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どうしても借りたい!審査通らない人の弱点をチェック!

お金を借りたい!そんな時にはキャッシングやカードローンを考えることが多いですよね。今時は即日融資もOK、申し込めばすぐに使えるところばかり。

でも、どうしても審査に落ちてしまう……中にはそんな人もいるようです。原因が分かっていれば別ですが、どうしても分からないという人も。

審査に落ち続けるのは良いこととは言えません。なぜ審査に通らないのか?審査に通るコツは?徹底究明して、次の審査はぜひ通過を目指しましょう!

内容が違うの?銀行や消費者金融の審査とは

お金を借りられる機関は色々あります。その中でも、個人向けのカードローンやキャッシングを扱っている金融機関は、様々な商品を提供しています。

  • 銀行
  • 消費者金融
  • 信販会社

この中でも、銀行と消費者金融は特に有名ですね。銀行ではカードローン、消費者金融ではキャッシングの形態で個人融資を行っています。どちらもATMを利用し、直接現金のやり取りをすることによって、融資を完了させる方法です。

信販会社はショッピング代金をカードによって一時立て替えるという利用方法ですので、個人融資という点においては少々異なりますね。ただ、最近はカードにキャッシング枠も付帯していることが多いので、困った時には利用できそうです。覚えておいて損はないでしょう。

では、ダイレクトに現金をやり取りする銀行と消費者金融ですが、その違いはいったいどういうものなのでしょう。改めてチェックしておきましょう。

どう違うの?銀行と消費者金融でお金を借りる時

銀行と消費者金融の共通点は、何と言っても「現金をダイレクトにやり取りする」ということです。カードローンとキャッシングの違いはありますが、内容としては同種と言えるでしょう。

金融機関 審査 金利 その他
銀行 時間がかかる(数日) 消費者金融より低い 提出書類が多い
社会的安心感が高い
消費者金融 最速で30~40分 銀行より高い 利用までスピーディ
利息が膨らむことも

銀行と消費者金融の代表的な違いは、以上のようなものだと言えます。今回のテーマの「審査」において、面白いほどに正反対であることが分かりますね。

銀行は審査に時間をかけることがほとんどです。また、提出する必要書類も多いことがあり、手間が相当かかるという一面があります。その分、金利がかなり低く、一度審査に通ってしまえば、かなりお得に利用することができますね。

消費者金融はとにかく審査が速く、最短で30分から40分、最初の利用までの時間が一時間に満たないこともあるほどです。しかもいい加減な審査ではなく、しっかりとした基準で合否を決めていますので、何の不安もなく申し込めます。

ただ、消費者金融は金利が高いと言われています。しかし実際は、返済総額としては微々たる金額にしかならないことがほとんどなのです。ただ、それよりも低い銀行と比較すれば、高いと考えざるを得ないでしょう。計画的な利用が必要だと言われるゆえんです。

なぜ落ちる?審査に通過できない原因はコレかも!

銀行と消費者金融の違いは、主に審査の速さや金利にあります。実際の審査ですが、「銀行は通ったけど消費者金融はダメだった」、あるいはその逆だった人もいるかもしれません。

審査の基準は一般的に公表されていません。あくまで企業秘密です。とはいえ、大体の内容はかなり正確に予測できますし、金融機関によっては、多少の条件を先に提示しているものです。
  • 年齢
  • 職業はどのようなものか
  • 収入(年収)はどの程度か、安定しているか
  • 他社からの借り入れの有無、その残額

銀行も消費者金融も、審査するのは大抵はこういった項目ですが、これらの条件を満たしていると思って申し込みをしても、どうしても落ちてしまう人が一定数いるようです。一体何が悪いのでしょうか。

過去の金融トラブルは?あったら厳しい審査項目!

