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転職してすぐでもOK?お金を借りるための7つのポイント

生活していく上で、まとまったお金が必要な時期が何度かあります。結婚や出産などもそうですが、家族を養わなくてはいけない時期でなくとも必要な時はあります。

独身の場合、引っ越しや就職、転職がそれに当てはまるのではないでしょうか。

一見、独身だからお金に余裕があると思いがちですが、タイミングよくお金があるとは限りません。となるとキャッシングをと考えると思うのですが、例えば転職してすぐの場合、なかなか審査に通らないのが一般的な認識です。

しかし、全くお金が借りられないわけではありません。そのポイントをお教えします。

生活していく上で転職時こそ支出をしっかりと把握する!

新しく就職する頃というのは大抵の場合、まだまだ親の援助がある人が多く、然程問題にしない人が多いかもしれません。しかし、親の援助が期待できない人も確かにいます。

また転職ともなればすでに独り立ちしているので、それこそ親の援助は期待できないはずです。

しかも転職したタイミングによっては給料がもらえないという、収入空白期間ができる可能性が大きくあります。対して支出は、生活していく上で必ず発生します。単純に収入支出で見ると、マイナスになっていくことになります。

意外に多い?転職時での支出でかかるもの

転職の時にはどのような支出があるのか整理したいと思います。

  • 衣食住にあたる普段の生活費
  • 転職の際に新たにかかる交通費・面接時のスーツなど
  • 必要な場合の引っ越し費用
  • 転職した際、転職後に必要な個人の備品等

今までとまったく同じ業種ならば、新たに必要なものはないかもしれませんが、業種が変わった場合、例えば仕事用の携帯やタブレット、スーツや作業服など、個人で必要な備品が出てくる可能性もあります。

また、新たな職場との距離によっては交通費の掛かり方が変わるでしょうし、場合によっては引っ越しを余儀なくされる状況も出てきます。そうなると今まで以上に、または一時的にかなりお金が掛かることになります。

こうやって考えると、支出がどれくらいかしっかりと把握しておくと困りません。例え見込みで支出が多くなろうとも、先に対策を考えることができます。

通常なら転職の時は審査に落ちるその理由は?

上記したように転職という時期にある程度の支出が見込まれた場合、貯蓄があれば何も問題はないかもしれませんが、1人で生活していようとお金は掛かるもので、誰もが満足のいく貯蓄ができているとは限りません。

お金が必要だが貯蓄がない。そんな時、頼りになるのがキャッシングやカードローンをまず思い浮かべるのではないでしょうか。確かに借金はないに越したことはないでしょうが、急な出費や予定外の出費の際にはとても重宝します。

しかし、元々キャッシングやカードローンを組んでいるのならばすぐに使えるのですが、新たに申し込みしようとした場合、一つ問題が出てきます。審査があることです。

キャッシングにしろカードローンにしろ、申し込みの最初は必ず審査があります。審査にはどこで申し込みしようと、このような共通した条件があります。
  • 20歳以上、60歳後半あたりまで
  • 継続して安定した収入があること

例えば年齢の上限が69歳までや65歳までなど、貸金業者によって多少の違いがあるものの、基本的には同じです。

条件は返済の見込みがあるのかどうかを見る為にある!

転職した時にキャッシングを考えた場合、この条件に当てはまるかどうかを見ると、かなり厳しいと言えます。

というのは、転職したということは、「継続して安定した収入があること」に引っ掛かる可能性があるからです。

「転職だろうと働くからいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、転職するということは、第三者から見るとその人がどういう人かわからないので「継続して」働けるかどうかに不安要素が出てくるのです。

継続して働かなければ、安定した収入に繋がっていきません。=返済は大丈夫なのか?という疑問点が出てきます。

その為、転職という事実は審査において不利な要素になってきます。

もちろん、年齢的なものもあります。特に定年間近に転職した場合、再雇用先は若い人よりも見つかり難いという点があります。余計、審査に影響は出てきます。

通常の審査においても年齢によって通過率が変わりますが、転職もまた年齢によって通過の可能性が大きく変わります。

どうしたら審査に通る?お金を借りる為の7つのポイント

しかし、会社がブラック企業だった、もっといい条件の会社があった、ヘッドハンティングにあった、親の面倒を見る為に引っ越す必要があるなど、いろいろな理由で転職を余儀なくされる場合もあります。

そして転職時には想定以上にお金が掛かったなど、あり得ることです。やはりお金を借りなければいけない、となると審査を受けなければいけなくなります。

しかし転職の場合、審査に通りにくいという。どうしたらいいのか?

