何がいる？何をすればいい？カードローンに必要なもの一覧

カードローンを申し込む時は、急ぎでお金が必要なことが多いので、「できれば手早くすませたい。」と考えている人は多くみられます。

しかし、審査に通っていざ契約となった時に、必要な書類が手元に揃っていないがために時間が掛かってしまうこともあり得ます。しかも、タイミングが悪いと次の日になってしまった、なんてことにもなりかねません。

手続きが手軽になったと言っても、ちょっとした忘れ物で時間をロスしてしまうのはもったいないもの。行うことや必要なものを先に知っておくことは、意外に重要なことかもしれません。

知っておこう！カードローンの申し込みで行われることは？

カードローンの申し込みでは大抵の場合が急を要することが多く、そのため、慌てているが為にミスや忘れ物をして、時間を余計に掛けてしまうことがあります。

しかし、聞きかじり程度でもある程度のことを知っているのと知らないのとでは違います。

必要なものもあるのは確かですが、その前に申し込みで行われることを一通り簡単にでも知っておくと対応が楽です。

心して対応する必要がある？申し込みの流れについて

カードローンの申し込みには以下の方法があります。

• パソコン
• 携帯電話・スマートフォン
• 電話
• 郵送
• 契約自動機
• 店頭窓口

銀行にしろ消費者金融にしろ、何かしらの方法で申し込みをする必要があるのですが、どの方法を用いても、一度は担当者とのやりとりが出てきます。

もちろん、それはメールであったり電話や自動機などの機械を通してということもあるのですが、必ず申し込みをしたら回答が来る段階でまずは向こうから連絡が来る形になります。

慣れないと言うことや審査に対する不安で、できれば人にはわからないように手続きしたいという点では、インターネットなどを使って申し込みをする方法が、誰にも知られずに手続きができてお勧めです。

しかし、在籍確認など、金融機関から申し込み者がきちんと勤めているかの確認の電話が会社に入るという一段階があります。

先回りして対応を考えておく？在籍確認について

電話連絡をとるか書類提出を取るか、という選択肢になると考えるとわかりやすいかもしれません。

肝心の電話連絡ですが、電話した時に本人がその場にいなくても構わない、会社に籍があることがわかればそれでＯＫ、となっています。

また、消費者金融からの電話だとわからないように、個人名で電話を掛けてくるよう配慮はされています。その為、回りの人にはカードローンだとわからないはずですが、それでも心配な人は心配でしょう。

それ以外にもこのような場合は、前もって申し込みの際に状況を伝え、相談してみるといいでしょう。

• 会社の方針で個人的な電話は受け付けない
• 自分の職場環境として電話を取り次いでもらえない所にいる
• 個人的に電話が来るのを不審に思われる可能性が高い

申込者もそれこそいろいろな人がいます。端から電話を拒否するのでなく、真摯な態度で臨めば相談に乗ってくれます。

郵便は？今は郵送せずに手続きできるカードローンが多い

契約書類に関して、最終的に郵送されてくるカードローンもまだまだあります。

しかし、ここもやはりきちんと配慮されて、会社名を伏せたり、カードローンだとわからないようになっていたり、本人受け取りしかできないように送付している会社もあります。

しかし、家族に見られたらと心配な人もいるでしょう。そんな人は、契約書やカードの発送がどう行われるのか、確認した方がいいです。

もちろん申し込み方法を選べば郵送なしで手続きもできます。

• インターネット申し込み（最終的に郵送されるものもある）
• 自動契約機
• 店頭窓口
• ＷＥＢ完結

場合によっては最終的に郵送で書類が送られてくる場合もあるので、最初の段階で確認する方がいいでしょう。

忘れずに！必ずいるのは本人確認証明書類！

肝心の書類関係ですが、まず必ずいるものとしては、本人確認書類です。これは、申込者の身分証明の意味も含めているので、必ず必要なものになります。

カードローンは担保ナシで借りるので、身元がしっかり確認したいのは貸す側としては当然でしょう。大抵の金融機関では、以下にあるもののどれか１つ、または書類によっては2つ提出するようになっています。

本人確認書類として使われるもの

• 運転免許証（変更事項があれば裏面も必要）
• 運転経歴証明書
• 健康保険証（裏面のコピーも必要）
• パスポート（顔写真、住所のページ）
• 住民基本台帳
• 公的証明書類
• 在留カード
• 特別永住証明書
• 個人番号カード

これらのうち、できれば顔写真付の方が、信頼度が増します。一番多く、また信頼のおけるのはやはり運転免許証です。とはいえ、運転免許証を持っていない人もいます。そういう方は、健康保険証やパスポートを使う場合が多いようです。

ここにはいろいろな証明書を挙げているのですが、金融機関によっては、「この書類だとちょっと・・・。」という場合もあるので、提出書類の確認はした方が間違いないでしょう。

