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即日借り入れができる激甘審査の消費者金融で大事なこと!

消費者金融は、数年前に比べて業態も多様化し、利用者の細かいニーズに適応するようになりました。その中でも人気なのが、いわゆる「激甘審査」と言われる消費者金融の登場です。

激甘の消費者金融は確かに、借り入れをする時に普通の貸金業者よりも緩い審査で借り入れを申し込むことが出来ますが、それ故に欠点も当然あります。

今回は、激甘消費者金融を適切に利用するために知っておいてもらいたいことを解説していきます。

激甘消費者金融の審査以外の特徴とは

消費者金融は、貸金業者の中でも、契約者に対して求められるものが少なく、借り入れがしやすいことが最大と長所と言われています。その中でも特に審査が緩いのが激甘消費者金融です。

中小規模の消費者金融であることが多く、テレビなどではほとんど宣伝をしていないのですが、借り入れを利用する人たちの間では有名なことが多いのが特徴です。

通常、高額の借り入れの審査では、本人確認書類と収入を証明できる書類を提出することが必要です。激甘の消費者金融は、他の貸金業者では収入証明を求められる金額であっても、身分証明書さえ用意できれば、借り入れを認めてくれる上、職場への在籍確認もしないでお金を貸してくれます。

激甘の消費者金融が他の消費者金融と違うところとは?

審査の難易度が他の貸金業者に比べて大幅に緩い激甘消費者金融ですが、その分、会社側は顧客に対してのリスクを負っています。貸したお金を回収できなくなる危険を冒してでも審査をゆるくする反面、そのリスクに見合うだけのリターンをどこかで確保しなくてはやっていけません。

貸金業者の求めるリターンの代表は金利です。多くの人に借り入れを許可する代わりに、返済にかかるリターンを大きくする(金利を高くする)ことが最も確実なリターンの確保になります。激甘の消費者金融は、金利面では貸金業界で最も高いと言ってもいいでしょう。

現在、金利は利息制限法によって、借り入れ金額ごとに上限が決められています。具体的な債務額と年利上限の関係は、次のように定められています。

10万円未満 10万円以上100万円未満 100万円以上
20% 18% 15%

激甘の消費者金融は、まさにこの通りに金利が設定されていることがほとんどです。つまり、金利で得をしたい人は利用に向いていないのです。

また、利用限度額は少額であれば希望にそってもらうことが容易なのですが、50万円を超える借り入れは審査が多少厳しくなるのは避けられません。

一方、メリットとして挙げられるのが、審査を申し込んでから実際にお金が借り入れできるまでの速さです。基本的には当日に結果が分かり、早いケースでは30分から1時間で借り入れが出来ることもあるほど迅速に進みます。

さらに、激甘の消費者金融を利用する人の大半は、通常の消費者金融では借り入れできないような人であるため、トラブルに対して柔軟に対応できるようになっている業者が多いです。例えば、延滞に寛容だったり、限度額増額の交渉に柔軟だったりすることも多いのです。

激甘消費者金融で多額の借り入れはすべきなのか

こうした緩い審査で借り入れがしやすい激甘の消費者金融ですが、だったらそこでまとめて借りたほうが融通が利くのではないかと考える人もいると思います。

確かに借り入れ自体は他のどの貸金業者よりも容易なのが激甘の消費者金融ですが、だからといって、ここばかりを利用した方がいいとはいえません。その最大の理由が長期借入に対して致命的に相性が悪い点です。

激甘審査の消費者金融は、基本的に他の消費者金融や銀行で借り入れを断られた人の受け皿としての側面を強く持っています。

要するに、「本来であれば金利の低い場所で借りたかったけど、審査で落ちたのでやむを得ず審査が緩い場所で借りることにした」という人向けなのが、こうした激甘消費者金融の本来の存在価値なのです。

最初からわざわざ金利が限界近くまで高い業者で借り入れを申し込むのは、自分から損をしているようなものなのです。あくまで次善策としての位置づけにこうした激甘消費者金融があるということを理解しておきましょう。

激甘消費者金融はどんな借り方をするのが一番適している?

