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余裕が必要!?海外で使える借入の審査時間はどのくらい?

現金が必要になるのは何も国内に限ったことではありませんよね。海外へ行くとき、ある程度現金を持っていくとは思います。しかし、思ったよりもお金がかかってしまって手持ちの現金が不足してしまうということも出てくるでしょう。

そんなとき、現地で日本円から両替をするという方法があります。しかし、両替手数料は意外と高かったり、両替所がなかなか見つからなかったりということもあるのです。

そこで便利なのが海外でも利用できる借入です。海外のATMから現地のお金を直接借入することで、簡単に現金を得ることができるのです!海外で借入を利用するためにはどうすれば良いのか、その方法と注意点をご紹介しましょう。

海外借入が可能なクレジットカードをご紹介

まずは、海外でも借り入れが出来るクレジットカードをチェックしていきましょう。ここでは、3つのクレジットカードをご紹介します。

  • 三井住友VISAカード
  • 楽天カード
  • セゾンカード

この3つのクレジットカードは、海外キャッシングに対応しています。知名度も高く多くの人が利用しているクレジットカードですから、すでに持っているという人、新たにクレジットカードを作る上で候補に入っている人もいるかもしれません。

操作方法も日本で借入する手順と変わりません。海外での借入利用方法は利用可能ATMへ行き、カードを入れて暗証番号と希望金額を入力すればOKです。海外で利用すれば、当然現地通貨が出てきます。すぐに使えるお金が入手出来るのは助かりますよね。

ただし、現地のATMは当然ながら現地の言語、もしくは英語で表示されています。操作手順は同じでも、どのボタンを押せば良いのか不安になるかもしれません。

事前に海外ATMでどのような表示になるのか、クレジットカード会社のホームページ等から確認しておくようにしましょう。いざ使う時に困ってしまわないよう、しっかり準備したいですね。

国によってブランドを選ぶべき!?利用可能ATM台数は確認必須

クレジットカードには様々なブランドがあります。代表的なものが、次の4ブランドですね。

  • MasterCard
  • VISA
  • JCB
  • AMEX

この中で、実はAMEXカードは海外キャッシングのサービスを2012年で終了させています。つまり、AMEXカードを持っていても海外借入をすることはできないのです。

そのほか3つのカードブランドであれば、海外借入は可能となっています。これらのクレジットカードブランド対応のATMはどこの国にも十分に設置されているわけではありません。国によっては、利用できる場所が極端に少ないクレジットカードもあるのです。

せっかく海外借入出来るクレジットカードを持っているのに使う場所がない、使える場所がないというのは困りますよね。ですから、事前に行く国のどこに利用可能ATMがあるのか、何台ぐらいあるかをチェックしておくことが大切なのです。

利用可能ATMの場所、設置台数については、クレジットカードの公式サイトで確認出来ることが多いですね。公式サイトで見つからなくても、インターネットで検索してみると色々なサイトで紹介されていますので安心してください。

今からクレジットカードを作るという人は、行く国で便利に使えるカードブランドを選ぶと良いですよ。

海外借入の利用には別途申し込みが必要!?利用までの時間は?

海外借入対応のクレジットカードは多くあります。しかし、海外借入対応のクレジットカードを持っていてもそれが海外で使えるかどうかは分からないのです。

実は、海外借入をする場合は海外借入をするための申し込みをして審査をクリアする必要があるのです。クレジットカードの新規申し込み時に海外借入を申し込んでいれば、新たな手続きは不要となります。

海外借入が可能となるよう、限度額を設定する、申し込み方法としては電話もしくは会員ページから行うようになっていますね。電話申し込みをする際は、営業時間に気を付けるようにしておきましょう。

申し込みから海外借入が利用できる状態になるまで、申し込み受付・審査である程度時間がかかると考えておきましょう。海外借入の設定を申し込んだその日から利用できる、なんていうわけではないのです。

海外借入枠を追加する場合は、出来れば2週間前後余裕を見ていた方が安心ですね。ちなみに、新規でクレジットカードを申し込む際も、カードが手元に届くまで3週間程度かかりますので気をつけてください。

今自分が持っているクレジットカードが海外借入できる状態なのか分からないという場合は、カード会社に問い合わせてみると確実ですね。

両替よりもお得!?海外借入のメリットとは

海外で借入をするメリットは色々あります。

  • 現地のお金を直接入手できる
  • 両替手数料がかからない
  • 金利手数料の方がお得なケースが多い

主なメリットはこの3点でしょう。海外で現地通貨を得る方法として、最も一般的なのが両替です。ただ、両替所を探すのも大変ですし、混雑していてかなり待たされることも少なくありません。

両替手数料も結構かかってしまいますから、そう頻繁に両替すると損をしてしまうこともあるのです。

一方、借入でかかるのが金利手数料とATM利用手数料です。金利手数料と両替手数料、どちらがお得になるのかいくつかのケースをご紹介してみましょう。

両替手数料がウォン15.0% 香港ドル18.0%米ドル2.7%として、5万円を両替する・借入するケースを見ていきましょう。借入時の金利は18%、海外ATMの利用手数料は216円で計算します。

国名・通貨 両替手数料 金利18%で30日借入した場合の
金利手数料とATM手数料の合算
韓国・ウォン 7,500円 955円
香港・香港ドル 9,000円 955円
ハワイ・米ドル 1,350円 955円

このように、借入をして金利を支払った方が得をすることが多いのです。もちろん、そのときのレート、行く国によって結果は変わってくることもあります。

両替と借入どちらが得なのかについては、あらかじめ比較して確認しておくと良いですね。ただ、お金の部分で多少損をしても、手軽に現地通貨を得ることができるメリットは変わりません。

そのときの状況によって、借入と両替をうまく使うことができると良いですね。

海外借入は一括返済が基本!?返済可能金額の利用を心がけて

クレジットカードを使えば、海外でも現地ATMから現金の借入が可能であるということをご紹介してきました。ただし、海外借入をした場合注意しなければいけない点もあります。それが返済です。

通常、クレジットカードでキャッシングをした場合は次のような返済方法から選ぶことができることが多くなっています。

  • 一括返済
  • リボ払い
しかし、実は海外借入を利用した場合の返済方法は一括返済のみと決められていることが多いのです。むやみに海外で借入を利用してしまうと、返済金額が大きく一度では返済できないという事態も起こりかねません。

ですから、返済可能な金額のみを利用するよう注意しておく必要があるのです。ただし、海外借入をしてもリボ払いが利用できるクレジットカードもあります。

海外借入を申し込む際は、返済方法もしっかりチェックして理解しておくようにしたいですね。

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