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便利?不便?みずほ銀行カードローンのATM利用はどう?

みずほ銀行は大手都市銀行の一つですが、ここのカードローンの特徴の一つとして、限度額が大きく金利が低いという点があります。

この特徴はかなり魅力的なものですが、カードローンはそれ以外にも便利さがなければなかなか利用に結び付かないものです。

この便利さの中には、申し込みの手軽さや対応の早さもあるのですが、それ以外にも実は実際に借り入れや返済を行う時の手順や手間、手数料なども考慮されます。

手数料はいくら?手間は掛からない?みずほ銀行のカードローンの場合、ATMの利用はどうなのでしょうか?

内容は充実している!みずほ銀行のカードローン

大手銀行であるみずほ銀行のカードローンは、2つのコースがあります。銀行の規模から言って、もっとコースが沢山あるようなイメージかもしれませんが、実際のコース数は少なく、また、その2つのコースも内容の一部が違うだけで、後は基本的に同じです。

少し珍しいパターンと言えるかもしれません。

みずほ銀行カードローン概要

条 件 満20歳以上満66才未満
安定かつ継続した収入が見込める
保証会社の保証を受けられる
※外国人の方は永住許可を受けている方が対象 
資金使途 自由
(ただし事業性は不可)
限度額 10万円~1000万円
(エグゼクティブプランは200万円から)
※みずほダイレクトにより「ネット口座振替受付サービス」を利用した申し込みの場合、限度額は200万円
※本人に収入がない場合、配偶者に安定かつ継続した収入があると利用限度額30万円まで借りられる
金利(年利) 3.5~14.0%
※カードローン契約時に利用店舗にて住宅ローンを利用している場合、基準金利より0.5%引き下げる場合あり
遅延損害金 19.9%
返済方法 口座引落し
任意での返済(ATM・みずほダイレクト)
※任意振込みの場合も基本は口座引落しが行われる。
担保・保証人 不要
(保証会社:株式会社オリエントコーポレーション)
必要書類 本人確認書類
(転免許証、パスポート、健康保険証などのコピー)
所得証明書類
(源泉徴収票、住民税決定通知書などのコピー)
※収入証明書類は200万円以下の場合、不要

コースで金利と限度額が変わる?がどちらかは選べない!

2つのコースの基本的な部分は一律同じですが、金利と限度額がコースによって若干違います。

限度額 金利
コンフォートプラン
金利
エグゼクティブプラン
10万円~100万円未満 14.0%
100万円~200万円未満 12.0%
200万円~300万円未満 9.0% 7.0%
300万円~400万円未満 7.0% 6.0%
400万円~500万円未満 6.0% 5.5%
500万円~600万円未満 5.0% 5.0%
600万円~800万円未満 4.5% 4.5%
800万円~1000万円以下 4.0% 3.5%

この2つのコースは、違うのが金利や限度額だけなので、申し込みの段階でどちらかのコースを選ぶという形ではありません。自分でコースを選ぶことはできず、審査の結果によって変わります。

通常は最初からそれぞれのコースを見て、自分にあったコースのカードローンに申し込むものです。この形でのカードローンは少し珍しいと言っていいでしょう。

しかし、このみずほ銀行カードローンは、審査する段階で銀行の方でどちらのコースにするのか決めます。そうなると不満に思う人はいるかもしれません。

しかし、そもそもエグゼクティブコースの方は、限度額の下限から見ても早々多く選ばれるとは言い難いのは容易に想像できるのではないでしょうか。

申し込みもWEB完結ならば早くて簡単?

申し込みに関してですが、いくつかの方法があります。

  • パソコン
  • スマートフォン
  • 携帯電話
  • 電話
  • 郵送
  • 店舗窓口

どの方法においても、申し込み、審査後の契約は郵送の形になるので、時間がその分かかります。早く手続きがしたい場合は、審査後店舗へ赴きそこで手続きする方が時間短縮になります。

それよりも一番早いのは、WEB完結申し込みです。この申し込みだと、来店・郵送不要で、みずほ銀行の口座を持っていると即日融資が可能です。

申し込みまでの流れ

  みずほ銀行の口座がある場合 みずほ銀行に口座がない場合
インターネットなどで申し込み インターネットなどで申し込み
審査 審査
メールで審査結果の回答 メールで審査結果の回答
必要書類の提出
(カメラ機能などで登録用URLに書類画像を登録)
申込書の送付
カードローン口座開設
(キャッシュカードのカードローン機能が追加される)
申込書・必要書類の返送
(提出)
カードローン口座開設
(カードの送付)

口座がある場合、早くて当日に借り入れすることが可能です。(手続き時間帯による)

口座がない場合は、書類の送付があるのに加え、口座の開設が必要なので、流れで見るよりも実際には時間がかかります。ただ、審査に関しては最短即日審査が可能となっているので、結果は早く知ることはできます。

みずほ銀行カードローンのメリットはたくさんある!