激甘消費者金融を利用する場合、金利が非常に高いということがデメリットとしてあるので、私達利用者側は、その損失を最低限に抑えるように利用するのが正解になります。

結論から言ってしまうと、超短期かつ低額の借り入れで、小刻みに必要に応じて借り入れを繰り返す方法が最善になります。

一回の借り入れ期間は2週間以内、借り入れの金額は必要最低限、そして、返済を短期間で完遂するために余剰資金は全て任意返済を利用して返済に充ててしまうことです。

激甘消費者金融で一番やってはいけないことは、借りっぱなしにすることです。一回の借り入れ金額は少なくするに越したことはありません。いくら審査が緩く高額の借り入れをしやすいからといっても、よほどのことがなければ50万円以上の借り入れはしないようにしましょう。

激甘の審査でも落とされる人はどんな人?

さて、審査が緩いことが最大の特徴である激甘消費者金融ですが、それでも審査に落とされる人は存在します。審査の時に必要になる書類は身分証明書だけですが、消費者金融はそれだけで借り入れの可否を決めているというわけではありません。

信用情報機関に契約申込者の情報を確認するという行為は、激甘の消費者金融でも必ず行なわれます。信用情報機関に記載される事故情報は、債務整理、延滞、代理返済です。

消費者金融が最も審査で落とすきっかけになるのは、「異動」といわれるこれらの情報ですが、実はこれ以外で問題になるものがあります。

それが、契約申し込み時点での他の貸金業者からの債務状況です。この情報も信用情報機関に記録され、多重債務状態であると判断された場合、激甘の消費者金融であっても審査に弾かれてしまうのです。

多重債務と判断される基準はいくつかありますが、大凡の目安としては

  • 3社以上から債務がありいずれも完済していない状態である
  • 債務の合計が年収の3分に1に近い
  • 債務期間が長期間(1年以上)続いている

これらを満たしているような債務状況だと、借り入れが極めて困難になると考えたほうが良いでしょう。

多重債務状態で借り入れするためにやるべきこと

もし現在の自分がこのような状態にあるのであれば、多重債務という現状を改善しなくてはいけません。重要なのは借り入れ先を1つ、最低でも2つに絞ることです。借り入れ金額の少ない場所の債務を何とかして完済し、少数にまとめるか、おまとめローンなどで借金を一括化する必要があります。

多重債務は自己破産の一歩手前であるという認識が貸金業界にはあります。自己破産をされると、貸金業者にとっては元金の回収が不可能になるため、この危険性が高い多重債務者にはほとんど融資しないのです。

多重債務であってもどうにかして借り入れする方法を探すのではなく、まず多重債務の状況そのものを脱出することを心がけましょう。

もう1つの注意点は、多重債務を解消するための資金源の確保の仕方です。厳禁なのは、借り入れしたお金で返済をすることです。これだけは必ず守るようにしましょう。自転車操業と言われるこの借り方は、状況を悪化させるだけなので絶対にしてはいけません。

悪徳金融と激甘消費者金融の見分け方!

最後に、激甘消費者金融と悪徳金融業者の区別の仕方についてです。激甘消費者金融は審査が非常に緩いというその性質上、悪徳金融と見分けがつきにくいという欠点があります。

金融について詳しくない人は、どちらも「誰でも借りられる」という宣伝文句に胡散臭さを覚えることでしょう。そんな時に、金融の素人でも悪徳金融を見分ける確実な方法があります。

1つは金利と遅延損害金の上限を知っておくことです。先述したように、現在の貸金業会では、利息制限法によって、借り入れした金額に応じて金利の上限が決まっています。(遅延損害金の上限は20%)

悪徳金融は、その中でも金利の上限の逓減を無視していることが多いです。例えば、10万円以上100万円未満では金利の上限は年利18%までに抑えなくてはいけないのですが、悪徳金融はこれを20%のままに設定していたりします。

こうした金利上限をごまかしている場合は、契約する時に必ず金利を確認することで、悪徳金融を回避することが出来ます。

もう1つの確認方法は、貸金業の営業許可番号を確認することです。確実かつ正確に調べることができるので、筆者はこちらを推奨します。金融庁に番号を照会して登録されていなければ、その業者は違法に営業してい悪徳金融だとすぐに判別できるのです。

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