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知って下さい!カードローンの借入で気になる金利の事!

カードローンには金利がかかる。カードローンでの借入を考えた時、心配なのはその金利がどれくらいかかるのかという事ですよね。

出来れば金利のあまりかからないカードローンに申込したい、どうすれば利息を少なくする事ができるの?こちらでは金利の事を詳しく説明しています。

出来るだけ低い金利のカードローンを選ぶコツや、利息を最小限に抑えるカードローンの利用方法について、例を挙げてお話ししているので、ぜひカードローン選びの参考にして下さいね。

カードローンで気になる事NO.1の金利について

カードローンを選ぶ時に一番気になるのはやはり金利の事ですよね。金利について少し詳しくお話しして行きましょう。カードローンに限りませんが、お金を貸し付ける側にとって金利は大切な利益なのです。

そもそも金利とは何なのでしょうか。金利は借りたお金に対して支払う借り賃のようなものです。 一般的に消費者金融では上限年利率18%、銀行では平均して年利率14%の金利となっています。

実際に1年間にかかる利息を計算してみよう!

金利は年利率で表します。18%なら借りたお金に対して、1年で18%の利息が必要ですよという事です。例えば30万円を年利率18%で借りた場合の利息はどうなるのでしょうか。

30万円×18%=54,000円 利息は54,000円かかる事になります。銀行の場合は、30万円×14%=42,000円、消費者金融のカードローンとの金利差は12,000円です。これは大きいですよね。

単純に計算してかかる利息についてはお分かりいただけましたか。元金に対して年間でかかる金利を%で表したものだと思って下さい。

貸金業法改正で消費者金融はどう変わったか

消費者金融の金利ってもう少し高くなかった?と思われませんか。確かに以前消費者金融会社のカードローンなどはかなり高い金利で融資を行っていました。ほぼどの業者も上限29.2%という高利で融資をしていたのです。

30万円借りると、1年で87,600円の利息を支払わなければいけなかったのです。銀行のカードローンの2倍以上です。高額融資となるとそれだけ多くの利息を支払わなければいけません。

最初に借入したお金の返済に困り、また次の業者から借入するという多重債務者が多く出てしまったのもこの頃の事です。この状況に変化があったのは貸金業法が改正された事からです。どのような変化があったのでしょうか。

  • 総量規制により貸付額規制されるようになった
  • 利息制限法の改正による実質上の金利引下げ
  • むやみな取り立てなどの取り締まり強化

貸金業法の改正の大きな項目としては総量規制の施行と利息制限法の改正が挙げられます。 過剰な貸付を抑制する為の手段として施行された総量規制は年収の3分の1以上の貸付を規制した法律です。

この総量規制対象となるのは貸金業者である消費者金融、信販会社などで、カードローンの限度枠、クレジットカードのキャッシング枠などの合計が年収の3分の1以内でなくてはいけないと定められたのです。

それまでは特に規制が無かった為、何社からでも借入でき、多くの多重債務者を出す結果となっていました。社会現象にもなった多重債務者を増やさない為の手段としてこの貸付の規制が施行されたのですね。

利息制限法の改正は正しい金利設定修正につながった

利息制限法はもともとある法律で、消費者金融でも上限はありました。以前の利息制限法の上限利息も現在と同じ15%~20%だったのですよ。ええっ!と驚かれますよね。以前はどの業者も29.2%を上限利息としていましたから。

これは利息制限法の上限利息と出資法の上限利息である29.2%の間のグレーゾーン金利が廃止され、それまでの出資法の上限を超えると刑事罰を受けるものがグレーゾーン金利にも適応される事になったからです。

実質上、利息制限法の上限利息と出資法の上限利息が統一されたようなものですね。その為金利設定の修正がなされ、実質上の金利引下げとなったのです。融資額による年利率は下記表の通りです。

~10万円まで 10万円~100万円まで 100万円~
上限20% 上限18% 上限15%
このように利息制限法改正により安心の上限利息となり、消費者金融のカードローンのイメージは大きく変わって行ったのです。当然イメージを損なうようなむやみな取り立ても規制され、よりクリーンなものとなっています。

利息を抑える為に必要な事は何?