実践すれば必ず審査に通るとは言い切れませんが、少しでも通過率を上げるためのポイントはいくつかあります。

  • 転職して半年以上経ってから申し込む
  • 前職の収入証明書類を提出してみる
  • ネットよりも電話相談や対面での申し込み方法を使う
  • 嘘はつかない
  • 実績のあるところに申し込みをする・実績を作っておく
  • 融資希望額は無理ない金額にする
  • 審査の緩い中小規模の消費者金融に申し込む

これらのポイント全部を実行するのは無理でも、少しでも審査に通りやすくするためにできることを実践してはどうでしょうか。

目安は半年!暫く我慢して時期をみることも必要

転職時には何かと物入りなので無理かもしれないのですが、もし可能ならばある程度時期を見てから申し込むという方が、審査の通過率はよくなります。

審査においては年収の額もあるに越したことはないのですが、どちらかと言えば金額よりも継続して収入があるかが大きなポイントとなっています。

よく言われている期間というのは、1年働いているかどうか。少なくとも半年は必要とも言われています。ある程度貯蓄があり、すぐにキャッシングに申し込まなくともなんとかやりくりできる場合には、この方法をオススメします。

前職の収入証明書類を提出するのも一つの手!

転職した場合、前職の収入証明書がかならず効果があるかと言えば断言はできないのですが、前職ではきちんと安定した収入を得ていたということがわかれば、今後も毎月きちんと働いて収入を得ることができると判断される可能性があります。

貸金業者の方から提出するように言われることも全くないわけではないでしょうが、どちらかと言えば転職の場合、審査の初期段階で落とされてしまう可能性が大きいです。積極的にこちらから提出を申し出るぐらいの方がいいでしょう。

電話や窓口で直接話して必ず返済する旨を訴えてみるのもあり

収入証明書の提出の話ではないのですが、それこそこちらから積極的に返済する旨を伝えられるよう、担当者と直接やりとりする方法で申し込みするようにした方が、ぐっと審査の通過率があがります。

審査では、最終的に人間が機械で判断できない部分を見極めて決めます。担当者は、直接やり取りする際に、申し込み者の人柄や返済に対しての姿勢も見ています。

相手の情に訴えるわけではないですが、やはり好印象を持ってもらった方が審査の通過率が上がるというものです。

嘘は御法度!嘘はバレて審査に落ちるかもしれない

これはやってはいけないことです。嘘はついてはいけません。バレます。バレたら審査に落ちます。

審査では在籍確認と言って、勤めている会社に電話をして申込者がきちんと会社に勤めているのか確認するのですが、その際に勤続年数まで聞くわけではありません。だから、申込書には適当に勤続年数をごまかして書けばいいと思うかもしれません。

しかし貸金業者は申し込みがあると、信用情報機関にその人の過去のカード使用の履歴を照会します。信用情報機関では勤務先も記録されているため、クレジットカードを含む過去の情報、勤め先などもわかります。そこから嘘がバレてしまいます。

転職とは少し話がずれてしまうかもしれませんが、偽装会社を使うのはもっといけません。下手をすれば詐欺罪に問われます。

どちらにしても嘘をつくと、この人は信用ならないと判断され審査に落ちます。勤続年数に限らず、嘘は必ずつかない様にしましょう。

できるならば先に実績を作っておくと信用が得られる!

これは後で出てくる「先にカードをつくっておく」ことに関係しているのですが、もし既に申し込みをしていてカードを持っている状態ならば、実績を作っておくと信用を得やすいです。

カードを作るだけでなく、ある程度利用しきちんと返済すれば、「この人はきちんとお金を返してくれる人」だと判断されます。

実績をつめば増額も可能になってきますし、もし転職をしていざという時もお金を借りるのに困りません。

当然、延滞はしてはいけません。延滞は逆に信用をなくします。延滞を繰り返すようだと、下手をすれば新たな借入ができなくなります。

希望額を少なくすると審査に通りやすい!

これは転職に限らないことですが、審査に通りやすくする方法として、希望額を少なめにしておくというのも一つの方法です。

実際に転職でいくらかお金が必要なのでしょうが、なるべく節約し、借入額も少なく済むようにしたいものです。

希望額があまりにも高額だと審査も慎重になります。目安としては、最初は数万~10万円までがよく言われる額です。

狙い目はやはり審査が緩いところ!申し込み先を厳選する

申し込み先もあちこち闇雲に申し込むのではなく、できれば先に審査の緩い所を探しておいて申し込んだ方がいいです。貸金業者にはそれぞれ審査の判断に特徴を持っているものです。

通常、銀行より貸金業者の大手が、審査が緩いといいます。大手貸金業者よりも中小規模の貸金業者の方が、審査が緩いといいます。

そうやってみると、やはり中小規模の貸金業者の方が審査が通りやすいと見るのが自然でしょう。

ただもし利用している銀行があれば、そこで申し込んでみるのも一つの手です。普通に考えれば銀行の場合審査が厳しいのですが、いつも利用している所でしたら今までの金融経歴がわかっているので、先の実績の話ではないですが審査に通る可能性もあります。

キャリアアップになる転職なら審査に通りやすい!