審査に落ち続けてしまう人は、もしかすると、過去、お金を借りたことがあるのではないでしょうか。申し込みをした金融機関だけではなく、他の金融機関も含めて思い出して下さい。

  • 返済遅延を何回もしてしまった
  • 強制解約になった
  • 債務整理をした
何年か前に、こんなことをしてしまった記憶はありませんか?どれも決して良いこととは言えませんよね。この記録が残っていて、審査に影響している可能性があります。

お金の貸し借りで、トラブルはどんな金融機関も嫌うものです。記録が残っていれば、審査にはとても不利だと言わざるを得ません。まずは自分の過去を思い出すことから始めてみるべきでしょう。

申し込みブラックは?これも審査は通れない!

申し込みブラックをいう言葉を聞いたことがありませんか?「ブラック」とついていると、何となく嫌な語感ですが、その通り、「申し込みの時点でブラックになってしまっている人」を指す言葉です。

  • 一ヶ月以内に5社以上に申し込みをしている
  • 同時に5社以上に申し込みをしている

このどちらも、審査に悪影響を及ぼし、申し込みブラックと言われる状態になることがほとんどです。ここでは5社としていますが、一説によると、3社でアウトというケースもあるそうなので、どちらにせよ、多重の申し込みは避けた方がよさそうです。

複数の同時申し込みで懸念されるのは、「手あたり次第にお金を借りたいのではないか」という疑問を持たれるということなのです。お金に困っていてとにかく借りたい、借りられるだけ借りたい、と焦っている人にお金を貸すことは、ちょっと躊躇ってしまうものですよ。

案外多くてびっくり!初歩の初歩、申込書の誤字脱字

上記のどちらも思い当たらない……という人は、最初の一歩に戻ってみましょう。最初に何をしましたか?そう、申込書に記入をしましたね。この記入の段階でミスをしている可能性があります。

  • (オンライン申し込みなら)入力、変換ミス
  • (アナログ申し込みなら)誤字、脱字

初歩的すぎて苦笑してしまいそうなのですが、これが理由で審査に通らない人がとっても多いのが実情なんです。意外ですよね。

誤字脱字くらい直しておいてくれればいいのに……と思いたくなりそうですが、それは偽造になってしまいます。そもそも信用が大事なお金のやり取りの申込書を書き間違えるなんて、真剣に取引できるのだろうか?と疑われてしまう原因にもなります。

意外な理由の誤字脱字、入力ミスですが、こんなところでも審査に関わっています。申込書を送る前、送信ボタンを押す前、それぞれ改めてチェックする余裕を持ちましょう。

知らなきゃ損!信用情報の扱いと審査通過の関係

過去の金融トラブルや申し込みブラックなどの情報は、一体どうやって金融機関側に知られてしまうのでしょうか。それは「信用情報機関」の存在が挙げられます。

信用情報機関とは、金融に関するあなたの取引情報を、一定期間保管しておく存在です。情報の登録は利用金融機関が行います。あなたが申し込みをした情報が、その場で、ほぼリアルタイムで登録されると考えて下さい。これなら多重申し込みも分かってしまいますね。

信用情報機関は3種類存在しています。日本国内の正当な金融機関は、この信用情報機関を利用し、情報の登録を行ったり、顧客(申込者含む)の金融関連のデータを参照することが可能になっています。

利用機関をチェック!個人情報は本人閲覧可能!

信用情報機関に登録されるあなたの情報は、利用する金融機関が自由に閲覧することができます。この閲覧によって、審査に影響が出るわけです。

また、本人であれば、個人情報を閲覧することが可能です(もちろんあなた本人のものだけです)。何年か前にトラブルを起こした記憶はあるものの、何年前かを覚えてない……と言う時には、申し込み前にチェックしておくと良いですね。

と言うのも、金融トラブルの情報の保管には、それぞれ期限があるからです。

トラブル内容 保管年数
延滞中(現在進行形) 1~5年
延滞解消後 1~5年
債務整理 5~7年
自己破産 10年

現在進行形で支払いが遅れている(延滞中)は、1年から5年ほど、その記録が残されることになっています。延滞を解消しても、その時から1年から5年となっていますね。

債務整理にもレベルがありますが、自己破産よりも軽いとされる自己再生や借金の一本化は5年から7年、自己破産は長く、10年となっています。他のトラブル内容に比べれば、自己破産は社会的にも重大なトラブルですので、長い期間になってしまうのは仕方ないですね。

