  • 返済が遅れたことに対する謝罪
  • 返済する意志があること

まず大事なのは、「返済が遅れたことに対する謝罪」です。たとえ悪気はなかったとしても、返済忘れは借入の規定違反になります。まずは規定通りに利用できなかったことを謝罪しましょう。これにより、お金の貸し手との信頼関係を少しでも維持できます。

その上で、返済する意思を表明してください。

  • 借入の継続利用には返済が必ず必要
  • 返済の意志を示すことで今後も継続利用ができる

借りたお金を返さないことには、借入を続けられません。返済の意志を示すことは、今後も借り続けるために必ず必要です。返済の意志があることをしっかり伝えてください。

誠意が伝わればブラック認定を避けやすくなる!

以上のような連絡がしっかりできれば、ブラックとされる危険が減ります。

  • 悪意のない返済忘れだと伝わる
  • ただの返済忘れのペナルティは少なめ

返済忘れは原則NGな行為ですが、うっかりミスでも十分起こり得ることです。悪質でない返済忘れなら、罰則金を支払うくらいのペナルティしか課されません。ブラック認定は避けられるというワケです。

ただし、謝罪と返済の意志を示した後、遅れている返済を速やかに終えることはお忘れなく。

  • 返済できなければ意味がない
  • 事前に伝えた通りにすぐ返済を

謝罪や返済の意志が口だけになっていると意味がありません。自分の口で伝えた通り、速やかに返済をしてください。このときにミスが起こらないよう、返済額や方法を確認しておくと確実ですよ。

  • 罰則金で返済額が増えていることが多い
  • 滞納時の返済方法に指定がないかも要確認

遅れていた返済が間違いなくできれば、これで滞納は解消です。謝罪や速やかな返済ができれば、少し返済が遅れただけですぐにブラックになることは少なくなります。

以上のように、返済が遅れた時はまず連絡。そこから返済です。うっかり返済期日を忘れていたときなど、ぜひご利用くださいね。

滞納によるブラックはこれにも注意!携帯代の未払いも問題に

以上、期日遅れとブラック認定について、ポイントをご紹介してきました。最後にご紹介するのは、滞納によるブラック認定の中でも意外性の高いケースです。

キャッシング系サービスを一切使っていない方でも該当し、知らないうちにブラックとなることもありえます。気をつけたいケースとして最後にご紹介しましょう。

携帯代の未払いでブラックになる!?

毎月の携帯代の支払いを忘れたとき、それが「滞納」となり、長期に及ぶと「ブラック」へ認定されることをご存じですか?

  • 携帯端末を分割払いで購入したときに該当
  • 毎月の支払いが遅れると「借金滞納」となる

携帯端末を購入するとき、分割払いで購入することができますよね。このとき、端末代金を支払い終えるまで、その端末代金は借金したことになっているのです。

  • 端末代金の分割ローンだと扱われている
  • 毎月の支払いは「借金返済」に当たる
  • 支払いが遅れると借金滞納となる

そのため、毎月の端末代金の支払いは「借金の返済」と扱われます。そのため、毎月の携帯代を支払い忘れると「借金を滞納した」と判断されます。

  • 信用情報に滞納歴が載ることもある
  • 滞納が長期に及ぶと「ブラック」に認定される

このようなケースによっても、ブラックとなることがあります。自分でキャッシングしたときなどはもとより、このように「気づきにくい借金」においても、返済忘れはブラックにつながる危険があります。

何らかの形で借金をしているときは、必ず返済期日をご確認ください。返済を忘れたときはえてして「ブラック」の危険があります。返済忘れに気づいた時はすぐに連絡をし、速やかに返済を終えてくださいね。そうすれば、ブラック認定をさけられます。

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