利息制限法改正により安心な金利設定となっているカードローンの事はわかっていただけたでしょうか。それではその利息をより抑える為にはどのような工夫が必要なのかお話しして行きたいと思います。

上限利息はあくまでも上限、金利は顧客により変更する事も有りうるのです。もちろん最初から低い設定は無理でしょうが、信用実績を積む事により金利を下げる事は可能なのです。

また銀行のカードローンの場合は顧客の取引状況によって、金利が優遇される場合もあるので、確認が必要です。

消費者金融A社 銀行A社 銀行B社
4.7%~18%の範囲で変化 住宅ローン利用者は0.5%金利優遇 給料振込、公共料金引落などの利用で金利優遇

このように同じ金額の限度額でも、顧客により金利が変る事もあるのです。銀行の場合、通常利用している所でカードローンを申込むと、金利が低くなる可能性が大きいのです。これは利用しない手はありませんよね。

こんなにお得!利息のかからないカードローン利用法

銀行のカードローンの場合は利用状況で金利が優遇される他、もともとの金利設定もかなり低めとなっています。これは以前から顧客の品質に拘り、極力リスクを避けた融資を行ってきた銀行だからこそ成し得た事です。

消費者金融のカードローンでは何かお得になるカードローンの利用方法があるのでしょうか。大手の消費者金融では多くが期間を限定して利息無料のキャンペーンを実施しています。

新しくカードローンに申込んだ顧客を対象に初めての借入分に対する利息を、最大30日間無料にするとか、150日間一部の借入額に対する利息を無料にするというキャンペーンです。

利息無料キャンペーンを上手に利用しよう!

例えば欲しいブランドバッグが今買うと30%オフなどという場合、そのバッグを30万円だとしたら21万円で買えるという事です。1ヵ月後なら買えるのに…そんな場合にこそカードローンです。

カードローンで30万円借入して30日後に一括返済すれば、30日利息無料キャンペーンを利用すれば金利は0円でバッグも安く手に入り、残りのお金で新しい洋服をゲットし、美味しい食事まで出来るという訳です。

もちろん21万円だけを借入して、一括返済しても利息は0円です。これは本当にお得なキャンペーンですね。

金利のかからないカードローン選びのコツ

金利についてカードローンにより若干の差はあるものの、今では法律により、適切な利率となっている事、消費者金融、銀行のそれぞれのカードローンでお得な金利サービスがある事などおわかりいただけたでしょうか。

金利のないカードローンはありませんが、極力金利を抑えるカード選びのコツはあるのです。銀行なら給料振込や、公共料金、クレジットカードなどの引落で日頃取引のある銀行のカードローンを選ぶ事です。

消費者金融なら、初回利息無料のキャンペーンを行っている所へ申し込むとお得です。 そして銀行も消費者金融も利用限度額によって金利も低い設定となるというのを利用しましょう。

カードローンの限度枠をすべて使う必要は無い!

消費者金融では50万円を超える融資には収入証明書が必要となるのですが、100万円までの限度枠では上限18%の利息が、100万円以上では上限15%となります。銀行の場合も限度枠によって上限利息が低くなります。

そしてその限度枠をすべて利用する必要はなく、100万円の限度枠で10万円借入しても30万円の限度枠で10万円借入しても当然かまわないのです。ただ掛かる利息は15%と18%と変ってきます。

15%での利息は一年で15,000円、18%での利息は1年18,000円です。同じ借入金なら少しでも低い利息の方が良いですね。年収が充分ある場合は限度枠を大きくするのも金利を抑えるコツのひとつです。

銀行のカードローンは総量規制対象外

銀行の場合は総量規制対象外なので、より高額の限度枠での申込も可能となります。100万円の限度枠でも300万円の限度枠でも借入金は1万円からOKなので、より低金利が期待できます。

ただ、限度枠が大きくなると、審査は当然厳しくなりますし、ついつい使い過ぎてしまう可能性も出てきます。しっかりとした計画のもとで借入を行わなくては、せっかくの低金利も無駄になってしまいます。

計画的な借入、返済で上手にカードローンを利用し、利息を最小限に抑えた、ゆとりのある生活を楽しんで下さいね。

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