金融機関の種類で変わる!登録信用情報機関

情報の保管年数が「1~5年」「5~7年」など、曖昧な表記になっていることにお気づきでしょうか。実は、信用情報機関によって、その保管年数が違うのです。

金融機関が利用する信用情報機関は、金融機関の種類によって変わって来ます。

信用情報機関 利用機関
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行、信金など
株式会社 シー・アイ・シー(CIC) 信販会社
株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融

あなたが過去に銀行のカードローン商品などで金融トラブルを起こしているのなら、その情報はKSCに登録されていることになります。個人情報を参照したければ、KSCに手続きを取る必要がありますね。

ここに過去のトラブルが記録されていなければ、既にその情報は消去されたということです。「まったくない」という状態ですので、審査に悪影響を及ぼすことはありません。記録の保管について不安がある人は、ぜひ参照しておきましょう。

消費者金融と銀行、信用情報機関使い分けのコツ

この信用情報機関、過去に心当たりがある人には、非常に厄介な存在と言えます。しかし、使い方によっては、かなりお役立ち機関になってくれることも間違いではありません。

過去に銀行のカードローンなどで金融トラブルを起こしたことがある人はいませんか?その情報が登録された機関は、銀行が利用する「KSC」ですね。では、その人が消費者金融で改めて申し込みをしたいと思ったら、その情報は参照されてしまうのでしょうか。

答えはノーです。先にも説明した通り、利用登録をしている信用情報機関以外の情報の参照は、できないことになっています。

過去、KSC、JICCは情報の共有を行っていました。銀行での金融トラブルが、消費者金融側にも分かってしまうシステムだったのです。

しかし現在、KSCはJICCへの情報提供を廃止し、参照し合えない状態になっています。KSCに金融トラブルを記録されていても、JICCでは分からない=消費者金融は過去の銀行での金融トラブルを知ることがない、となるわけです。

こうなると、審査に悪影響が出る過去のトラブルが分からないことになりますので、審査に通過する確率がぐっと上がりますね。銀行で金融トラブルの記憶があるものの、消費者金融を利用したい人は、ぜひ覚えておきましょう。

何度も確認!申し込む時の最終チェック

ここまでで、審査に通過するコツというものが分かったのではないかと思います。申込書を送る前に、何度も確認をすることが大切ですね。

  • 過去の金融トラブルについて
  • 誤字脱字
  • 申し込みブラック

この3つへの対処を心掛けていれば、今までよりも審査に通過する確率は高くなることでしょう。ただ、更に注意したいことは、必要書類をきちんと揃えているかどうかです。

書類はOK?身分証と収入証明書の重要性

キャッシングやカードローンの申し込みをする時、必ず求められるのが、身分証明書と収入証明書です。このふたつがないと、確実に審査に落とされます。以下のものを用意しておきましょう。

種類 利用できる書類
身分証明書 自動車運転免許証
健康保険証
住基カード
収入証明書 源泉徴収票
給与明細(二ヶ月分、または指定月数分)
納税証明書

身分証明書を持っていない人は少ないと思います。どれも持ってない!と言う人は、役所に行って住基カードを発行してもらいましょう。きちんとした身分証明書になりますし、お金を借りる時以外にも使えて便利ですよ。

収入証明書は、大抵の人がクリアできるかと思います。また、借入希望金額が低い場合、提出しなくても良い金融機関がほとんどです。数百万の大金の借り入れを予定している人のみ、事前に準備しておけば良いでしょう。

どこで借りるとしても慎重に&信用情報を大切に!

銀行も消費者金融も、以前よりは敷居が低くなっているとは言え、やはり申し込みの時には緊張するものです。審査に落ちてしまうと、その記録も信用情報機関に残ってしまいます。

申し込む時には全ての項目に対して慎重に、そして信用情報を念のためにチェックしておくと良いでしょう。あなたが知らなかったミスが発覚するかもしれません。

銀行と消費者金融、どちらにも利点があり、手軽に使える時代です。ちょっとしたミスで利用できないのはもったいないですから、最終チェックをして、しっかり審査に通るように頑張りましょう!

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