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中断していたキャッシングを再開したい!源泉徴収票は必要?

人生には、時としてキャッシングが必要になることもあります。誰もが一生、安定した生活ができるとは限りませんし、普段は計画的にお金を使っている人だって、急なハプニングでお金が入り用になることもあり得ます。そんな時にキャッシングで一時しのぎするのは、まったく悪いことではありません。

でも、借りなくても大丈夫な状況になったら、また自力で頑張りたいものですよね。しかし、そうやって借入せずに生活していても、再びキャッシングしなければならない場面が訪れることもあり得ます。

このように、借入を中断していて再開したいとき、どんな手続きや書類が必要になるのでしょうか?今回は、それについてお話していきます。

業者によっても違う!?はじめてキャッシングするとき必要なもの

何事も、中断する前には開始があります。キャッシングの中断や再開について知る前に、まずは最初に申し込むときに必要なものからお話を始めたいと思います。もう知っているという方も多いかもしれませんが、業者によっても差がある部分もありますので、復習も兼ねてお伝えします。

申し込みに必要な条件

キャッシングの申し込みができる人には、当然ながら条件があります。それは、

  • 20歳以上69歳以下
  • 安定継続した収入

という、年齢と収入に関するものです。中には、18歳以上ならOKとか、65歳以上は不可とかいう業者もありますので、必ずしも上記の通りではありませんが、おおむねこの年齢制限を採っているところが多いです。

また、安定継続した収入というのも、絶対条件です。無職の人は学生や主婦でも原則として申し込むことができません。しかし、銀行系カードローンなどでは、専業主婦や学生でも家族に収入があればOKというところもありますので、覚えておくとお得かもしれません。

キャッシングするのに必要な書類

さて、上記2つの申し込み条件に合致した人は、どんな業者のキャッシングでも申し込みが可能です。その際、各会社が用意している申込書類の他に、提出すべき書類は以下の通りです。

  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 源泉徴収票などの収入証明書類

この2つの書類を求められる業者が多いですが、大きく分けて消費者金融と銀行で差があります。ほとんどの消費者金融では、

  • 限度額が50万円を超える場合
  • 他社の借入額との合計が100万円を超える場合

この2つのケースでは源泉徴収票などの収入を証明する書類が必要です。しかし、銀行カードローンの場合は違います。以下に、各銀行の収入証明書類が不要で借りられる限度額をまとめておきます。

銀行 収入証明書類が不要な金額
三菱東京UFJ銀行 100万円まで
オリックス銀行 300万円まで
楽天銀行 300万円まで
スルガ銀行 500万円まで

消費者金融の50万円と比べると、ずいぶん大きな金額を収入証明なしで貸してくれるのが銀行カードローンというわけですね。

いろんなパターンが!キャッシングの利用が中断される時とは?

上記のように必要書類を提出してキャッシングを利用していても、みんなが皆ずっと借り続けるとは限りません。キャッシングが中断される時って、どんなケースがあるのでしょうか。また、中断するにはどんなことをすればよいのでしょうか?

自らの意思で中断する場合

キャッシングは一般的に、限度額の枠内でいつでも何度でもお金を引き出すことができます。返済すればその分、借入可能額が復活するので、その枠は滞納などの事故を起こさない限りはずっと利用し続けることができます。

しかし、お金を借りなくてもやっていけるようになったら、利用をやめてもかまいません。完済さえすれば、キャッシング枠をそのままにしておくことも可能です。この場合は、特に手続きも必要ありません。

しかし、使わないのにキャッシング枠を維持するのは、何となく抵抗があるという方もいるでしょう。キャッシング枠は利用していなくても借金と捉えられ、住宅ローンなどを組むときに審査に影響することがあります。この場合は、会社に連絡して解約しましょう。

利用停止になったとき

上記のようなケースとは違って、利用者としては本当は使いたいのに、会社の方でキャッシングを停止するケースもあります。それは、主に以下のような場合です。

  • 滞納
  • 限度額オーバー

このようなときは、利用者の意思にかかわらずキャッシングができなくなり、中断となります。必要がなくなって使わなくなった場合と違って、借りたくても借りられないわけですから、これは困りますよね。

こうなったら、どのように再開したらよいのでしょうか。次章に詳しくお伝えしていきます。

キャッシングを再開したい!どんな手続きや書類が必要なの!?