みずほ銀行カードローンは、銀行ならではの特徴をはじめ、メリットがたくさんあります。

  • 限度額1000万円
  • 収入証明書が限度額200万円までなら不要
  • 元々持っているキャッシュカードにカードローン機能をつけて使える。
    または、カードローン専用カードを作ることも可能。
  • 24時間受付
  • WEB完結での申し込みの場合、即日融資可能
    (口座を持っている場合のみ)
  • 自動貸越機能がある
    (キャッシュカードにカードローンが一体になっている場合のみ)
  • 自動融資サービス
  • 自動振替サービス

銀行ならでは、というものや銀行ではなかなか対応してくれないような内容もメリットとしてあります。

特に限度額は銀行の中でも他にないくらい高く、その割には金利が低いのはかなり魅力的です。

収入証明書も、消費者金融の場合は、貸金業法の関係で50万円までなのに対して、200万円までは不要なのは、申し込みの手間を考えるとかなり便利といえます。もちろん、他の銀行も50万円以上までOKなのですが、100万円までというのが多いのではないでしょうか。

これは便利!お金が不足時は自動的に融資される

自動貸越機能とは、普通口座から引き出ししようとして残高不足だった場合、カードローン口座から自動的に借り入れすることができる機能です。

もちろん限度額内での話ですし、キャッシュカードにカードローン機能が付随していなければこの機能はつけられないのですが、あればお金が必要な時、慌てなくてすみます。

自動融資サービスも自動貸越機能と似たようなもので、公共料金やクレジットの引き落としがあるのに残高不足の場合、不足分を自動的に融資する形で引き落としができる機能です。

また、自動振替サービスは、カードローン口座へカードを使って入金をしたら残高がプラスになった場合の機能で、そのプラス分を自動的に返済用普通預金口座に入金されるものです。

これらの機能は、わざわざ自分で気をつけなければいけないことを自動的にやってくれる、とても便利と言える機能です。

もちろん、便利だからとそのまま任せっきりにしていると後で自分の想定以上の借金になっていたりするので、こまめにチェックするのも大事です。

便利?使いやすい?みずほ銀行カードローンのATMは

みずほ銀行のATMですが、まず利用できるATMは大手銀行ということで大抵のATMで利用できます。コンビニに関しても同じです。

利用できるATM

  • みずほ銀行
  • 提携金融機関ATM
  • ゆうちょ銀行
  • コンビニ(Eネット、ローソン、セブン銀行、)

コンビニのEネットは、コンビニの名前ではなく、ATM機の会社の名前と言えばわかりやすいでしょうか?多くのコンビニでEネットのATMが設置されています。ローソンやセブン銀行はそれぞれ独自でATMがあります。

ちなみに提携銀行は多くあり、当然、大手都市銀行とも提携しています。

提携銀行の一例

  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 青森銀行西日本シティ銀行
  • 第一勧業信用組合
  • 大東京信用組合   など

キャッシュカードでの引き出しには2パターンある!

ATMを利用する時に気をつけなければいけないのは、キャッシュカードを使っている方です。と言うのは、キャッシュカードとして引き出すのとカードローン機能を使って引き出すのではお金を手にすること自体は変わらないのですが、意味合いが変わってくるのです。

キャッシュカードのまま引き出しする場合、便利な機能として自動貸越機能がつているとありましたが、この自動貸越機能で引き出すのは、キャッシュカードとして引き出すということです。

しかし、カードローンとして引き出すのは、やはり言葉通りカードローンとしての扱いなのです。その為、ATMでの対応も変わってくるのです。

利用の有無

  キャッシュカードで借入
(自動貸越)
カードローン
(キャッシュカード兼用タイプ)
カードローン専用
みずほ銀行ATM
Eネット
(振替は×)

(振替は×)
ローソンATM  ○ 
(振替は×)

(振替は×)
セブン銀行 ×
(借り入れと返済は○)

(振込と振替は×)
提携金融機関ATM ×
(振替と返済は×、振込は一部×)
ゆうちょ銀行ATM ×
(振込と振替は×)

キャッシュカードでカードローンを使う場合とカードローン専用とでは、ATMも対応が違うようです。カードローンとして使うならば、専用タイプの方が、ATMの対応が良いように思われます。

ATMの利用時間はみずほの場合はどう?限られている?

