カードローンを探すときに、多くの人は金利や限度額の条件が良い所を探すと思います。それは当然なのですが、中には限度額や金利よりも審査が楽に通るかどうかを基準にしている人もいるでしょう。
その中で基準が甘い、審査甘いと言われているのがネットローンです。そもそもネットローンとはどういうものか?そして本当に審査が甘いのでしょうか。
ネットローンについて調べ、他と比較して考えてみましょう。
ネットローンとは何か?カードローンとの違いとは
ネットローンとカードローン、両方共に有名でよく知られている言葉になっていますが違いは何でしょうか?あまりはっきりと応えられる人は多くないように思います。
ネットローンとカードローンの違いは簡単にいえば今はほぼありません。ただ歴史的にカードローンが出てきてからインターネットが普及しネットローンが出現しました。
カードローンは独自の無人機などが多く消費者金融で使われるようになってから、言われる様になった言葉です。カードがあればそれで借りられたために、カードローンなのです。
それまでは対面で借りなければいけませんでしたから、カードローンは画期的でした。
そこからインターネットが出てきたのです。ネットが出てきてからは無人機すらも使わなくても、インターネットで申し込みや振り込みまでしてもらえるようになりました。
これがネットローンです。ネットで全て完結できる、カードすらも必要が無いというのがネットローンなのです。
ネットローンがブームの時代に生まれた業者は今
インターネット革命が起こった時に、様々なサービスが生まれました。その中の一つがネットローンだったわけですが、このネットローンで生まれた業者は軒並み今はありません。
もちろん大手の中には生き残っている物もありますが、中小の業者というのはほとんどなくなりました。どうしてネットローンの新興業者はなくなったのでしょうか。
もう一つが信用の問題です。通常、長年営業している業者の方が信用されますが、ネットローンで新しく入ってきた業者は長年営業しているわけではありません。
ですので多くのユーザーが「借りないほうがいい」と考えるに至ったというわけです。インターネットの信用もそこまで高くなかったというのも一つの理由かもしれません。
今でも楽天銀行カードローンやじぶん銀行カードローンなどは生き残っているので、やはり信用というのは重要ということでしょう。
人気のネットローン、実際に審査は甘いが落ちる人も
今やネットローン自体もかなり少なくなりましたが、その中でも人気のあるネットローンというのもあります。審査甘いと言われているものはやはり人気のようです。
特に審査甘いと言われているのは皆さんも御存知の楽天銀行カードローンでしょう。カードローンといいますからATMでも使えますが、基本はネットでの申し込みと借入です。
知名度があるという点がポイントだと思いますが、簡単に審査に通るというわけではありません。楽天銀行は確かに審査甘い方ですが、落ちる人も多くいます。
例えばブラックの人は通らないですし、総量規制の対象外とは言え、収入が少なすぎる人などは審査に落ちてしまったという話をよく聞きます。
ネットローンは大手の銀行系カードローンに比べると確かに通りやすいかと思いますが、必ずしも審査に通るわけではありません。その点注意して申し込んだほうがいいでしょう。
ネットローンでも消費者金融と銀行系カードローンがある
人気のネットローンである楽天銀行カードローンはその名の通り銀行系カードローンですが、ネットローンは銀行系カードローンだけではありません。
もちろん消費者金融系もあります。そして消費者金融系の場合、中小の業者も存在するのですが、そこではブラックでも使えるほど借りやすい業者もあったりします。
もちろん審査が甘いのはその通りなのですが、その反面借入金額が少なかったり金利が高かったりします。借入がどうしても他でできない場合に使うと良いでしょう。
また大手のネットローンと違って、中小の場合はネットで申し込みはできても返済や借入の指示ができなかったりします。そのため、使いにくさもあるでしょう。
- 借入限度額が低く、金利も高い
- ネットでの借入・申し込みシステムがない場合も
- 審査が甘く、ブラックで借りられる場合も
ネットローンの中小業者にはこういった特徴があるのです。
今、ほぼすべてのカードローンがネットローンになった?
ただ、ネットローンという言葉は最近はあまり使われなくなりつつあります。なぜか?それはカードローンのほとんどがネットローンと同じ機能を持つようになっているからです。
大手の銀行系カードローンや消費者金融では、ログインをして会員専用ページに行き、そこで残高確認や借入・返済支持をすることができるシステムが備わっているのです。
昔はカードローンはATMしか使えないものでした。それがカードローンで、ネットローンはネットでというすみ分けが合ったのです。しかし今はそういったものがなくなりました。
だからネットローン専用の業者はなくなり、大手のカードローン業者がメインになっているのです。カードローンがネットローンの良い所を吸収してしまったと言えるでしょう。
スマホ対応等、若者ほど審査甘いネットローンと相性が良い
ネットローンのいいところをカードローン業者が吸収したということで、ネットローンとカードローンの垣根がなくなりつつあります。
ネットローンとカードローンが近くなってきたことで、若者が使いやすくなったというのも特徴です。実は若者向けにスマホ対応などが進んできているのです。
例えばですが、スマートフォンですぐに借入、すぐに返済といったことができるようになりました。わざわざATMに行かなくても、今この時点でできるのです。
スマートフォンやパソコンでカードローンをネットローンとして使えるようになったということで、若者としては借入をしやすくなっています。
しかも審査が甘いということもプラスに働いています。若者はあまり収入が多い人は少なく、非正規雇用も多くなっています。だからこそ審査に通りやすいカードローンは使いやすいのです。
20代の若い人、そして30代の人にとってもこの審査が甘くて借入をしやすいネットローン・カードローンは使いやすいこと間違い無しでしょう。
ネットローンも大手並に使え、お得な業者も多くなった
ネットローンとカードローンの違いや最近のネットローンについてまとめましたが、おおよそ若い人にとってはプラスが多い借金の方法と言えるかと思います。
ネットローンはあまり良くない、良い業者が少ない、有名な業者が少ないというのは昔の話です。今はネットを中心に行っているローン会社で大手や銀行系も複数あります。
メガバンク系のカードローンや有名銀行のグループ会社である消費者金融と同じくらい、信用できるカードローン・ネットローン会社が増えており、使っても問題ありません。
それにネットローン系では実はキャンペーンが多く展開されています。キャッシュバックであったりプレゼントであったり。もしくは金利優遇をしてもらったりします。
特に若い人、審査が甘い方がいい人にとっては。