もちろん、提出するのはコピーです。または、機械で読み取った写真データなどになります。

住所が申込書と違う場合は他にも必要になる！

現住所が本人確認書類と違う場合に提出が必要なもの

• 公共料金の領収書（ＮＴＴ・電気・都市ガス・水道・ＮＨＫなど）
• 住民票の写し
• 印鑑証明書

もちろん、本人確認書類と現住所があっていれば不要なものです。

いくら借りる？所得証明書類の提出は金額による

本人確認書類は必須になるのですが、他によく必要書類として言われているものに所得証明書類があります。ただし、これは必ず必要という訳ではありません。条件があります。

• 自社で50万円を超える額を借りる場合
• 他社を含めて100万円を超える額になる場合

これは貸金業法で決まっているものですので、消費者金融ならばどこだろうと同じ条件です。

もちろんこの条件は法律で決まっている額なので、もしかしたら金融機関によっては、これ以上に厳しい条件になっているかもしれません。（まずほとんどないですが…。）

また銀行は、貸金業法は無関係なので所得証明書類の提出は、これよりも更に大きな額での条件になっている場合が多いです。

銀行の場合の所得証明書類提出の条件　※ほんの一例です

みずほ銀行カードローン	限度額が200万円を超える場合
三井住友銀行カードローン	限度額300万円を超える場合
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック	限度額100万円を超える場合

銀行系のカードローンを利用する際は、いくら借りるのかで大きく変わってくるので、これも確認して書類の準備を進めた方がいいでしょう。

何がいる？所得証明書類として提出できるものは

もし所得証明書類が必要な場合、何を提出すればいいのか。サラリーマンや個人事業主で提出する書類は変わってきますが、これらのどれかが必要になります。

主な所得証明書類

• 源泉徴収票
• 住民税決定通知書
• 確定申告書
• 青色申告決算書
• 収支内訳書
• 支払調書
• 年金証書、年金通知書
• 所得証明書
• 給与明細書

基本的な必要な記入項目として、発行年月、氏名、会社名、総支給額などが記載されていないと書類不備を言われることがあります。古い書類もダメなので確認しましょう。

サラリーマンで言えば、一番確実なのは源泉徴収票になります。もちろん、他の書類でも構いませんが、給与明細書の場合、提出先によっては、間近2ヶ月分やボーナス分の明細の提出も必要とされることがあります。

自営業の場合は他にも書類提出の必要がある？

個人事業主で言うと収入証明書として提出されるものに、確定申告書がよく出てきます。他にもいろいろとあるのですが、状況によっては、1枚ですまない場合があるので、要確認です。

営業状況がわかる書類の提出が必要な金融機関もあります。

他にも必要なものはある？

カードローンの契約に必要なのは、主に上記で説明した本人確認書類と限度額によっては必要になってくる所得証明書類になります。

それ以外にはもう何もいらないのか、という話になるのですが、そうとは限りません。状況によっては、他にも提出するものや、場合によっては手続きが必要になってくることもあります。

通帳は必要なところと不要なところがある！

特に銀行系で多いのは、通帳の存在です。要は、口座があるかないか。もちろん、カードローン申込者本人の口座になります。公共料金のように家族の誰かしらの口座でもいいというわけにはいきません。

申し込み先によっては、口座開設の一手間が必要になってくる場合もあります。

口座が必要なカードローンの一例

• みずほ銀行カードローン
• イオン銀行カードローンBIG
• セブン銀行カードローン

など

銀行でカードローンを作るのだから口座があるのは当たり前のように思えるのですが、最近は自行の口座がなくてもカードローンが作れる銀行もあります。

口座が不要なカードローンの一例

• 三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイック
• オリックス銀行カードローン
• 楽天銀行スーパーローン
• 新生銀行カードローンレイク

口座があると返済が口座から引き落としになる。口座開設が面倒くさい。など、それぞれメリットやデメリットがあります。

どちらがいいのかは人それぞれですが、口座の有無は、カードローンを申し込む際の目安にもなるかもしれません。

通帳があれば本人確認が不要のところもある！

元々、銀行口座を持っている場合、その通帳での情報登録することで本人確認の書類提出が省けるカードローンも中にはあります。

この場合、通帳を用意するか、本人確認書類を用意するか、ということを選べるので便利です。

また何も書類提出がいらない、という銀行もあります。

口座開設ということで銀行系のカードローンだということはわかるでしょう。

どちらにしても口座開設している所がポイントになります。が、逆を言えば、その口座（銀行）でしか振込ができないのなどの制限もあります。

口座に縛られずお金を使いまわす方が便利だという方は、消費者金融の方が向いているかもしれません。

前もって用意しておけばバッチリ！今すぐ申し込みができる

どこに申し込みをしようと、それなりに準備があるのとないのとでは、申し込み手続きのスムーズさが変わってきます。

特に、自動契約機や窓口など、出向いた先での必要書類の忘れやミスは、出直さなければいけないなどの大きな労力と時間のロスに繋がります。

また在籍確認などの審査の内容についても、多少なりとも知っているのと知らないのとでは、対応が変わってきます。

知らないが為に慌ててしまい、ミスを犯し、それが原因で審査に落ちてしまうのはもったいないことです。

面倒かもしれないのですが、最初の準備が後になって効力を発揮するものです。前もって書類の用意など、準備しておけば申し込みはバッチリでしょう。