では利用時間はどうなのでしょうか。どうやら曜日によって違うようです。

  みずほ銀行ATM コンビニATM
月曜日 7:00~24:00
(返済・振替のみ8:45~18:00)
終日
(返済のみ8:45~18:00)
火~金曜日 終日
(返済・振替のみ8:45~18:00)
終日
(返済のみ8:45~18:00)
土曜日 0:00~22:00
(返済・振替のみ9:00~17:00)
0:00~22:00
(返済のみ9:00~17:00)
日曜日 8:00~21:00
(返済・振替のみ9:00~17:00)
8:00~24:00
(返済のみ9:00~17:00)

※土曜日ですが、第1・4土曜日の、3:00~5:00は利用できません。

時間を見るとよほど夜中にATMへ行くことは稀なので、十分ではないでしょうか?今はコンビニで24時間対応できるという点では便利になったと思います。

やはり気になる?ATMでの手数料はかかるのか?

カードローンのATM手数料に関してですが、たいていの銀行や消費者金融は自社のATMならば無料となっている所が多いです。それは、時間帯によって変わります。

みずほ銀行の場合も手数料は基本的に掛かりません。ただ、やはり時間外はそうもいきません。時間帯によって108円、または、深夜だと216円掛かってしまいます。

とはいえ、みずほ銀行のATMは時間外手数料、利用数量、振込手数料が無料にすることができます。

時間外も無料にするには、「みずほマイレージクラブ」に加入すればいいのです。時期としては、加入し月末時点でカードローンの借入残高がある場合、翌々月からの取引が対象となっているので、タイミングは気をつけなければいけません。

みずほマイレージクラブとは
入会金・年会費無料の個人のお客向けサービス。加入するとさまざまな特典やサービスを受けることができる。
主なサービスは、手数料無料、カード発行手数料無料、キャッシュカードの不正利用による損害を補償などいろいろな形である。

提携銀行やコンビニに関しては、みずほマイレージクラブを考えない場合、やはり手数料が発生すると考えた方がいいです。とはいえ、みずほ銀行は大手都市銀行なので、どこに言っても支店はあります。

またはコンビニという手もあるので、なるべく手数料がかからないような形でお金を借りるといいでしょう。

金額ですが、時間帯によってみずほ銀行ATMと同様、108円と216円になります。特に深夜や土日は216円になっている場合がほとんどです。

コンビニと銀行では違う?コンビニATMの手数料は?

コンビニATMの場合、(みずほマイレージサービスに加入で)一定回数まで無料にできるとあるのですが、月4回まで時間外手数料・利用手数料・振込手数料(他行宛て)が無料と、回数が決まっています。

となるとそれ以上は下手にコンビニを利用しないように気を付けた方が余分な出費にはならないのではないでしょうか。もちろん、上手に使い分けられると一番でしょう。

4回以上となるとやはり手数料が掛かります。

手数料の違い

  Eネット ローソンATM セブン銀行ATM
平 日 216円
(8:45~18:00 108円)
216円
(8:45~18:00 108円)
216円
(8:45~18:00 108円)
土曜日 216円(0:00~22:00) 216円(0:00~22:00のみ) 216円
(借入は0:00~22:00・返済は9:00~17:00のみ)
日曜日 216円
(8:00~24:00)
216円
(8:00~24:00のみ) 
216円
(借入は8:00~24:00・返済は9:00~17:00)

セブン銀行もEネットも残高照会は無料です。(ローソンは記入ナシの為不明です。)

どこも似たような内容です。4回までは無料とあっても、その月のコンビニでの合計になるので、店舗が違っても回数は総数になります。

ですので、多く利用するようならば、無料回が終わったらなるべく平日の昼間に利用することをオススメします。

それでもやはり4回までは無料はかなりサービスが充実していると思っていいのではないでしょうか。

総合的に見て自分にあっているのかどうか判断するのがいい

ATMに関しては、どうしても便利さが先に来てしまいますが、通常は手数料が発生するのを忘れがちです。

しかし、みずほ銀行は、加入手続きの必要があるものの手数料が無料になるという方法があります。この「みずほマイレージクラブ」を使わない手はありません。

もちろん、カードローンにおいては、便利さだけでなく、限度額や金利、そして審査などの申し込み手続きの問題は、大きなポイントです。

総合的に見て、自分にそのカードローンがあっているか決めなければいけませんが、それでもみずほ銀行のカードローンはオススメできるカードローンです。

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