「キャッシングを中断していたけど、やっぱり再開したい」という状況になることも、時にはあると思います。そんなときはどうすべきか、どんな書類が必要となるのかをお話したいと思います。

自らの意思で中断していたのを再開したい場合

ただ単に利用する必要がなくなっただけで、完済した後はキャッシング枠を維持していたけど利用していなかったというケースでは、特に問題なく再開できます。

ローンカードを持ってATMへ行くとか、インターネットや電話で振り込みを依頼するなど、以前と同じ手続きでキャッシングを再開できます

ただし、利用していなかった期間や会社によっては、源泉徴収票などの収入証明書類の再提出を求められることもあります。前回の提出から3年以上経っている場合は、念のため会社に問い合わせてみると安心ですね。

いったん解約した場合

キャッシングの解約をしたけど、同じ会社でもう一度再開したいという場合は、最初に利用した時と同様の申し込み手続きが必要となります。つまり、

  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 限度額によっては源泉徴収票などの収入証明書類

の2点を提出しなければなりません。とはいえ、以前の利用時にきちんと返済していたのであれば、ほぼ問題なく審査はクリアできるでしょう。即日融資ももちろん可能です。

限度額オーバーで中断していた場合

キャッシング枠の限度を超えた金額を借りようとすると、当然エラーとなって利用を中断せざるを得なくなります。それを再開したい場合は、キャッシング枠を復活させなければなりません。

そのためには、借りている残高を返済する必要があります。たとえば、キャッシング枠が50万円で限度額オーバーで中断していたとします。そこで、5万円返済してカード会社が確認して利用停止解除の措置を取ると、5万円分は利用再開ができるというわけです。このケースでは、特に源泉徴収などの書類は不要です。

月々の返済日まで待つよりも、会社に連絡して返済したほうが素早く利用再開が可能となります。ただし、再開までにかかる時間は会社によって違います。数時間で確認が済むこともあれば、数日かかってしまう場合もないとは言えません。

「今の限度額ではすぐにオーバーしてしまって不便」という方は、しばらくは我慢して適切な利用と返済を続けて実績を作り、限度額の増額を申し込んでみましょう。そうすれば、限度額オーバーによる中断と再開を繰り返すこともなくなります。

滞納による利用停止の場合

返済日に間に合わず滞納してしまった場合、一時的に新たなキャッシングの利用が停止されます。このケースでは、滞納分を返済するまで利用再開は不可能です。

限度額オーバーのケースと同様、返済が確認されて会社が利用停止解除措置をとれば、再びキャッシングの利用が可能となります。この場合も、源泉徴収票などの書類は必要ありません。

ただし、何度も延滞による利用停止を繰り返すのは避けておきたいところです。いくら遅れてでも返済をしているといっても、滞納したという事実はクレジットヒストリーに記録されます。

滞納しても返済を続けている限りは、ただちに契約を解除されるということまではありません。しかし、増額などは無理でしょうし、別の消費者金融などで新たな申し込みをしても、否決となる確率が高くなってしまいます。

このように、滞納による利用停止は、じょじょに信用を失っていき、後々自分の首をしめることにもなりかねませんので、必ず期限内に返済することを忘れないようにしましょう。

解約して再申し込みする場合は限度額に応じて源泉徴収票が必要!

一口にキャッシングの中断と言っても、いろんなケースがあります。そして、なぜ中断していたかによって、再開の手続法も必要な書類も異なることをお伝えしてきました。

気を付けなければならないのは、いったん解約して再びキャッシングの申し込みをしたい場合や、前回の利用から長期間経っているときです。この時は、金額や中断期間の長さによっては源泉徴収票などの収入証明書類を提出しなければなりません。

また、延滞による利用停止にも、気を配っていただきたいと思います。返済すれば再開は可能とはいえ、これを繰り返すと、信用情報に傷がつきます。このようなことは避けて、快適なキャッシング生活を送ってくださいね!

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