これは審査に通りやすくするためのポイントとは少し違うかもしれませんが、状況によっては審査に通りやすい場合があります。

キャリアアップだと分かる場合は、収入が上がるのと同時に安定性も見込めることがほとんどです。同業種だと特にわかりやすいでしょう。

それでなくとも例えばアルバイト生活から脱却して正社員になれた場合も、それこそ立場が安定してきているので審査に通りやすくなります。

もちろん審査には様々な要件が絡みあって決まるので絶対とは言い切れませんが、審査の通過率が上がったことは間違いないでしょう。

まだ転職が決まっていない場合にお金を借りる場合は?

今までは転職をすでにしているのを前提に考えてきました。お金を借りられるようにするための、いくつかの方法がありました。

今度は逆にまだ転職を考えているが何も決まっていない場合です。離職前と離職したが次が決まっていない場合と2パターンあります。

離職前の場合、籍はまだ会社にあるのですでに転職した場合とは事情が違います。こちらの方がお金は借りやすいと言っていいでしょう。

問題なのは、離職してしまったが次が決まっていない時です。これはかなり難しいです。

先にカードを作っておく方法もあるが注意が必要!

まだ職を離れていない場合によくいろいろな情報サイトで言われているのが、先に申し込みし、カードを作っておくということです。これはちょっとグレー的な感じもしますが、確かに違法ではないですし、ある意味スムーズにお金を借りる一つの方法と言っても間違いではないです。

そして先に説明したとおり、できれば利用実績を作っておくと信用が上がり、のちのち有利になります。上手くいけば増額もできるかもしれません。

ただし、注意が必要です。転職後のことも考えて無理な借り入れは禁物という点と、本来ならば転職したという情報変更は、業者の方に伝えなければいけないことであるという点です。

転職が上手くいって収入がアップすればそれだけ返済もスムーズにいくでしょうが、転職時に多額のお金が必要になってしまった場合、一時的でも返済が苦しくなったり、生活が苦しくなることが考えられます。

そこで延滞等を起こせば今後のマイナスになりかねません。計画的な返済はよく言われることですが、無理をしない程度に借り入れるか、できれば転職前にできるだけ返済をしておくようにしましょう。

また本来ならば住所が変わった、転職したなど、個人の情報に変更があった場合(女性で結婚して名字が変わった場合も)、貸金業者に連絡する必要があります。

転職したことにより限度額が下がる可能性はありますが、わざとずっと連絡せずにいたら、やはりトラブルに発展しかねない可能性があるのです。

もちろん、1日でも連絡が遅れたらいけないというわけではないですし、転職した時は忙しくてそれどころじゃないでしょう。しかし必要以上に連絡を怠るのは、下手をすれば虚偽と取られかねないといことも頭に入れておいた方がいいのではないでしょうか。

無職の状態で申し込むのはダメ!少しでも収入を得ること

一番困るのが、すでに職を離れてしまって一時的にも無職になった場合です。これはもはやどうしようもないと言える状態かもしれません。

中には、失業手当があるから収入があるじゃないか?と思われる人もいるかもしれませんが、キャッシングの場合、失業手当は収入と見なされないと考えておいた方がいいです。

失業手当そのものは、離職前の給料と働いた年月により金額が決まり、人によってはそれなりに貰えるかもしれません。

しかし、あくまで一時的なお金になるのです。決められた期間しか貰うことができません。「継続して安定した収入」とはならないのです。

その為、収入がないと判断され、審査にまず落ちます。これは必ずと言っていいほどです。

では次の就職先が決まるまでまったく借り入れできる方法がないかと言えば、0ではありません。

アルバイトでも働きさえすれば、収入が発生するからです。もちろん上記した通り、継続年数で言えば、審査に通過するのは難しいでしょう。

しかし、転職したすぐに借り入れできるよう、上記で記載した様な努力をすれば、多少なりとも道は開けるかもしれません。

とはいえ、できれば無職になる状態を避けるようにして転職するのが一番です。

審査は個人個人で結果が変わることは忘れてはいけない!

これまでなんとか転職してもすぐに借り入れできるような方法をいくつか紹介しました。これで少しでも審査に通る可能性が上がるといいと思います。

しかし忘れてはいけないのは、あくまで審査というのは個人のあらゆる情報や状況により結果が変わるということです。

例えば審査に一番有利なのは公務員と言われる例でもわかるように、職業の安定性も加味されます。年収が多くても働き始めた人と、それよりも年収が少なくともずっと働いている人で比べた場合、後者の方が審査に通りやすいと考えられます。

違う視点でみれば、有利な公務員でも過去に延滞を起こしていれば審査に落ちることもあります。

このように1人1人で審査の結果が変わってくることは、忘れない方がいいでしょう。

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